【異次元フェス向け⑦】公式動画で確認!ミリオンDAY1の予習曲【ようこそラブライバーさん】


このエントリでは、異次元フェスDAY1に出演する「アイドルマスターミリオンライブ(ミリオン)」のオススメ予習曲を載せています。アイマスに触れたことのないラブライバーの皆さんや、ミリオンに詳しくない他ブランドのPさん向けに用意してみました。公式動画もいっぱい貼っておきましたので、是非ご覧ください!

目次

はじめに

  • ミリオンライブには39人のオリジナルアイドルがいます(各作品には先輩アイドルの765プロオールスターズ13人も登場します)。異次元フェスDAY1には、そのうちの8人のキャストが出演予定です。このエントリでは、そのキャスト8人のアイドルに関係する楽曲についてライブに向けてのオススメ予習曲を紹介しています。
  • ミリオンは大胆に予想を立てて記事を記載しています。選曲やコメントには執筆者の好みが大いに反映されていることをご了承ください。
  • ここでは公式動画を多数引用しています。動画の内容は公式のものとなりますので、取り扱いにはご注意ください。
  • ミリオンは各サブスク配信サービスでほとんどの曲をフルバージョンで聴くことができます。気に入った曲があれば、是非フル音源を聞いてみてください。
  • いちばん大事なことを書きます。現在放送中のアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ」を見てください!こんなブログ読むより100万倍解像度上がります。既に劇場先行配信で最後まで公開されており、全話通して名作保証できます!ミリオンPがびっくりするくらい良いアニメです!ぜひ見て!お願い!

セトリ予想:ミリオンはソロをやるのでは?

ミリオンライブのアイドルは「ミリオンスターズ」と呼ばれ、39人もいます。固定ユニットはなく、楽曲や企画に応じたユニットが都度組まれる、そんな自由なシステムを採用しています。なんでもできて夢はありますが、正直覚えるのは大変です。ご新規さんには特に辛いですよね。何を隠そう、ミリオン歴10年のPでも誰がどの曲のユニットに所属していたか曖昧になってしまうことがよくあります。もちろん自分もです。イバんな。

それはともかく、過去の楽曲やアニメ最新曲のユニットを見ても、DAY1とDAY2のメンバーで組めるユニットというのが殆ど見当たりません。DAY1の「ストロベリーポップムーン(いちぽむ)」とDAY2の「オフィウクス 」くらいです。そもそも両日とも人数が8人しかいません。シャニマスが4ユニットずつ参加しているのですから4曲披露すると仮定すると、1曲あたり2人になってしまいます。デュオ曲が無いわけではないですが、それでもやはりこれまでの楽曲のオリメンとはマッチしません。

そこで私は考えました。これはもしかしたら「ソロ曲」をやるのではないか?と。ソロと言ってもフルで8人回してたらとても時間が足りません。やるとすればメドレー的なショート版だと思います。ミリオンは殆どのメンバーに独自のソロ曲が4曲ずつあります(なので曲数がめっちゃくちゃ多いです)。ソロで回すには最適なコンテンツと言えるでしょう。また、ミリオンがソロで来るとすると、恐らくニジガクがソロで向かい撃つのでは?という予測もたちますね(カッコよく言ってますが、外したらゴメンナサイ)

というわけで、このエントリでは各メンバーのソロ曲を2曲ずつ動画紹介した後、今回揃うユニット「いちぽむ」のオススメ曲だけ紹介したいと思います。その他の曲は⑨の両日のエントリで紹介します。全て執筆者の勝手な妄想なので、あまり深く信じず気楽に読んでください。

春日未来のソロ曲

春日未来(山崎はるかさん)は、ミリオンのセンターポジションの14歳アイドルです。765プロで言うところの春香ポジションで、μ’sで言うところの穂乃果ポジションですね。性格は良く言うと素直であっけらかん、率直に言うとかなりアホの子だったりします。現在放送中のアニメでは主人公属性が大幅に強化されており、運動神経の良い優しく明るいポジティブな子として描かれます。

キャストの山崎さんは765プロが大好きなアイマスPでもあります。ミリオンの大黒柱として魅せる堂々たる姿は、頼もしくてカッコいいリーダーそのもの。プロデューサー視点で「俺たち」の声を代弁してくれることも多く、P達から多大な支持を集めています。それはそれとして、ライブのMCではいろんな愉快な事故を起こして楽しい人でもあります。

素敵なキセキ

未来の最初のソロ曲です。コンテンツ初期にリリースイベントなどで非常に多く歌唱されており、全アイマス曲の中で、ソロ歌唱された回数が最も多い曲として知られています(ソロ歌唱でないソロ曲だと「キラメキラリ」の方が多いらしいです)。サビの分かりやすい「いっぱい!」「絶対!」というコールが簡単かつとても楽しいので、覚えておくといいかもしれません。調子が出てくると山崎さんがマイクを客席に向け、本人ほとんど歌ってねえ!といったシーンもよく見られました。さすがに合同ライブではそこまではしない……と思いますが、どうかな?

[ミリシタMV]

[ライブPV]

未来系ドリーマー

未来の3曲目のソロ曲です。未来らしい元気いっぱいの曲で、より強く「春日未来らしさ」を押し出したソロ曲となっています。特にサビの最後の「未来!」が非常によくハマっており、アニメを見たPが聞きたくなる曲だと感じています。ラスサビの「未来!」ではやはりマイクを客席に向けてくる事が多いので、元気な声で彼女の名前を叫びましょう。

[試聴動画]

[ライブPV]

未来の他のソロ曲

  • 未来飛行ミリシタMVライブPV
    未来の2曲目のソロ曲です。1・3曲目に比べると、少し歌い上げる感じでエモさがあります。サビの最後の「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!イェー!」コールをしっかり決めたいです。
  • しあわせエンドロールミリシタMV
    未来の4曲目のソロ曲です。「今日の終わり」を歌うバラード曲です。アニメでエンディングに使われそうな曲ですね。

最上静香のソロ曲

最上静香(田所あずささん)は14歳のアイドルです。父親にアイドル活動を反対されており、いずれはアイドルを辞めるように言われていることから「私には時間がない」が口癖になっているような子です。しかし本人は誰よりもアイドルになりたい気持ちが強く、熱いハートを内に秘めています。それ故にプロデューサーに当たりが強いこともありますが、それが彼女の個性。極度にうどんが好きだったり、絵が壊滅的にアレだったりといろいろキャラ崩壊の向きもありますが、脳天気な未来に対して、ミリオンのストーリーの主軸になりやすい子です。

アイマスでは各作品のセンターユニットとなる三人組を通称「信号機」と呼ぶことが多く、「赤(ピンク)」「青」「黄色(黄緑)」の三色のアイドルが揃います。ミリオンの信号機の「赤」は未来、そして「青」を担当するのが静香です。アイマスの「青」と言えば伝統的に歌唱力が高く、「青の系譜」などと呼ばれています。その歌唱力と表現力は歌姫揃いのミリオンの中でもトップクラス。会場を青一色に染め上げる彼女の世界を是非、現地で堪能してください。MCになった途端に化けの皮がズルズル剥がれたりもします。

Precious Grain

静香の1曲目ソロ曲です。これも初期のミリオンでは鉄板の曲でした。765プロASの8thライブでゲストという形で披露されたことがあり、当時765プロしか眼中になかったP達の一部をこの曲で確実にミリオンに惹きつけました。初期はサビに「フッフー」「フワフワ」などのコールが入っていましたが、だんだんとコールが減っていった珍しい曲でもあります。今ではサビの田所さんの指先に合わせて、コンサートライトを高く掲げるのが通例になっています。

[ミリシタMV]

[ライブPV]

Cross the future

静香の4曲目のソロ曲です。思いっきりロックに振った曲調になりました。静香としては新境地のソロ曲となりましたが、田所さんのオリジナルのアーティスト活動とは非常によく馴染むものとなっています(タドコロックなどと呼ばれてますね)。今年1月の9thライブで披露され、曲調以上に武道館を爆アゲしたのが記憶に新しいです。

[試聴動画]

静香の他のソロ曲

  • Catch my dreamミリシタMVライブPV
    静香の2曲目のソロ曲です。自分自身のアイドルへの想いをポジティブに、のびのびと歌い上げています。静香のアイドル人生にとても寄り添った曲といえますね。
  • SING MY SONG試聴動画ライブPV
    静香の3曲目のソロ曲です。こちらは静香の覚悟を表現したような、力強いバラードです。本当はこれを動画貼り付けで紹介したいところなんですが、メドレー向きではなさそうという理由でリンクのみに。
  • ……………

伊吹翼のソロ曲

未来、静香ときて、「信号機」の「黄色」が伊吹翼(Machicoさん)です。3人とも14歳、同い歳の中学生です。翼は才能では抜きん出ている天才肌の子で、765プロASの星井美希を彷彿させるアイドルです。翼自身も美希への憧れが強く、この2人の関係性は昔から作中でよく描かれていました。そんな翼の活躍と葛藤がアニメでも上手く描かれています。

そんな翼の楽曲とライブパフォーマンスは「盛り上げ系」が中心ですが、それだけでまとめるのが勿体ないほどMachicoさんのパフォーマンスが強いです。歌も上手く振りもパワフルで情熱的。ライブ衣装ではおヘソを(半ば無理やり)出すことが多く、視覚的にも楽しませてくれます。そんな彼女ももちろん、MCやそれ以外でいろいろ些細なトラブルを起こして楽しませてくれます。

Believe my change

翼の2曲目のソロ曲です。マイナーコードでクールでありながら、かつ熱さを感じる情熱的な曲です。MCでふにゃふにゃしてるMachicoさんが突然全然違う表情を見せるので、知らない人はびっくりします。この曲もサビでフーフーフワフワといったコールが入るんですが、聴きに徹して全然構わない曲だと思います。ミリオンは空間を支配するほどの歌唱力を持ってる人がたくさんいるので、聴き逃したら勿体ないです。

[ミリシタMV]

[ライブPV]

ロケットスター☆

翼の3曲目のソロ曲です。会場のボルテージを一気に最高潮まで高めるロック調の楽曲で、非常に人気があります。ミリオンには明確な「全員がウルトラオレンジを振ると決まってるような曲」がそれほど多くなく、この手の高ぶり曲で非常に多くUOが炊かれます。サビ前の「スリーツーワン!」がいちばん大事なコールポイントです。全力で盛り上がりましょう。

[試聴動画]

[ライブPV]

翼の他のソロ曲

  • 恋のLesson初級編ミリシタMV
    翼の1曲目のソロ曲です。コールポイントがとても多く、非常に盛り上がる楽曲です。イントロ後に「エルオーブイイーラブリーMachico」という有名なコールがありますが、中の人の名を呼ぶコールもここ10年くらい生まれてないですね。昔のアイマスにはちょくちょくありました。
  • 泣き空、のちミリシタMV
    翼の4曲目のソロ曲です。翼にしては珍しく感じる、うまくいかなかった日の凹んだ気持ちを歌うバラード曲です。でも作中でこういう翼を見るシーンもあると同時に、ただ凹むだけではない姿もちゃんと歌詞に描かれています。

箱崎星梨花のソロ曲

ここから信号機でないメンバーとなります。箱崎星梨花(麻倉ももさん)、「はこざきせりか」と読みます。星梨花は13歳の中学生アイドルで、お金持ちの家に生まれた箱入り娘です。缶ジュースやハンバーガーすら開け方食べ方が分からないという筋金入りですが、何事にも好奇心があり積極的に学ぼうとする姿勢が健気な子です。

そんな好奇心でアイドルにまでなった彼女ですが、とにかくかわいい。作中でも他のアイドルにかわいがられ、ミリオンPの目線でも常に「かわいい」の大合唱、声もかわいい、キャストもかわいいというかわいいづくしの子です。キャストの麻倉さんはどこまで天然でどこからあざといのか判断に困るような不思議な人で、そんな彼女も含めてどこまでも「かわいい」と愛され続ける、それが星梨花というアイドルだったりします。ライトカラーはピンクです。

夢色トレイン

星梨花の2曲目のソロ曲です。比較的テンポが速めの、ポジティブで元気なアイドルソングとなってます。聴いてもらったらすぐ分かりますね。かわいい。とにかくかわいい。割とコールが多くて忙しい曲ですが、初見だったらそのまま真正面から受け止めてほしいかわいらしい名曲です。いや久しぶりに聞いたけどマジかわいいなこれ。

[ミリシタMV]

[ライブPV]

きまぐれユモレスク

星梨花の4曲目のソロ曲です。これからミリオンライブを知ろうという人にいきなりこの曲を紹介していいものかと迷いましたが、いいや出しちゃえ。この曲は星梨花のギャップ曲で、端的に言うと毒です。悪い子星梨花ちゃんが我々の脳に直接ダメージを与えてくるタイプの精神攻撃です。9thライブで披露されたこの曲で、たくさんのPが帰らぬ人となりました。フルで聴くとダメージが大きいので、良かったら是非サブスクでお楽しみください。フルで聴けますので。

[試聴動画]

星梨花の他のソロ曲

  • トキメキの音符になってミリシタMV(セカンドヘアスタイル)
    星梨花の1曲目のソロ曲です。これまたかわいいの全面推しで、「カワイイネー」「モチョカワイイネー」と当初から人気を博していました(キャストの麻倉さんは「もちょ」と呼ばれて親しまれています)。曲調の割りにコールが多く、結構忙しい曲となります。
  • Come on a Tea Party!試聴動画ライブPV
    星梨花の3曲目のソロ曲です。星梨花がティーパーティに招待してくれるというとてもありがたみのある曲です。きまぐれユモレスクでなければこちらを貼ろうと思ってました。

天空橋朋花のソロ曲

天空橋朋花(小岩井ことりさん)。15歳にして凄まじいカリスマ性をもつ、「人の上に立つ」系の傾国の少女です。自らを「聖母」と称し、迷える子豚ちゃん達を慈愛で公平に導くためにアイドルになりました。その圧力はゲーム内のプロデューサーが戦慄を感じるほど。自分のファンのことを「子豚ちゃん」と呼び、サドっ気もあるのでいわゆる「女王様」的な存在ではありますが、むやみに他人を傷つけたりしない、慈しみの心をもった優しい子です。

リアルライブではキャストの小岩井さんの怪演もあり、他ではなかなか見られない可愛らしさと迫力が同居するステージが見られます。子豚ちゃんと呼ばれたら「ぶひいいいい」と返事をするよう心がけましょう。鳴き声にプライドが残っていると叱られたりもします。彼女のライトカラーは青みのある白で、白または水色を振っておけば問題ありません。

鳥籠スクリプチュア

朋花の2曲目のソロ曲です。曲頭から何かを選ばされ、忠誠を誓わされるなかなかに強烈な歌となっています。彼女に忠実なる親衛隊のような存在、天空騎士団の一員となれば、彼女から愛情が注がれますよとそういう曲ですので、良かったらあなたも是非入団しましょう。曲中の「天空騎士団七の誓い」を唱えればあなたも立派な騎士団の一員です。ミリオンPは全員これを暗唱できます(目線を外しながら)

[ミリシタMV] セカンドヘアスタイル(髪型が標準とは異なります)

[ライブPV]

Sister

朋花の3曲目のソロ曲です。ラテン系のイントロから始まる情熱的な楽曲になっています。歌詞には弱さや彼女の本心のようなものも少し見え、アイドルになって時間が経った朋花の空気を感じ取ることができる曲です。さて、この曲はアイマスシリーズ全1500曲の中でたった1曲しかない特徴があります。それは、なんとアイドル歌唱曲の作詞・作曲をキャストである小岩井ことりさん自身が行っていること。作詞だけなら他にも例があるのですが、声優さんがアイドル曲の作曲までしているのはこの曲だけです。小岩井さんが朋花に求めたカラーを楽曲からも感じ取れるこの曲、是非聴いてみてください。

[試聴動画]

朋花の他のソロ曲

  • Maria TrapミリシタMVライブPV
    朋花の1曲目のソロ曲です。1曲目から圧力が凄まじい歌ですね。曲中はコールらしいコール箇所はありませんが、間奏部分では他のほとんどの曲とは異なる3拍目に「オイ!」と強いコールが入ります。曲終わりの超ロングトーンが必聴ポイント。
  • Moonrise Belief試聴動画
    朋花の4曲目のソロ曲です。最新のソロはなんとプログレッシブメタル。Sisterで垣間見せた聖母の素顔が更に出ている曲になりました。プログレだけあってライトを振るのがとても難しいです。翻弄されてなんぼの曲ですね。

ロコのソロ曲

ロコ(中村温姫さん)は15歳のアーティスト系アイドルです。自分のインスピレーションのまま我が道をひた走る、非常に個性的な子です。最大の特徴は何でもかんでも英語に置き換えてしまうその語彙。アート関連だけでなく日常のキーワードまでお構いなしにカタカナ化するその様はまさにルー大柴です(若い子は知らないよね……)。1セリフに3単語ほど差し込まれる英単語に仲間のアイドルはもちろん、我々ミリオンPも困惑の色を隠せないことがあります。そういった面から友達が少ない設定もありますが、放送中のアニメではとても魅力的に描かれてます。

そんな彼女の持ち歌はカタカナだらけの早口言葉大会で、是非歌詞を調べてもらいたいところ。キャストの中村さんのプロの技を堪能できます。中村さんと言えば東京ドームが(オレンジ色的な意味で)大好きな方なので、何かしらコメントがあるかもしれません。そっち方面の趣味がある方は楽しみにしていてください。ただし、ロコのライトカラーは黄色です。

IMPRESSION→LOCOMOTION

ロコの1曲目のソロ曲です。ロコの曲はテンポの速い曲が多く、ただでさえ多いカタカナ歌詞が更に詰まりますが、1曲目からそんな感じです。やや牧歌的なオケとキュートで可愛げのある歌声がマッチしていて、初期から人気がありました。音楽ゲームである「ミリシタ」では初期の曲の中で最も難しい曲として登場し、初心者の壁となったことでも有名な曲です。そういった部分もロコらしさが溢れていますね。

[ミリシタMV] セカンドヘアスタイル(髪型が標準とは異なります)

ART NEEDS HEART BEATS

ロコの3曲目のソロ曲です。これぞまさにロコナイズど真ん中というロコを代表する曲になりました。歌詞にはロコ語が目一杯詰め込まれており、歌詞を検索してもらえば曲全体がカタカナで構成されているのがよく分かります。コール箇所もカタカナが多く、ステージを見る我々にもロコ語が求められます。Aメロのコール難度はかなり高いので、サビの「クレッシェンド」「ブルーミング」などの追っかけコール程度でひとまず十分でしょう。この曲は6thライブで印象的なアレンジでユニット歌唱されたこともあり、エモーショナルな曲としてミリオンPの記憶に刻まれています。しかし、中村さん歌唱の円盤PVが全然見つからない。。。

[試聴動画]

ロコの他のソロ曲

  • STEREOPHONIC ISOTONICミリシタMVライブPV
    ロコの2曲目のソロ曲です。これも歌詞カードがカタカナで構成されています。ロコ曲の中ではテンポがゆっくり目なので余裕をもって聴くことができますが、途中に出てくるロコのパッション溢れる早口パートがある意味一番の「サビ」かもしれません。
  • わたしルネサンス試聴動画
    ロコの4曲目のソロ曲です。ロコがアーティストとして覚悟を固めるような、自分の生き方とアートの歴史を見つめるような歌です。ある意味で自分の世界に閉じこもる方向の曲でもありますが、歌詞を良く読むとそれだけでないことも伝わってきます。歌全体がラップのような語り口になっており、ここへ来ての自己紹介ソングのようにも見えますね。

北上麗花のソロ曲

北上麗花(平山笑美さん)は、20歳の風変わりな大学生アイドルです。ここまで中学生しかいなかったので、大学生は新鮮ですね。奇人変人が多いと思われがちなミリオンにあって、麗花は奇人変人の筆頭です。常人がやらないレベルの登山をし、和三盆の歌を歌いながらラッパを吹き鳴らし、時には宙を飛んでいるような気がするアイドルが彼女です。

そんな彼女は趣味の登山もあってか肺活量が大きいという特技があり、声量が非常に豊か。キャストの平山さんは麗花の肺活量を完璧に演じきっており、ライブでは凄まじい歌唱力を披露します。彼女から発せられるビブラートが効いた力強いロングトーンはしばしば「ぴらみ砲」と呼ばれ、ミリオンの歌姫の一人として非常に評価が高いです(「ぴらみ」は平山さんのあだ名)。ライトカラーはやや青みがかった緑です。

FIND YOUR WIND!

麗花の1曲目のソロ曲です。まるでそのまま空に飛び出していくような、とても爽やかな歌ですね。CD音源でも歌唱力の高さがよく分かります。、風のように吹き抜ける歌唱が、ライブ会場だと更に強烈に管楽器のように響き渡ります。

[ミリシタMV] セカンドヘアスタイル(髪型が標準とは異なります)

[ライブPV]

空に手が触れる場所

麗花の3曲目のソロ曲です。「登山」「ハイキング」をテーマにした楽曲ですが、「レイレイホー」や「High! High! High!」といった印象的なフレーズが多用された、とても楽しくワクワクが詰まった楽曲になっています。麗花が持つソロ4曲の中ではもっとも「ぴらみ砲」が響き渡る曲であり、ラスサビ最後のロングトーンは5thライブで多くのPの心を掴みました。個人的にも大好きな曲です。

[ミリシタMV]

麗花の他のソロ曲

  • サマ☆トリ ~Summer trip~試聴動画ライブPV
    麗花の2曲目のソロ曲です。タイトルの通り夏の歌ですが、ちょっと大人な雰囲気が出ている感じがしますね。日常の生活に疲れた僕らを癒やしてくれる夏のお姉さん。うーん、いいなあ。
  • ふたり繋ぐ星座試聴動画
    麗花の4曲目のソロ曲です。最新のソロはゆっくりしたバラード曲となりました。麗花の表面的な面はなりを潜めたように感じますが、ゲームで彼女に触れてる人にはなんとなく腑に落ちる、ロマンチックな曲となっています。

横山奈緒のソロ曲

横山奈緒(渡部優衣さん)は関西出身の17歳のアイドルです。ちゃきちゃきの関西弁が特徴のノリの良い女の子で、竹を割ったような気持ちのいい性格をしています。よく喋りよく目立つので、ミリオンの中では覚えやすいアイドルでしょう。アニメでも印象に残リやすいと思います。

持ち歌はというと、元気な曲や熱い曲中心でこれまたかなり記憶に残りやすく、楽しく予習ができます。演じる渡部さんもネイティブの関西人なので関西弁の発音は完璧、奈緒そのもののパフォーマンスを見せてくれます。また、脚がとても長い方なのですが、そこから繰り出されるダイナミックな振りは一見の価値あり。ライトカラーは彩度が低めの青です。

Super Lover

奈緒の2曲目のソロ曲です。非常に情熱的でメロディの曲で、セクシーな歌詞も相まって非常に見どころの多い楽曲です。17歳アイドルがこんなん歌ってええんか?というくらい攻めてますね。リアルライブでのパフォーマンスもこれまた非常に扇情的で、下に貼り付けているライブPVを是非見てみてください。声優がこんなん踊ってええんか?というくらい攻め攻めです。

[ミリシタMV]

[ライブPV]

Home is a coming now!

試聴動画を開いた途端にまずずっこけるこの曲。Super Loverとは全然違いますね。関西のお笑いライブをそのまま体現したかのような曲で、演出含めてとても面白いステージパフォーマンスを見ることができます。望郷的なちょっといい歌でもあるのが新喜劇っぽいですよね。ところで、この曲のタイトルの「Home is a coming now」なんですが、実は「ほんまかいな」の掛詞だったりします。ほんまかいな?

[試聴動画]

[ライブPV]

奈緒の他のソロ曲

  • ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーンミリシタMV(セカンドヘアスタイル)ライブPV
    奈緒の1曲目のソロ曲です。ノリの良いポップな曲調で、渡部さんも「はいはいはいはーい」と明るくステージに入ってくるのがお約束でした。間奏で両手両足を思いっきり振りながらステージの端から端まで元気に移動するのが見どころの曲です。
  • 稲妻スピリット試聴動画
    奈緒の4曲目のソロ曲です。奈緒の新たな決意と目標を描いた、彼女の内面を意識した曲になっています。ミリオンの4曲目にはコンテンツとして年を重ねて、変化や進化したアイドルの内面的な姿を描く曲が多いですね。

ストロベリーポップムーン(いちぽむ)のユニット曲

ストロベリーポップムーン(いちぽむ)は未来・静香・翼の信号機3人のユニットで、ミリオンライブを代表するセンターユニットと言えます。この3人が作品の顔的な存在なのは昔からずっとそうなのですが、実はかなり長い間ユニットを組んではいませんでした。そもそもミリオンではユニットという概念が強くなかったというのもあります。ゲームやCDよりむしろ、公式コミカライズで絡むことが多く、ユニット名がない頃から3人の歌があったりしました。

その後、音楽ゲーム「ミリシタ」で名前の付いた少人数ユニットが多数生まれる中で、ようやく新たなユニットとして誕生したのがこの「ストロベリーポップムーン」です。この一風変わった名前もコミカライズから派生したもので、「いちぽむ」と略すことが前提のものです(「いち」ご「ぽ」っぷ「む」ーん)。詳細は省きますが、「いちぽむ」と呼ぶのが公式略称でOKです。長い間ユニットを組んでいなかったこともあり、持ち歌は3曲とそれほど多くありません。なので、動画付きで2つとリンクで1つ、全て紹介しておきます。

しかしラブライブ!コラボで「いちぽむ」とか言ってると、なんかこう「にょぽむ」が這い寄ってきそうな響きがありますね。。。

君との明日を願うから

公式コミカライズ、「ゲッサン版ミリオンライブ」で作られた楽曲です。当時はまだユニット名がありませんでしたが、作中のちょっとした出来事から、P達には既に「いちぽむ」と呼ばれていました(別のコミカライズ作品で「シグナル」と呼ばれていたこともあります。まんま「信号機」ですね)。作中ではとても印象的な歌われ方をしており、単なる「ユニット」ではない「3人の曲」としてPの間でも広く親しまれています。まさにエモの塊といった曲調がかなり感情を揺さぶる曲で、これは是非ライブPVのセンターの山崎さんの表情を見てみてください。そして興味が湧いたらでいいので、「ゲッサン版ミリオンライブ」も読んでみてくださいね。このエントリ最後のおまけで紹介しています。

[ライブPV]

ABSOLUTE RUN!!!

「ミリシタ」で「ストロベリーポップムーン」を正式に結成した際に誕生した歌です。これがユニットの正式な持ち歌なので、いちぽむがユニットで歌うとしたらこの曲の確度が一番高いです。曲の中に3人の名前やソロ曲のタイトルが盛り込まれており、一つの到達点のような歌でもあると同時に、ゲームの中の世界ではこの曲こそスタート地点のような描かれ方になっています。3人の物語は何度もリセットを繰り返し、いろいろな歴史を重ねてきました。それぞれ今からでもアクセスできますが、やはり今から追いかけるなら、是非まずテレビアニメを見てみてください。コンテンツ10年目の新たなスタートは伊達ではありません。

[ミリシタMV]

[ライブPV]

いちぽむの他の曲

  • Be proud試聴動画
    ABSOLUTE RUN!!!のカップリング曲です。これまでの歴史に感謝するようなミディアムバラードの優しい曲です。とても良い曲ですが、フェスで1曲だけ選曲する際に使われる可能性は低そうに思います。
  • おまけコラム:ミリオンのコミカライズ

    いちぽむの紹介もしましたので、ミリオンの代表的なコミカライズ作品をまとめておきます。かなりたくさん出てまして、ここに載せてないものもまだまだあります。

    [ゲッサン版]アイドルマスターミリオンライブ!


    いちぽむの項目でも紹介した、「ゲッサン」に連載されていたブランド名そのままの公式コミカライズです。未来・静香・翼の3人を中心に、劇場でのアイドルたちの奮闘が描かれます。特筆すべきはミリオンライブというコンテンツにおいて、歴史的に重要な足跡を残したことです。地に足の付いた劇場設定や、ゲーム外でのアイドルの個性の表現、解像度の高いアイドル同士の関係やトンチキ表現など、現在のミリオンライブの公式として引き継がれたものが数多くあります。それこそ今やっているテレビアニメを見ていても「これはゲッサン版から」という演出が多々ありました。「いちぽむ」もある意味そうですね。

    物語も非常に完成度が高く、翼の物語と静香の物語、それらを繋ぐ未来の物語が最後に見事に昇華されます。連載が終了してからかなり経ちますが、いまだにミリオンPの間で聖典的に扱われ続けている作品です。そして忘れてはならないのが、この作品から登場した楽曲です。「アイル」「Flooding」そして「君との明日を願うから」の3曲が作られ、いずれも非常に人気が高い曲となりました。単行本の限定版にCDが付いてましたが、現在は配信サイトで購入が可能な他、サブスクで聴くこともできます。コミックも楽曲もオススメなので、是非チェックしてみてください。


    楽曲の配信はこちらから(Amazon)

    アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover


    電撃マオウで連載されている作品です。この秋に最終回となる作品ですが更に番外編が継続予定で、単行本15巻を数える長期連載作品となっています。まず、よく言われることですが、画にかなりのクセがある作品です。これはもう本当その通り。正直なところ、漫画を読んでいても結構気になることがあります。しかし、この作品の特徴は何と言っても比肩するもののないその熱さ!!!第一話はアイドルの矢吹可奈が765プロに入るシーンからスタートするのですが、もうこのシーンから少年漫画かよという熱さで始まります。ミリオンライブでこういうドラマを描くことができるというのは、恐らく公式側も驚きだったのではないでしょうか。

    この作品は単行本の毎刊でCD付き限定版が出ており、主に765プロAS曲のミリオンによるカバーが収録されていますが、一曲だけオリジナル曲「Clover Days」が存在します。Blooming Cloverの中心となる4人組ユニット「Clover」が歌うこの曲は、テレビアニメのオープニングテーマのような明るくてエモエモしい元気が出る曲です。特に、3秒ものブレークを挟んで展開される落ちサビからラスサビの熱さは必聴です。こちらもサブスクで聴けるので、是非チェックしてみてください。


    楽曲の配信はこちらから(Amazon)

    アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ ブランニューソング


    「Febri」「Purizm」で連載されていた作品です。この作品独自のユニット「FleurS」の3人のアイドルとしての葛藤と活躍が描かれます。信号機以外の特定ユニットにここまでフィーチャーしたコミカライズはミリオンでは初めてで、メンバーの葛藤やコミュニケーションが丁寧に描かれているのが特徴です。この作品も今年最終巻が発売されましたが、同単行本にオリジナル曲「わたしは花、あなたは太陽」が収録されました。「花」をテーマにしたユニットということもあり、これまでの2作とはまた違った女の子らしい綺麗な楽曲となっています。単行本限定音源が出たばかりなので、残念ながら配信はまだありません。

    天色のアステリズム


    小学生アイドル3人を主役に据えた作品です。いわばミリオン版U149といった感じ。単行本単刊の短い作品ですが、話の中心が中学生になりやすいミリオンにおいて、小学生組のストーリーがこれだけ纏まるのは珍しいと言えます。3人で数々の仕事に打ち込みながらもメンバー内でのコミュニケーションに(主に一人が)悩むなどちゃんとしたストーリーがある中で、ミリオンライブらしいトンチキ要素がちょいちょい顔を出す楽しい作品になってます。つい先日「うどんの面倒」という暴言がXのトレンドに上がったりしましたが、それはこの作品が原因です。うどんの面倒が気になったら是非読んでみてください。


コメント投稿フォーム