【異次元フェス向け⑧】公式動画で確認!ミリオンDAY2の予習曲【ようこそラブライバーさん】
2023年10月21日(土) アイドルマスター
このエントリでは、異次元フェスDAY2に出演する「アイドルマスターミリオンライブ(ミリオン)」のオススメ予習曲を載せています。アイマスに触れたことのないラブライバーの皆さんや、ミリオンに詳しくない他ブランドのPさん向けに用意してみました。公式動画もいっぱい貼っておきましたので、是非ご覧ください!
目次
- はじめに
- セトリ予想:ミリオンはソロをやるのでは?
- ジュリアのソロ曲
- 七尾百合子のソロ曲
- 矢吹可奈のソロ曲
- 桜守歌織のソロ曲
- 高山紗代子のソロ曲
- 豊川風花のソロ曲
- 白石紬のソロ曲
- 百瀬莉緒のソロ曲
- オフィウクスのユニット曲
- おまけコラム:「劇場(シアター)」ってなんだろう
- 異次元フェス関連エントリへのサイト内リンク
はじめに
- ミリオンライブには39人のオリジナルアイドルがいます(各作品には先輩アイドルの765プロオールスターズ13人も登場します)。異次元フェスDAY2には、そのうちの8人のキャストが出演予定です。このエントリでは、そのキャスト8人のアイドルに関係する楽曲についてライブに向けてのオススメ予習曲を紹介しています。
- ミリオンは大胆に予想を立てて記事を記載しています。選曲やコメントには執筆者の好みが大いに反映されていることをご了承ください。
- ここでは公式動画を多数引用しています。動画の内容は公式のものとなりますので、取り扱いにはご注意ください。
- ミリオンは各サブスク配信サービスでほとんどの曲をフルバージョンで聴くことができます。気に入った曲があれば、是非フル音源を聞いてみてください。
- いちばん大事なことを書きます。現在放送中のアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ」を見てください!こんなブログ読むより100万倍解像度上がります。既に劇場先行配信で最後まで公開されており、全話通して名作保証できます!ミリオンPがびっくりするくらい良いアニメです!ぜひ見て!お願い!
セトリ予想:ミリオンはソロをやるのでは?
DAY1に続き、DAY2もミリオンライブはソロ曲を予想して記事を書いています。でも、本当にソロ曲をやるの?正直自分には分かりません。ただ、ミリオンと虹ヶ咲がソロをやるとすると、数が合うという理屈はあります。
ゲストのスクミュを除くと、参加コンテンツの数はアイマス3つとラブライブ4つになります。シャニマスは1日あたり4ユニットが参加なので、各ユニット1曲ずつ歌うと仮定します(他に全体曲とかあるだろうけど、それは一旦置いといて)。こういった「コンテンツの一部のメンバーで歌う」のがアイマス3チームとも、フル歌唱相当で4曲ずつだとすると、計12曲になります。では、ラブライブ側も12曲なのではと考えると、ラブライブ1コンテンツあたり3曲ということになります(繰り返しますが全体曲は置いといて)。アイマス4曲に対してラブライブ3曲と聞くと少なく感じますが、ラブライブは両日フルメンバーなので6曲分あると思うと、割とバランスは取れてますよね。この均衡はバランスがいいと考えますし、全体の曲数としても割と有り得る感じなのかなと思います。
で、ミリオンがアイマスの4曲枠をソロのショート版8曲で埋めるとすると、虹ヶ咲はフル3曲分だからおそらくショート6曲。ん?2日間で12曲?おお、虹ヶ咲の人数とぴったりじゃね!?という計算が成り立つわけです。綺麗に収まった!
とまあ、あくまで机上の計算ではあるんですが、こういう根拠のもと今回もソロ曲の紹介をしたいと思います。予想は外れるかもしれないけど、そのときはどうか優しい気持ちで見てやってください。
ジュリアのソロ曲
ジュリア(愛美さん)は、ミリオンの本名不詳な16歳のロックアイドルです。福岡でギター路上弾き語りをしていたところをPにスカウトされました。本来パンクロッカーとしてデビュー希望だったのが、いろいろあってアイドルに。アイドルとなってもロック魂はいまだ健在で、ギターの弾けるアイドルとして独自のポジションを築き、Pの男女を問わず高い人気を誇ります。
そしてキャストの愛美さんもギターを弾けるので、なんとミリオンのライブでもギター歌唱を披露することがあります。異次元フェスで披露するかは分かりませんが、ソロの場合は期待できるかもしれません。彼女のギターが見られるとそれだけで満足度が大幅に変わるので、見られるといいですね……。なお、愛美さんのMCは近年ぶっ壊れが酷く、まともに喰らうと腰が砕ける恐れがあるのでご注意ください。ライトカラーは「赤」です。
流星群
ジュリアの最初のソロ曲です。以後の「ジュリアのロック」とはちょっと違う路線の、明るくストレートなギター曲です。2014年のアイマス合同ライブでの初披露は衝撃的でした。アイマスのライブでまさかのギターソロ歌唱!当時まだ知名度が低かったミリオンの注目度が一気に上がりました。なお、このステージを見ていたブシロードの木谷社長がティンときて、その結果生まれたのが「BanG Dream!(バンドリ!)」なのは割と有名な話です。原資的な意味ではスクフェスの成功がバンドリの元とも言われるので、異次元フェス的には熱い話ですね。この曲はいろいろな場面でいろいろな歌われ方をした曲でもあり、Pの記憶に強く残り続けています。
[ミリシタMV]
[ライブPV] 初登場時。ただしイントロだけです
スタートリップ
ジュリアの3曲目のソロ曲です。このエントリでは「合同ライブのソロでたぶんバラードはやらないだろう」という選曲が多いんですが、あえて攻めていきます。ジュリアのスタートリップはありうる(かもしれない)!! ジュリアがこれまでのミュージシャン人生を振り返る歌なんですが、とにかく曲と歌詞と声とギターの相乗効果が完璧です。ライブ会場で喰らうと何も考えられなくなって、その場所がアイドルライブ会場ではなくなります。特にフル版がいいので、是非サブスクでどうぞ。
[試聴動画]
[ライブPV]
ジュリアの他のソロ曲
- プラリネ (ミリシタMV(セカンドヘアスタイル))
ジュリアの2曲目のソロ曲です。流星群より「ジュリアのロックらしさ」が感じられる曲です。話しかけるような、訴えかけるような歌詞と歌い方が、とても響いてくる名曲です。 - アロー彗星 (試聴動画)
ジュリアの4曲目のソロ曲です。これまたジュリアらしい曲だと思います。特徴的なイントロに印象を引っ張られがちですが、叫ぶように歌い上げるサビが一番の聴きどころ。特に畳み掛けるような大サビは圧巻。
七尾百合子のソロ曲
七尾百合子(伊藤美来さん)は15歳の読書好きアイドルです。ミリオンきっての文系キャラで運動は苦手、アイドルの活動では主にフィジカル面で苦戦する場面が多く描かれます。その反面、読書量に裏付けられた独創的なセリフや、年相応の中二病的な妄想癖など強烈なキャラ性を有し、P人気が非常に高い子です。放送中のアニメでもそんな百合子の弱いところや魅力が描かれています。
キャストの伊藤さんはリアルアイドル的なイメージの強い方で、声や歌唱はもちろん、ビジュアルや人当たりも含めてこれまた非常に人気があります。これからミリオンに入っていくなら、百合子と伊藤さんは最初に注目して良さそうな、ホイホイアイドルと言えますね。ライトカラーはレモン寄りの黄色です。
透明なプロローグ
百合子の最初のソロ曲です。読書好きなキャラクターを分かりやすく前面に押し出した曲ですね。ミリオンで一番始めに出たソロCDで最も曲番が若い、ミリオンスターズ始まりのソロ曲です(765ASも含めるとその前に春香の曲がありますが)。まさにプロローグ。これもミリオン初期のライブではいろいろな思い出がありまして、百合子と伊藤さんが重ねてきた時間が感じられる、ミリオンの大事な一曲となっています。
[ミリシタPV]
[ライブPV]
恋のWa・Wo・N
百合子の4曲目のソロ曲です。ミリオンには「あざとい」感じのソロ曲はほとんどないんですが、ついに出てきた脳がメルトダウンしそうなほどの120%アイドル曲です。もうこれは聴けば分かる!鉄板でオススメできるやつなので安心して突入してください。
[試聴動画]
百合子の他のソロ曲
- 空想文学少女 (ミリシタMV・ライブPV)
百合子の2曲目のソロ曲です。読書からの妄想趣味へスライドしたロマンチックな曲です(言い方)。サビ前で首を傾けながらウィンクする伊藤さんがとても可愛らしいですね。 - 地球儀にない国 (試聴動画)
百合子の3曲目のソロ曲です。インナー志向な文学少女感が強かった1・2曲目に対して、探究心とアイドル活動を通して広がる世界を描くアウター志向な曲になりました。聴いているこちらもワクワクする曲になっています。
矢吹可奈のソロ曲
矢吹可奈(木戸衣吹さん)は歌が大好きな14歳のアイドルです。なんでもかんでも即興の歌にしてしまい、突然歌いだすような子です。とても明るく前向きな良い子なのですが、歌が好きな割に歌が上手くない……というか、率直に言って「下手」なのが残念ポイント。ただし、この「歌が大好きなのに下手」という設定が絶妙で、様々なドラマを生み出してきました。765プロASの劇場版でもストーリーの重要な役割を果たすなど、なんとなく主人公属性を備えたキャラとなっています。
キャストの木戸さんはミリオン初期組で最年少の声優さんで、コンテンツ開始時はなんと中学生でした。10年経ってもまだまだ若手、元気いっぱいのパフォーマンスで会場を盛り上げます。ライトカラーは黄色とオレンジの中間くらいで、曲によってはUOもよく振られます。
おまじない
可奈の2曲目のソロ曲です。下手っぴな歌でも思い切って口ずさめば何かが起きる、これからを変えていけるという自分への応援歌です。「本当は臆病な私」という歌詞がちょっぴり染みます。ライブでは速いテンポに合わせてサビでライト振ってるだけでも楽しくなれる曲です。サビでは「フッフー」「フワフワ」などのコールも行われます。
[ミリシタMV]
[ライブPV]
グローイングミュージック!
可奈の4曲目のソロ曲です。「歌を歌おう 大きな声で」という彼女のアイデンティティをまっすぐ詰め込んだ、元気いっぱいの曲です。特にフル版の大サビは矢吹可奈の集大成と言わんばかりのパワーを詰め込んだ素晴らしいものになっています。コール箇所が多く、中にはちょっと難しいものもありますが、大半のコールは歴戦のライブ参加者なら十分ついていけると思います。サビの最後が「ワンツースリーゴー!」になることを覚えておくとなお良し。
[試聴動画]
可奈の他のソロ曲
- オリジナル声になって (ミリシタMV(セカンドヘアスタイル)・ライブPV)
可奈の1曲目のソロ曲です。いつも元気良く歌う可奈の最初の曲はまさかのバラードで、当時のPを驚かせました。コンテンツ初期はまだ高校1年生とかだった木戸さんが一生懸命歌う姿がとても印象的だった曲です。 - あめにうたおう♪ (試聴動画・ライブPV)
可奈の3曲目のソロ曲です。某有名ミュージカル曲のオマージュなタイトルですが、可奈の場合はビジュアルの印象がまたちょっと違いますね。歌詞だけ読むととてもポジティブ、しかしその歌の前提となる「雨」は決してただの舞台装置ではありません。特に劇場版アイドルマスターを見た人には良く伝わると思います。是非フル版でラストまで聴いてほしい曲です。
桜守歌織のソロ曲
桜守歌織(香里有佐さん)は「ミリシタ」から登場した、23歳の歌のお姉さんアイドルです。歌の先生からアイドルに転身しているので、歌がとても上手なアイドルとして描かれます。少し「朝が弱い」ところはあるものの、歌上手い、人当たり良し、やや天然だけど好奇心旺盛で何でもやる万能なお姉さんです。
彼女を演じる香里さんもとてもそれに近しい印象の方です。とても礼儀正しくて人当たりがよく、そして何より歌が上手い!香里さんはミリオンでは途中参加でしたが、初めての合同ライブで如月千早役の今井麻美さんとバチバチにやり合ってるのを見て驚いたものです。そのライブの最後のMCで天然なところを見せたりしたのもまた歌織らしくて良かったり。ライトカラーは濃い青です。
ハミングバード
歌織の1曲目のソロ曲です。アイドルという新しい世界に踏み出す歌織が、自分の持つ歌という力で力強く羽ばたいていく歌となっています。ゆったりとした柔らかい曲ですがバラードとはまた違う、ミュージカルのような壮大な楽曲です。コールなどは特にないので、伸びのある歌唱力を存分に堪能できます。
[ミリシタMV] セカンドヘアスタイル(髪型が標準とは異なります)
[ライブPV]
MUSIC JOURNEY
歌織の2曲目のソロ曲です。音楽の先生というところからゴスペルをイメージした曲になっているようです。ハミングバードとはかなり印象が違うものの、どことなく映画のような壮大さを感じるのは共通点かも知れません。歌詞には音楽用語が散りばめられており、「音楽」そのものがテーマになっています。とても楽しい曲になっていますので、縦ノリで楽しみましょう。サビ終わりに追っかけコールと「Love & Joy」というコールがあります。
[ミリシタMV]
歌織の他のソロ曲
- Contrastet (試聴動画)
歌織の3曲目のソロ曲です。歌織の人格に寄せたような歌詞が印象的な楽しい曲になっています。基本真面目だけれども、結構お茶目なところもある人だったりします。
高山紗代子のソロ曲
高山紗代子(駒形友梨さん)は17歳の熱血アイドルです。自他共に認める努力の鬼で、とにかく努力で突っ走ればなんとかなるという性格をしています。しかしその根源にあるのは「必死に努力して初めて人並み」という自己肯定感の低さ。そんな彼女が本当の意味で自信をもてるようプロデュース頑張ろう!というアイドルです。なお、普段は眼鏡をかけていますが、眼鏡は弱さの象徴と考える子なので、ステージに上がるときは外す事が多いです。宗派とかあるとは思いますが、彼女はそういう子だということでどうか一つ。
キャストの駒形さんは、以前は比較的ノーマルなタイプだと自分は思ってましたが、だんだん本性を隠さなくなってきました。とても面白い人です。そしてこの人もまた、べらぼうに歌が上手い!近年のソロ曲は駒形さんの声量を活かす方向に寄せている感じすらあります。紗代子は一見地味に感じる子だと思いますが、そんな子がいきなり主役に躍り出てくる、これがミリオンライブの面白いところです。ライトカラーは表現し難い色ですが、とりあえず紫を振っておけば大丈夫です。
Only One Second
紗代子の3曲目のソロ曲です。たった1秒すら気を抜かず諦めない、紗代子の決意を込めた歌です。自分の正直な印象として、高山紗代子のキャストが駒形さんで本当に良かったと、そんな曲が来たなという印象を持ちました。紗代子の表現を一気に広げた曲だと思います。ライブではラスサビの一番最後を思いっきりブチ上げるのが定番になっています。コンサートライトを誰よりも高く掲げましょう。
[ミリシタMV]
[ライブPV]
REACH THE SKY
紗代子の4曲目のソロ曲です。「空に手が届く」は紗代子を体現するような言葉ですが、そこに至るのに必要なのは努力や根性だけではないことを歌っています。「Only One Second」の紗代子の印象を更に押し進めた力強い曲になりました。ミリオンのソロでもワンランク上のヒートアップを見せる曲です。9thライブでこの曲を歌う駒形さんは本当に空に手が届くほど大きく見えた、と語る人がいたとかいないとか。
[試聴動画]
紗代子の他のソロ曲
- 君想いBirthday (試聴動画)
紗代子の1曲目のソロ曲です。柔らかく軽やかに歌い上げる、アイマスでは割と珍しいバースデーソングです。紗代子はもともと「ミリオンにも正統派アイドルを入れよう」という目論見で生まれたという逸話がありますが、それを彷彿とさせる曲ですね。 - vivid color (ミリシタMV(セカンドヘアスタイル)・ライブPV)
紗代子の2曲目のソロ曲です。彼女の「努力」を日常的な情景で美しく切り取った歌です。フル版のDメロが最大の聴きどころ。この曲はミリオンを代表するコンポーザーの一人、KOHさんが作詞・作曲しており、その独創的なメロディは高い人気を誇ります。この手の曲が好きだなと感じたら、是非ミリオンの曲を「KOH」の名前で追いかけてみてください。宝物がバンバン見つかります。
豊川風花のソロ曲
豊川風花(末柄里恵さん)は22歳の元看護師アイドルです。慈愛に溢れた優しい女性で、ミリオンでは貴重な常識人です。本人は清楚系のアイドルを希望しているものの、抜群のプロポーションがなかなかそれを許してくれません。舞い込む仕事はセクシーなグラビア撮影ばかりで、自身の望む仕事とギャップがあることが悩みの種。そんな彼女にどんな仕事をさせてどんなアイドルにしていきたいのか、プロデューサーの手腕が問われますが、どちらの彼女も魅力的であることには変わりありません。
風花を演じる末柄さんもミリオンでは貴重な常識人で(※常識人は割といます)、特に他のキャストからの人望が厚く、人格の良さが伺えます。柔らかい歌声が特徴の方で、どちらかというと清楚系風花さんにアジャストされたボイスと言えますね。しかしそんな彼女だからこそ、セクシーな楽曲を歌ったときの背徳感は抜群。どっちの風花が来るのか楽しみです。ライトカラーはやや青みのある紫です。
bitter sweet
風花の2曲目のソロ曲です。紗代子の「vivid color」と同じく、KOHさん作詞・作曲の代表的な曲の一つです。20代のラブソングといった雰囲気がしっかり出ている、しっとりしつつも清楚感が強く出ている曲だと思います。ただし曲自体は、という話であって、下に貼り付けたミリシタMVのどこが清楚アイドルやねんというところが彼女の面白さですね。リアルライブだとそうはならず、綺麗な歌声を堪能できるミリオンのオアシスになります。しかし末柄さんもライブ歌唱PVが全然ないですね。。。
[ミリシタMV] セカンドヘアスタイル(髪型が標準とは異なります)
裏表深層心理
風花の4曲目のソロ曲です。4曲目でついに来ましたたセクシー丸出しのやつ、2番の後の間奏でシャバダバ言い出すくらいセクシーに寄せています。特にフルで聞いてほしいのが落ちサビの歌詞で、なんかもうニチアサのキャラクターの歌じゃねえって感じです。9thライブでの初歌唱ではドギマギしちゃいました。歌い方もセクシーに寄せてますねえ。
[試聴動画]
風花の他のソロ曲
- オレンジの空の下 (ミリシタMV)
風花の1曲目のソロ曲です。「裏表深層心理」の後だとほっとしますね。これなら100%清楚と言える全年齢安心ソングです。曲名にもオレンジが入ってる通り夕方の時間帯を意識した歌なので、客席にはオレンジも光ります。このあたりは好みで全然構いません。 - 祈りの羽根 (試聴動画)
風花の3曲目のソロ曲です。「あなた」をいたわり、優しい言葉をかけてくれる癒やしソングです。元看護師らしさが光ります。こちらの曲もぐっと清楚に寄せていますね。完全に余談ですが、シンデレラガールズに「祈りの花」という曲がありますので間違えないように注意です。更にミリオンのユニット曲「永遠の花」もごっちゃになりやすく、合わせ技で「永遠の羽根」という曲ができあがったりします。
白石紬のソロ曲
白石紬(南早紀さん)は「ミリシタ」から登場した、17歳の早とちり系アイドルです。特にプロデュサーに対する信頼の薄さはただごとではなく、いつも何か誤解をしている子です。しかしアイドルの世界の扉を開けたことに対しては前向きな感情を持っており、プロデューサーやってて良かったなと思わされるアイドルでもあります。アニメでの描かれ方がとてもユニークでかわいらしいです。
キャストの南さんは香里さん同様、ミリオンでは途中から加わったメンバーですが、既に馴染みすぎなほど馴染んでおり、「いい性格」も相まって先輩たちとの楽しい会話を見ることができます。彼女のロングトーンは凄まじい迫力なので是非現地で堪能してください。ライトカラーはやや青みがかった白です。
瑠璃色金魚と花菖蒲
紬の1曲目のソロ曲です。いわゆる和ロックに近いテイストをもつ楽曲で、歌詞も曲調も紬に非常によく馴染むものになっています。リアルライブでは頭サビから一瞬で空間を支配し、そしてラスサビで全てを終わらせるロングトーンがまさに圧巻。CD/配信音源もとても良いものになっていますので、是非フルで聴いてみてください。
[ミリシタMV] セカンドヘアスタイル(髪型が標準とは異なります)
[ライブPV]
さかしまの言葉
紬の2曲目のソロ曲です。本心とは違った言葉をつい口に出してしまう紬自身のことを歌った曲となります。とても美しいバラードで、これまた南さんのロングトーンが非常に効果的に作用します。異次元フェスでバラード歌唱するかは微妙な所ですが、決してまったりするような曲ではなく、盛り上げ曲とは違った意味で会場に炎を灯すことになるでしょう。
[ミリシタMV]
紬の他のソロ曲
- 折紙物語 (試聴動画)
紬の3曲目のソロ曲です。小さな物語を折紙になぞらえた歌です。少し落ち着いたミディアムバラード的な曲調で、CDでその次に収録されているエミリー(郁原ゆうさん)の「絵羽模様」と空気感を合わせたような感じになっています。
百瀬莉緒のソロ曲
百瀬莉緒(山口立花子さん)は23歳の残念なお姉さんアイドルです。四六時中いつでもセクシーアピールしているような人で、しかも方向性がちょっとズレている感じの面白お姉さんです。美人なのは間違いなく、セクシーアピール自体は確実に効いているものの、やり過ぎたり変な方向に暴走して自ら台無しにするのが大得意。そんな彼女の持ち歌は今のところ全て送ったメールや電話が返ってこない系の歌詞になっており、もはやお約束になっています。莉緒はキャラクター的にメインになりにくいタイプですが、その分サポートに回ったときの頼もしさは抜群。そのサポートの向き先がプロデューサーになった途端に、コロリと落ちるPは多いようです。
そんな莉緒を演じる山口さんは、莉緒とは全く異なる性格ではあるものの、なにかカッコいいことをやろうとして肝心なところを踏み外していく感じが実によく似ています。莉緒と違うのは状況に振り回される側になりやすいところでしょうか。しかし持ち前の演技力には目をみはる物があり、一旦役に入り込むと印象ががらっと変わる人です。劇中劇系のイベントではかっこいい莉緒が大活躍したりします。ライトカラーはセクシーなピンク色です。
Border LINE→→→▽
莉緒の3曲目のソロ曲です。とてもゴージャスでアダルティな曲調になっていますが、携帯の着信が3日返ってこない感じの歌です。一見オシャレな感じはしますが、寂しくて酒に溺れてる内容になっていて、ソロ曲の中でも特に「そんな感じ」がします。しかしライブパフォーマンスとしては見事にセクシーに仕上がっていました。特に下に貼っている6thライブは、他のユニット曲用のバンパイア衣装を着ているのがなおのこと良いですね。
[試聴動画]
[ライブPV]
週末だけのハーレクイン
莉緒の4曲目のソロ曲です。最新のソロは、踊れ踊れのダンス曲となりました。相変わらずスマホは鳴りませんが、自己嫌悪より自己陶酔、飲んで忘れて今宵経済回しましょうという前向きな歌です。それでいいのか百瀬莉緒?というのはさておき、莉緒の曲の中でも特に楽しいナンバーです。ビートに合わせてノッてるだけで楽しくなれる曲ですから、細かいこと抜きで楽しんでいきましょう。
[試聴動画]
莉緒の他のソロ曲
- Be My Boy (ミリシタMV)
莉緒の1曲目のソロ曲です。この頃はまだメールを送る方に夢中になっていて、あまり焦燥はしていないように見える曲です。4曲目で飲んで踊るようになると思うとたまらんですね。この曲もKOHさんの曲で、たぶん特徴はすぐに掴めるんじゃないかと思います。 - WHY? (ミリシタMV(セカンドヘアスタイル))
莉緒の2曲目のソロ曲です。送ったメッセージの返事が来ず悶々とする女性の歌です。そんな内容ですが、軽快なメロディと印象的なサビのフレーズがとても楽しい感じになっています。「ラッビュラッビュ」「ミッシュミッシュ」「ウォンチュウォンチュ」はコール対象なので覚えておくと良いですね。
オフィウクスのユニット曲
オフィウクスは、桜守歌織と白石紬の2人組ユニットです。「ミリシタ」から登場した追加アイドルのユニットってことになりますね。「オフィウクス」とは「へびつかい座」のことで、初期メンバー37人が以前に12星座の名前のユニットを組んでいたことから、13番目のユニットとして登場したものになります。同じタイミングで登場した2人なので劇中でも一緒にいることが多く、キャストの2人も大の仲良し、そしてどちらも歌が超上手いという完璧なユニットです。持ち歌は1曲だけですが、さっそく大人気の楽曲となりました。
電波感傷
オフィウクス唯一の持ち歌です。ハイテンポでハードなナンバーで、この2人からこういった曲が出てくるのは少し驚きもありました。リフの「Warning Warning」が「ワニワニ」と聞こえることから、通称「ワニワニ」だったりします。ワニの絵文字が使われることも多いですね。まだ本格的にライブ歌唱されたことがない曲で、どのような披露になるのかは我々にも分かりません。ただ言えるのは、とにかくかっこいい!
[ミリシタPV]
おまけコラム:「劇場(シアター)」ってなんだろう
ミリオンライブは自分たち活動の拠点となる「劇場(シアター)」を舞台とした物語です。この劇場というのは一体なんなのか。おそらくモデルとなった概念は「AKB48劇場」だとは思いますが、ミリシタやアニメに出てくる劇場はもっとずっと大きいものになっています。ここではそんなミリオンの劇場について簡単に説明します。
ミリシタ・アニメ・コミカライズ等の劇場
ミリシタやアニメに出てくる劇場は、東京都江東区の豊洲にあると設定されています。実際には東京ガスの「がすてなーに」がある場所になりますね。劇場の見た目は各媒体で概ね統一されており、その姿はかつての新木場スタジオコーストによく似ています。スタジオコーストは先輩である765プロASが1stライブを行った場所でもあります。ただし建物の大きさはスタジオコーストより更に大きく、ホールは中野サンプラザによく似ています。2000人くらい収容できるってことですね。おっきい!
内部には事務所や控室の他、ドレスアップルームやレッスンルームなども完備されており、アイドルたちの活動は劇場内で一通り完結するようになっています。特にアニメでは建設中の場面から始まっているできたてホヤホヤの建物で、ハード面では非常に優遇されている作品ですね。ミリシタでは科学では説明のつかない不思議な現象も多々確認されており、ただの劇場でもなさそうです。
ところで実はこの劇場のデザインは、もともと前エントリで紹介したコミカライズ「[ゲッサン版]ミリオンライブ」で出てきたものになります。その頃は豊洲設定はなかったので、もっと街中に建てられていました。このデザインがミリシタやアニメにも採用され、その他のコミカライズでも使われていくことになりました。ゲッサン版は本当にいろいろな所でミリオンの歴史を刻んでいます。
ソーシャルゲーム版ミリオンライブの劇場
ミリシタができる前、グリーのソーシャルゲーム版ミリオンライブでは、劇場の設定は現在と大きく異なっていました。ゲームの中で劇場を大きくしていくことが一つの目標のような扱いでした。最初はなんとテントだったりするのですが、これがだんだんと大きな劇場に成長していきます。しかしテントでライブをするアイドルなんて、ちょっと考えにくいですよね~。
このようにだんだんと劇場が大きくなっていきます。ミリシタの劇場の姿に比較的近くなってきましたね。以前のゲームにはこういった、劇場を大きくしていくという要素が存在していました。更にこの後もどんどん大きくなっていくのですが、しかし、途中から様子がおかしくなってきます。
ドーム球場???バビロン???大型客船???これがアイドルの劇場???
とこんな風に、昔のミリオンはどうもトンチキな方向に走るクセがありました。いや、今でもあるんですが、少なくとも今はアイドル活動の舞台となる基本的なところは地に足がつく状態にはなっています。特にテレビアニメ版は一般的なアイドルものとして、ごく普通の世界観に落ち着きました。世界観は落ち着いて触れやすくなったんですが、ミリオンにトンチキ要素が少なくなったことを嘆くPもそこそこいるようには思います。しかし、テレビアニメのようなメジャーな展開をするには必要なことだったんでしょう。ミリオンが日の目を見る日がきて良かった。
さて、最後にこのミリオンの劇場の最終形を貼って終了としたいと思います。
宇宙ステーションだなこれ。