【異次元フェス向け③】公式動画で確認!シャニマス全体の予習曲【ようこそラブライバーさん】
2023年9月6日(水) アイドルマスター
このエントリでは、異次元フェス出演する「アイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニマス)」の、ユニット曲以外のオススメ予習曲を載せています。また、シャニマス全体についての簡単な紹介もしています。アイマスに触れたことのないラブライバーの皆さんや、シャニマスに詳しくない他ブランドのPさん向けに用意してみました。公式動画もいっぱい貼っておきましたので、是非ご覧ください!
目次
はじめに
- シャニマスでは28人のアイドルが8つのユニットに所属しており、その各ユニットの持ち歌がコンテンツの柱となっています。しかしユニット曲以外に全員で歌う「全体曲」や、ユニット以外の組み合わせで歌われる楽曲があります。このエントリでは、そういった「全体曲」などを紹介するほか、シャニマスそのものについても簡単に紹介をしています。
- 予習曲はあくまでこのサイトの管理人が勝手に言っているだけのものです。ここで紹介していない曲が歌われたらゴメンなさい。また、選曲やコメントには執筆者の好みが大いに反映されていることをご了承ください。
- ここでは公式動画を多数引用しています。動画の内容は公式のものとなりますので、取り扱いにはご注意ください。
- シャニマスは各サブスク配信サービスでほとんどの曲をフル版で聴くことが可能です。気に入った曲があったら、是非サブスクも聴いてみてください。もちろん配信での購入や、CD購入もお勧めです。
- シャニマスにはアニメが控えてますが、楽曲情報は現状ほとんどわかっていません。また、異次元フェス時点ではテレビ放送が始まっていないため(劇場先行上映は始まっている)、おそらくライブでアニメ曲やりまくりってことにはならないと予想しています。やりそうな曲は一応このエントリでちょっとだけ紹介してます。
- シャニマスにはソロ曲もほぼ全員に用意されていますが、異次元フェスで歌われる可能性は高くないため、ここでは詳しく紹介していません。「ソロ曲は紹介しません」にて試聴動画のリンクは張っていますので、知りたい方はそちらからどうぞ。
シャニマスの全体曲
シャニマスの全体曲は、文字通りメンバー全員で歌う曲です。ただし、ユニットごとに登場時期が違うので、楽曲や音源によっては歌唱に含まれていないメンバーがいるケースもあります。コメティックに至っては全体曲に含まれる音源がまだ発売されていません(9月現在)。
シャニマスは、アイマスでは全体曲が比較的多いです。全体曲に限れば、全曲数が3倍以上のミリオンより多いくらいです。その分、ライブで何を歌うかの予想が難しいところでもあります。
Spread the Wings!!
シャニマス最初の全体曲です。シャニマスの一番基本になる曲で、とりあえず最初に知っておいてよい曲といえます。アイマスシリーズの全体曲一曲目らしく、Aメロや間奏にコール箇所があったりBメロにPPPHを入れたりしますが、他シリーズの一曲目に比べるとやや落ち着きのある格調高い全体曲な気もします。シャニマスはコロナの時期と丸かぶりだったので、ライブPVでコールしているものが少ないのが残念な所。ひとまずPPPHだけでもいいかもですね。
[試聴動画]
[ライブPV]
SNOW FLAKES MEMORIES
シンデレラ以降のアイマスではかなり珍しい、全体曲のクリスマスソングです。いかにもクリスマスな雰囲気でまとめられていますが、サビの完成度の高さはアイドルソングとしても一級品だと感じる曲でもあります。シャニマスのライブでの披露は何度かありますが、季節モノでもあるため定番というほどではありません。しかし今度の異次元フェスは12月。この曲は押さえておいて良さそうに思います。
[試聴動画]
シャイノグラフィ
3年目CDシリーズ「GR@DATE WING」の全体曲で、シャニマス全体でも非常に高い人気を誇る曲です。CDシリーズ名が表すように「グラデーション」が3年目CDシリーズのテーマでしたが、それをそのまま体現したような、低音から高音までまっすぐ駆け上がるサビのメロディが印象的です。シャニマスの概念をそのまま描いたような歌詞も素晴らしく、歌詞カードを見ながらしっかり聴き込んでほしい一曲となっています。バンナムフェス2ndとMOIW2023の両方でショート版が披露されています。
[試聴動画]
[ライブPV] ※無観客ライブ
Resonance⁺
4年目CDシリーズ「L@YERED WING」の全体曲です。こちらもシリーズのテーマ「レイヤー」をそのままサビのメロディにしたような、重なり合う掛け合いが特徴的な歌になっています。3rdライブのメインテーマ曲でもあり、同ライブが宇宙をテーマにしていたこともあって、非常に壮大で広がりを感じる曲です。ライブ歌唱の可能性は低くない曲ですが、ぶっちゃけ下記のライブPVで見られる3rdライブ共通衣装「ユナイトバースプラネタリ」を見せたくて紹介してるところもあります。腰まわりのフワフワしたリングがカッコよく、サビで左右に大きくステップを踏むシーンでとても映えます。是非見てみてください。
[試聴動画]
[ライブPV]
Daybreak Age
5年目CDシリーズの全体曲カップリングです。これまた非常にシャニマスイズムを感じる歌詞でありながら、メロディも含めて尋常じゃない熱が籠もっており、シンプルに盛り上がることができる曲となっています。リード曲の「虹の行方」も良い曲なのですが、曲の展開上、全ユニットが揃っていること前提の曲でもあり、歌唱の可能性は高くないと自分は踏んでいます。
[試聴動画]
ツバサグラビティ
来春放映予定のTVアニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のオープニング主題歌です。このアニメは異次元フェス時点では劇場先行公開が始まっているはずですが、まだ全編の公開は終わってない頃になります。このため、異次元フェスでアニメ曲をいっぱい歌うということは、おそらくないでしょう。ただし、タイミング的にはオープニング主題歌くらいはやるかもしれません。その主題歌も、今聴くことができるのはアニメPVの裏で鳴っているサビ程度です。ライブが近づいたら、別のソースが出てくるかもしれません。
[アニメPV]
星の声
まもなくリリースされる新作アプリゲーム「シャイニーカラーズ ソングフォープリズム(シャニソン)」のテーマソングです。10月初頭現在でゲームはまだリリースされておらず、CDの発売もまだですが、タイミング的に異次元フェスで歌われる可能性は高いと言えます。長めのMVが発表されたので貼っておきます。期待が高まりますね。
[ゲームMV]
それ以外の全体曲もいくつか
- Multicolored Sky (試聴・ライブPV)
Spread the Wings!!のカップリング曲です。分かりやすく「エンディングテーマ」風になっています。シャニマスのバラード全体曲は何曲かありますが、この曲は比較的明るい雰囲気で歌われる事が多く、前向きな気持ちになれる曲です。Dメロの「私達の一瞬も染めるのオレンジへ」でUOを折る人は結構多いようです。 - Let’s get a chance (試聴・ライブPV(無観客ライブ))
シャニマスの全体曲の中でもキャッチーで明るい人気曲です。765プロASで言うところの名曲「GO MY WAY!!」のような印象が感じられます。アルストロメリアの大崎甜花の名前をとって「レッツ甜花ちゃん」などと呼ばれることも。特に彼女の歌というわけではなく、あくまで全体曲です。 - Ambitious Eve (試聴・ライブPV)
1stライブでシークレット初披露された、2年目の全体曲です。クールに寄せたシャニマス全体曲として、一定の人気を集めています。サビ終わりの星を描くフリをコピーしてライトで振ると、ちょっと楽しくなれます。 - SWEET♡STEP (試聴・ライブPV)
全体曲でのバレンタインソングです。シャニマスはキャピキャピのアイドル曲自体が非常に少ないのですが、その分この曲のキュートっぷりは群を抜いています。この曲の今年の最大のトピックといえば、2月のアイマス合同ライブ(MOIW2023)でしょう。なんとSideMのみのカバー歌唱があり、それはそれは可愛らしいステージが披露されました。 - Dye the sky. (試聴)
3年目CDのカップリング曲です。シャイノグラフィと対象的な歌詞で歌われる、やや重たく強いイメージのある曲となっています。サビ後半の「オーオーオーオオオオーオーオーオー」は一緒にコールしたい所。その直後、キャストが思い切りこちらを蹴り飛ばしてくれます。 - Team.Stella(櫻木真乃・芹沢あさひ・樋口円香・月岡恋鐘・園田智代子・大崎甘奈・小宮果穂)のソロ
- Team.Luna(田中摩美々・福丸小糸・大崎甜花・杜野凛世・三峰結華・和泉愛依・幽谷霧子・風野灯織)のソロ
- Team.Sol(白瀬咲耶・有栖川夏葉・桑山千雪・市川雛菜・黛冬優子・西城樹里・八宮めぐる・浅倉透)のソロ
- シーズ(七草にちか・緋田美琴)のソロ
- 斑鳩ルカのソロ(オリジナルMV)
- 三峰結華のソロ(新キャスト版・Various Artists Topics)
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1st Live : FLY TO THE SHINYSKY 2019/3/9~
舞浜アンフィシアターで行われたファーストライブ。当時のメンバー16人が全員出演しました。曲数がまだフルライブでできるほど多くなく、ボイスドラマパートが多めだったのが特徴です。 -
MUSIC DAWN 2020/10/31~
2年目からコロナ禍に突入してしまったシャニマスが繰り出してきた、アイマス史上唯一と言っていい、無観客を前提とした配信フルライブです。幕張イベントホールに見える広い会場に実際に椅子を並べ、コンサートライトを模した電飾を駆使して行われました。ドローンカメラなども使われ、映像作品としての完成度を高める方向に振っています。テーマは「歌番組」でした。 -
2nd Live : 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY 2021/03/20~
幕張メッセで行われたセンターステージのライブです。コロナ禍でライブ自体が1年遅れて行われました。初日ライブの最中に地震が起きて中断するなどのハプニングもありましたが、ケーキ型のせり上がり回転ステージや縦横無尽のトロッコなど、このライブ特有の演出が数多く見られ、大きな話題となりました。 -
3rd Live : PIECE ON PLANET 2021/04/03~
2ndライブが1年遅れたため、なんと2ndライブの2週間後から始まった3rdライブツアーです。名古屋・東京・福岡で行われ、メンバーのソロ曲が初めて披露されました。ステージ上には多数のエレベーター状の仕掛けが用意され、立体的な演出となったのが特徴です。 - 4th Live : 空は澄み、今を越えて。 2022/04/23~
2ndライブと同様の幕張メッセで行われました。非常に広いオールフラット会場でしたが、巨大なムービングステージが用意され、客席は前後左右さまざまな方向を見ながら楽しむ多次元ライブとなりました。 - SETSUNA BEAT / MUGEN BEAT 2022/08/13~
東京ガーデンシアターと武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた、「対バン」形式のライブです。対バンとは言うものの、ユニット制をより意識したといった感じのライブでした。目玉は他のユニットのカバー曲の披露で、アルストを歌う放クラや、放クラを歌うアンティーカなどが見られました。 - 5th Live : If I_wings. 2023/03/18~
代々木競技場で開催。ステージ形状は比較的ノーマルに近いライブでしたが、初日と2日目で全く異なる演出がなされました。初日は「アイドルが終わる世界」、2日めは「アイドルが終わらない世界」を描いており、初日に参加したPが大混乱。そういった部分はあったものの、個々の曲のライブ演出が神がかっており、演出的には非常に評価の高いライブとなっています。 - SOLO PERFORMANCE LIVE「我儘なまま」 2023/07/22~
武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた、ソロ曲を中心としたライブです。3rdライブの東京公演2日めが無観客開催だったこともあり、その時の忘れ物を取り戻すようなライブでした。アイドルによる劇中劇的なボイスドラマがあったり、全員で歌う曲が一切披露されなかったりと、かなり特殊なライブでもありました。メインステージが3面の回転舞台になっていたのも特徴です。
ソロ曲は紹介しません
シャニマスのアイドルは、コメティックの新メンバー2人以外の全員が最低1曲はソロ曲を持っています。ただ、どういうセトリであっても異次元フェスでシャニマスのソロ曲が歌われる可能性は低いんじゃないかと思います。アイマス合同ライブ(MOIW2023)では放課後クライマックスガールズの小宮果穂の「絶対正義 EVERY DAY」が歌われましたが、これはエイプリルフール用の特殊な曲でした。あとは同じくエイプリルフール曲のアルストロメリア大崎甜花の「デビ太郎のうた」くらいしかありません。どちらも公式試聴動画がないくらいの特殊曲なので、知りたい人はググってください。
エイプリルフール曲ではない、本筋のシャニマスのソロ曲は、アイドルの内面やキャラクターに寄り添ったものが多く、そのアイドル以外が歌うことがほぼ考えられません。異次元フェスの出演者数から考えても、さすがにソロ曲をソロ歌唱することはあり得ないので、ライブの予習という意味では外しても大丈夫でしょう。一応、ソロの試聴動画リンクは貼っておきます。
全体曲でもユニット曲でもソロ曲でもない曲
シャニマスの「全体曲でもユニット曲でもソロ曲でもない曲」は、あまり多くありません。10曲もないです。異次元フェスでやるのかというと、オリメン的な意味での歌唱はほぼないと思います。ただ、「シャッフル曲」のネタとして使われることはあるかもしれません。ここでは、シャッフルに使われそうかなー?という曲を更にピックアップし、少しだけ紹介します。
リフレクトサイン
上のソロ曲紹介でもリンクに張った、Team.Lunaという越境ユニットによるクールな曲です。シャニマスにはアイドル属性という概念はありませんが、Team.Lunaは「月」をモチーフとした、ややクールよりのメンバーが揃っています。なので他のアイマスで言うところの属性曲に近い扱いになってますね。落ち着きがありながらもサビで確実に火がつくこの温度感は、まさにアイマスのクール曲。ライブで非常に使いやすい曲だと思います。
[試聴動画]
SOLAR WAY
こちらもソロシリーズのCDに含まれる、Team.Solという越境ユニットによる曲です。Team.Solは「太陽」をモチーフとした、元気……というよりはメンタル面に特徴があるアイドルのユニットです。SideMの黄属性「メンタル」に近いですね。しかし、楽曲に関してはSideMの「メンタル」属性というよりはシンデレラガールズの「パッション」属性に近い、とても元気な曲です。これもコロナ禍の中で歌われていたのでコールについてはあまり印象がありませんが、サビに入る直前に元気よく手を振る振りがありますので、こちらもライトを元気よく振り返しましょう。
[試聴動画]
Killer×Mission
こちらはシャニマス内でのユニットコラボで歌われた曲です。アンティーカとストレイライトという、クール系の2ユニットが歌っています。クール系を紹介しすぎなのではという感じではありますが、使いやすそうなんですよね。Dメロ~落ちサビでのメンバー絡みが素晴らしく良いので、コラボライブ向きでもあります。曲のタイトルに「×」が入っていますが、異次元フェスではアイ×ラブなコラボは見られるのでしょうか?この曲は試聴動画がないので、是非サブスクで聞いてみてください。
[ライブPV] (短め)
シャイニーカラーズについてもう少し教えて
当エントリでは、シャニマスの楽曲の紹介をメインで行っています。ですが、そもそもシャニマスについてよく分からない、がっつりやり込む気はないけど軽く触れるにはどうしたらいいの?、という人も多いと思います。ここからは自分の主観にはなりますが、簡単にアイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス)について紹介をしたいと思います。
シャニマスってどういうアイマス?
「アイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニマス)」は現時点のアイドルマスター主力5ブランドの中で、もっとも新しいコンテンツです。とはいえ今年の4月で作品は既に5周年。移ろいの激しいアイドルコンテンツ業界の中にあって、ベテランの域に入ってきました。SideMに続き、アイマスでは2ブランド目の固定ユニット制を採用しており、基本的に各アイドルは一つのユニットに固定的に所属しています。当初は4ユニット・16人という、それまでのソシャゲ系アイマスに比べると大幅に少ない人数で開始されましたが、その後ユニットとアイドルが少しずつ増え、今では8ユニット・28人という体制になっています。所属する事務所は「283(つばさ)プロ」。社長は天井努、他に事務員の七草はづきがいます。
これまでのアイマス主力4ブランドと同様、ゲームを軸としており、そこから各派生コンテンツが生まれています。ゲームは「シャイニーカラーズ(シャニマス)」が当初から稼働し、そして近々、シャニマスブランドの新作「シャイニーカラーズ ソングフォープリズム(シャニソン)」リリース予定です。これらのゲームについては後ほど簡単に紹介します。
ブランドの特徴としては、世界観はかなり現実寄り、分かりやすいギャグテイストなどは作品本編にはあまり登場しません(公式4コマやその他の周辺コンテンツなどには見られます)。特筆すべきはアイドルや世界観の緻密な描写で、シャニマス世界のアイドルのリアリティは「実在性」という言葉とともに語られることも多くあります。また、作品世界のストーリーが比較的はっきりしているのも特徴で、作中の「プロデューサー」の人格を追体験するような作品性となっています。ポエミーかつ分量のあるテキストは人を選ぶこともあると思いますが、その世界観に虜になるプロデューサー(P)は後を絶ちません。
ゲーム「シャイニーカラーズ(シャニマス)」について
ゲーム「シャイニーカラーズ(シャニマス)」は「アイドル育成シミュレーションゲーム」です。「アイドル育成シミュレーション」ですので、分かりやすく言うと、あのウマのゲームや某野球ゲームの育成モードを想像していただけると(それ以上いけない)
一番分かりやすいゲーム性としては、「プロデュース(育成)」した強力なアイドルでユニットを組み、「フェス」で他のプロデューサーと対戦して勝つというものになります。強いランクを維持できると、更に強いアイドルを作りやすくなるという修羅ループ。この遊び方で上位を維持するのはなかなかに大変で、シャニマスPの階級システムを形成しています。
その一方、シャニマスは「華やかなアイドルゲーム」でもあります。新しいカードをガシャで引けたら、そのカードに関するコミュ(ストーリー)が付いてきます。そのコミュを読むのに「プロデュース(育成)」が必要なため、必要なプロデュースだけ楽しむという遊び方ができます。この遊び方をする場合、強いアイドルを育てることに拘る必要がありません。また、適宜行われるイベントにもメインシナリオとなるコミュが付いており、このコミュを解放するために少しだけプロデュースするというのもあるあるです。最近はオートモードも充実し、ほとんどプロデュースせずにイベントを進め、コミュが開けられるようになりました。
このように、「ストイックな育成ゲーム」と「アイドルのコミュを楽しむエンターテイメント」がシャニマスを楽しむ両輪となっています。幅広いプレイスタイルを選べるため、間口は思ったより広いゲームです。コミュの数がとにかく膨大ですので、ライトな遊び方をしてもかなり長期間楽しむことができるはずです。特に、プロデュースアイドルには「トゥルーエンド」という概念があり、初心者にはそれを達成するのが一つの壁とはなるものの、これが達成できるとSRならガシャ10連1回分、SSRなら2回分の無料石が貰えます。これを利用して更にカードを増やし、増やしたカードのトゥルーエンドを狙うのが良きシャニマスライフへの近道です。
ゲーム「シャイニーカラーズ」は、enzaと呼ばれるプラットホームと、スマホアプリ(iOS/Android)で提供されています。enzaってなんぞや?と言いますと、要はGoogle Chromeブラウザ上で遊べるゲーム用のフレームワークです。なのでパソコンでもChromeやMS Edge上で遊べる他、スマホでもChromeを使用したenza版が(アプリのインストール不要で)遊べます。enza版とアプリ版でアカウントは共通で使えますが、いわゆる有料石は別扱いになります。ざっくりいうとenza版の方が課金が安く済むので、enza版がオススメです。PCが使える人はPCがマジでオススメですよ。
ゲーム「シャイニーカラーズ ソングフォープリズム(シャニソン)」について
※画像は公式サイトから引用しています。
「シャイニーカラーズ ソングフォープリズム(シャニソン)」は「アイドル育成シミュレーション&リズムゲーム」というジャンルのスマホアプリゲームです。これを書いている9月中旬現在、まだリリースされていません。まもなくリリース予定とされています。
シャニソンは、簡単に言うと音ゲーです。ただし、比較的純粋な音ゲーである「デレステ」や「ミリシタ」よりも「育成シミュレーション」としての側面が強く、従来の「シャニマス」のシステムを大きく引き継いでいるとされています(自分がベータ版を遊べなかったのでイマイチまだ理解できてませんが)。公式からアナウンスされている点としては、シャニマスが「アイドル個人の育成」だったのが、シャニソンでは「ユニットでの育成」という方向に変化しているとのことでした。
これまでのシャニマスがブラウザゲームであったこともあり、ビジュアル面では格段に進化を遂げています。アイドルは3Dで描写され、アイマス伝統の迫力あるライブシーンが描かれるようになります。まだ世に出ていないゲームのため、面白いのかどうかも分からないものでもありますが、新しくシャニマスに飛び込むにはいい機会かもしれません。リリースされたら、是非チェックしてみてください。
アニメが始まるって聞いたけど……?
シャニマスはまもなくテレビアニメが始まります。放送は2024年春から。キャラクターが3Dモデルで表現されたCGアニメとなります。9月現在ではPVが発表されている程度で、内容については不明な点がかなり多いです。プロデューサーはイケメンです。
このアニメは10月27日より劇場先行公開が行われる予定です。劇場先行公開は全3幕に渡って分割して行われますので、おそらく1幕に4話ほどのストーリーが含まれるものと思われます。第二幕は11月24日、第三幕は1月5日からなので、異次元フェス時点では第二幕までしか公開されないことになります。ちと微妙なタイミングですね。シャニマスPならともかく、そうでない人にテレビでやる作品をお金出して見に行くのをオススメするのはちょっと難しいですが、こういうスケジュールであることはお知らせしておきます。
また、このアニメに登場するユニット・アイドルは、シャニマスの初期4ユニット、すわなちイルミネーションスターズ・アンティーカ・放課後クライマックスガールズ・アルストロメリアだけとなります。ストレイライト以降の4ユニットは今のところ出演予定がありませんのでご注意ください。追加ユニットが登場する第二期とかあると良いんですけどね。
ライブについて教えて
シャニマスはリアルライブが数多く行われています。コロナ禍と丸かぶりしたコンテンツでもあるため、いろいろ大変なことはありましたが、それでも基本的には年に数回のライブを継続的に行っています。
シャニマスのライブはコンセプトにもよりますが、作品同様、かなり世界観の表現に寄せたステージになりがちです。演出には「ゆず」「SEKAI NO OWARI」などのライブを手掛ける井實博昭氏を起用し、他のアイマスとは一風異なる、オシャレなライブが展開されています。ステージの形状もセンター形式からムービングステージ、回転舞台など多種多様です。あまりに凝った演出に、参加したP達が「???」と混乱するような公演もありましたが、トータルで高い評価を得ていると言っていいと思います。
[これまでの公演(一部)]
シャニマスのその他のコンテンツ
まず、DAY1のおまけコラムでも紹介した、公式WEB4コマが非常にオススメです。シャニマスをさくっと知るにはこれが一番手っ取り早いです。公式で無料で公開されています。
他にもストーリーがはっきりしているコミカライズもありますし、ゲームのコミュを文字起こししたシナリオブックがなどもあります(ほぼ鈍器です)。また、まもなく連載開始される、事務員の七草はづきを描いた漫画作品「事務的光空記録(ジムテキ・シャイノグラフィ)」というのもあります。
P目線でぶっちゃけどうなの?「シャイニーカラーズ」
シャニマスは作品としては間違いなく面白いです。自信をもって言えます。アイドルとプロデューサーの「物語」として見るならば、アイマス全シリーズ通しても一番かもしれません。その物語を面白くするために生まれたであろう、真面目に頑張ったり狂ったりしているアイドルの面々は見ているだけでも楽しく、自分が担当プロデューサーになるともっと楽しい世界が待ってます。
この作品は割と変な方向に暴走する傾向があり、たまに(しょっちゅう?)おかしくなります。かつて事務所にカメラを置いたという設定で、アイドルの生活音や独り言がちょろちょろ聞こえてくる配信なんてのがあり、さすがのシャニマスPも苦笑い、ということもありました。他にもリアル展示でアイドルの靴などをずらりと並べたり、メンバーの性格の違いをジャージの脱ぎ方で表現したり、面白いは面白いけど、正直ちょっとキモいところはあります。特にシャニマスはアイドルの実在性を強く意識してることもあり、マジでキモいです。シャニマスPもキモいと思ってますよ!本当に!
シャニマスにハマれるかどうかの適合性は、割とガチで上記のようなキモさを受け入れる……というとちょっと言葉が違うかもですけども、作品全体をおおらかな目で見られることってのはあるかもしれません。シーズ周りのコミュを筆頭に、ストーリーを読んでるこちらのメンタルをかき乱してくることも多く、人によってはそれにガチの不快感を示すというケースも見たことがあります。アイドルコンテンツがそれでええんかいという気もしなくもないですが、確かに、アイドルへの情熱と俯瞰的な余裕を両方持てる人向けのコンテンツかもしれません。シャニマスのコミュの感想を書いてるブログやnoteなんか見ると、その書き手の情熱と冷静の境目が見られたりして面白かったりもします。自分の感情すら俯瞰的に見れる人には、これほど楽しいコンテンツは他にないくらいです。シャニマスは文学。
こうやって自分の感じたことを言葉にまとめてみると、本当にアイドルコンテンツなのかという感じになりますね。この狂気をゲーム以外で感じられるかが気がかりではあります。そう、アニメです。PVを見る限り、フツーのアイドルアニメにも見えちゃうんですよね(初期4ユニットはゲームでも割と穏やかというのもありますが)。ちゃんとシャニマスしてくれてるといいんですけどね。
……という中毒性がP側にも表れるのがシャニマスです。そういうの大好物だ!面白そう!という方はぜひぜひシャニマス世界に足を突っ込みに来てみてください。その沼は浸かったままそこで死ぬ、毒の沼です。
そう、あんたはここで、ふゆと死ぬのよ。