アイドルマスターのオリジナル曲数を数えてみた・2019年12月


あけましておめでとうございます。アイマス15周年イヤーの2020年になりました。毎年恒例、昨年末までのアイマスの曲数を数えたので発表したいと思います。メモリアルイヤーを目前にして、アイマス曲も大台が目の前に迫ってきています。

2019年12月末までのアイマス曲は981曲


2019年末のアイマス楽曲数は981曲となりました。2019年下半期で37曲、1年通して83曲が追加となっています。年間での数字は前年までと比べてかなり少なくなっており、2018年の約2/3、2017年の6割程度となっています。各コンテンツのCDシリーズやゲームイベントが着実に進捗する一方、大きな企画が動かなかった1年だったかもしれません。「安定している」という言い方もできるかも。

一方で、バンナムフェスや東急ハンズコラボ、MORやニコ生特番などでいわゆる「越境」の企画を見る機会が増えてきました。15周年は10周年とはまた違った「アイドルマスター」シリーズの姿が見られそうな、そんな気がする年明けです。

そんなアイドルマスター各プロジェクト、それぞれの2019年の動きと2020年の展望を見ていきましょう。

765プロASはミリオンとのダブル路線に

2019年の765プロASは0曲、当サイトのカウント基準に則った上での新曲の追加はありませんでした。しかしミリシタにAS全体曲の「LEADER!!」が登場し、更にミリシタのイベント曲とそのCDカップリングでASメンバーだけの楽曲が生まれるなど、ミリオンライブサイドでの活躍が増えてきました。近未来アウトサイダーなどTCでも存在感を出していましたね。ASはこのままミリオンに統合されていくのかな…と思っていたら、まさかのMASTER ARTIST 4の発売が発表され、コロムビアサイドもまだまだ続きそうで非常に楽しみになってきています。更に単独ライブも控えた765プロAS、15周年メモリアルイヤーも目が離せなさそうです。

なお、15周年記念曲「なんどでも笑おう」は今回まだ未計上ですが、2020年には久しぶりのユニット合同曲がカウントに加わりそうです。

企画盛りだくさんシンデレラガールズ

年末年始におめでたい話が続出したシンデレラガールズは相変わらず楽曲の展開が多く、下半期で16曲、年間で34曲の新曲が登場しています。デレステやしんげき、CINDERELLA MASTERと「通常営業なのに新曲が登場するチャンネルが多いのでガンガン増える」スタイルは健在です。2019年はまさかの新アイドル追加に「ゆず」や他作品とのコラボ、7thライブでのDJ KOOさんの登場やスピンオフアニメ企画など、これまでのアイマスの枠を超えた活躍が目立ったシンデレラガールズ。2020年も何が来るのか予想できません。

安定と胎動のミリオンライブ

ミリオンライブの下半期は12曲、年間では25曲の追加で、(あくまでうちのレギュレーション上ですが)765AS楽曲を超えました。だいたい毎月2曲ずつ(主にミリシタイベント曲とそのCDのカップリング)増えています。大変わかりやすく安定期に入っています。シリーズ企画上の大きな動きは今のところ見られず、6thライブ関連の演出に特化したような1年だったように思います。そんなミリオンが2020年に予定しているのが、アイマス史上初の大型野外ライブフェスです。これがミリオンライブでどのような意味をもってくるのか、それに向けた動きがあるのか。ミリシタの3周年イヤーに期待が高まります。天気がよくなるといいですね!(切実)

待望の新ユニット曲が登場!SideM

SideMはWORLD TRE@SUREを中心とした構成で、下半期で5曲、年間で10曲の追加です。SideMは2年弱ほど新曲数が少ない時期が続いており、僕のブログもそういう不満のソースとして引用されることがあったりしたのですが、いよいよ待ち望まれていた新CDシリーズが動き出します。待望の新ユニット曲が登場し、一気ににぎやかになりそうでワクワクしますね。また、長かったWORLD TRE@SUREが終わり、「その次」の展開も楽しみです。次はドームライブを控えているSideM、2020年は注目の1年になるかもしれません。

リアルイベント激増のシャニマス

3月に1stライブを終えて一気に波に乗った感があるシャイニーカラーズ、サマパ・バンナムフェス・感謝祭と、ユニットの枠を超えたリアルイベントが一気に増えた1年となりました。ストレイライトが加入してから1年経っていないのが嘘のようです。そんなシャニマスの新曲は、下半期で4曲、年間で13曲が登場しました。シャニマスは全楽曲数こそまだ多くないものの、1曲1曲をとても大事にしている印象がありますね。2020年もユニット別CDとライブイベントが予定されており、次の展開も楽しみです。

増えそうでなかなか増えないラジオ曲

アイステの最後のCDから1曲が追加となった2019年のアイマスラジオ曲ですが、デレパの新曲とミリラジの新曲(未発表)がなかなかカウント対象にならずヤキモキしていますw 新曲ではないですが、MORの公録ではまた新しい角度でのアイマス曲の見方ができたりしており、本当に楽しい番組になってきています。各ラジオの特色もはっきりしてきて、コンテンツ別といった括りだけでなく、番組としての面白さが整理されてきたようなそんな感がありますね。15周年イヤーは各ラジオでも動きがあったりするのでしょうか?

増加傾向


プロジェクト毎の増加傾向です。ミリオンの曲数がトップになりました。シンデレラガールズも765ASに追いつきそうです。


続いて積み上げグラフです。2018年4月頃までは「右肩上がりで増えている」とそこまでのグラフで判断していましたが、今になって見てみると、むしろ2017年後半~2018年初頭の勢いがおかしかっただけで、今はそれ以前の増え方に戻っただけのようにも見えます。ちなみにその頃は、ミリオンのMSシリーズとSideMのオリピが重なってソロ曲が出まくっていた時期でした。


「月ごとの新曲の数」のグラフです。シンデレラとミリオンのコンスタントっぷりがよくわかります。4月と8月が突き抜けていますが、それでも2019年は全体的にバラツキの少ないリリース傾向にあったように思われます。

まとめ

2019年は新曲という意味では「安定」な感じでまとまりましたが、リアルイベントにそれぞれ新たな挑戦を盛り込んだ1年だったようにも思います。シンデレラやミリオンはテーマ別公演で演出を強化し、SideMやシャニマスは「プロミ」的なイベントと周年ライブの組み合わせでそれぞれ違った面を見せてくれました。こういった経験が作品側に結実していくのがアイドルマスターの特色ですので、これからの進化が面白くなりそうな、そんな予感がしています。バンナムフェスもとても思い出に残るお祭りでした。

さて、981曲ということで、「大台」が目の前に来ています。というか、SideMの新CDシリーズだけで大台に乗せられそうなボリュームで、実はもう達成が確定していたりします。そして、私事ですがこのブログでアイマス曲を数え始めてからも5年になります。カウント当初はシンデレラがまだ50曲もなかったんですよねw この5年でアイマス曲は倍以上に増えており、いいタイミングで観測できてよかったと思っています。何度も言っているように今年はアイマス15周年、このお祭りを皆で楽しんでいけたら最高に嬉しいです。これからも、アイドル!!!!!

さて、次回の記事は2020年7月初頭ごろを予定しています(その時点でのリリース状況などを鑑みて前後する可能性があります)。それではまた次回。

レギュレーション

対象とする曲について

  • アイドルマスタープロジェクトの歌と伴奏がある楽曲すべてが対象です。BGMは含めません。対象の楽曲リストはこちら
  • 当記事では、後述の「初出年月日」が2019年12月31日までのものを計上対象としています。それ以降のものは対象としていないため、シンデレラの新曲「夢をのぞいたら」や15周年新曲「なんどでも笑おう」、デレパ新主題歌「デレパにパニック」等はまだ計上されていませんのでご注意ください。
  • アイマス曲の分類を、大きく「プロジェクト合同」、「765プロAS(オールスターズ)」、「シンデレラ(ガールズ)」、「ミリオン(ライブ)」、「SideM」、「シャニマス」、「ラジオ」に分けています。ぷちます!、876プロ、961時代のJupiter、玲音、詩歌は系統上765プロASに含めています。「プロジェクト合同」はライブテーマ曲の「IDOL POWER RAINBOW」「アイ MUST GO!」の2曲です。
  • 「ラジオ」を別立てにしているのは、ポジション的に「キャラソン」ではなく「声優ソング」に近いためです。ただ、曲によって程度がマチマチで、ラジオ主題歌でもキャラ名義のものがあり、悩みました。基本的にキャラ名義であっても、ラジオ公開の曲は「ラジオ」としています。「Treasure☆」は出自的にラジオ曲としていますが、これは今後見直しがあるかもしれません。
  • 「XENOGLOSSIA」「アイドルマスター.KR」の楽曲はカウント対象が明確でないため対象としていません。今後合算する可能性はありますが現在は未定です。
  • 「REM@STER」や「PERFECT IDOL」「346Pro IDOL selection」「しんげきRemix」などのアレンジ曲やメドレーは個別にカウントしません。「THE IDOLM@STER 2nd-mix」「READY!!&CHANGE!!!!」「オハロナイ○*☆とろぴかる Remix」なども元の曲のみのカウントとします。また「白い犬/黒い犬」「団結/団結2010」「ØωØver!!各種」などの「同じような曲」は全て同曲として扱っています。ただし、「こいかぜ −花葉−」は「こいかぜ」とはメロディが明らかに異なるため、別曲としてカウントしています。
  • カバー曲・歌姫楽園はカウントに含めません。アイマスのオリジナル曲のみを数えます。アイマス2に登場した初音ミクの「メルト」「ワールドイズマイン」や、デレステの「キミとボクのミライ」「エンジェルドリーム」などは明らかに他コンテンツの曲であるため、計上していません。なお、アイマスが初出であれば、後発で作曲者などのアーティストがカバーすることがあったとしても、それはアイマス曲として計上します。
  • 「ワンダーボイス」「ローディングの歌」「i 〜and you〜」などはゲームに登場した「歌」ですが、「セリフ・SE」とのグレーゾーンにあるということで除外します。「高速道路」などの伴奏のない曲や、「315プロNight!」内のみで披露された曲などもカウント対象外とします(今後CD等が出た場合は、収録状況により検討する可能性があります)。
  • 「マジで…?」は、そもそもアイマス曲なのか?という問題がありますが(あくまでアーティストとしてのリリースでは?ということ)、ここではアイマス曲として扱っています。

初出年月日について

  • 初出年月日は、ゲームで遊べる/聞けるようになった日、もしくはCDやiTunes音源が発売された日付を使用しています(ただしサウンドブース・オーディオルーム・サウンドスタジオ等の試聴コーナーはゲーム登場日に含めません)。ゲームにはアーケード・パチスロも含みます。一番くじなどの景品系のCDも対象としますが、くじの発売日を初出年月日とします。イベント先行発売は基本的に除外し、一般発売日を優先しています。
  • ただし「青空エール」は(初出の時点で)先行発売ではなく会場限定発売であったため、イベント発売日を初出日としています。
  • テレビ放送・ラジオ放送・映画上映・ライブ・イベントが初出であっても、これを初出対象としていません。なお、「Treasure☆」はラジオ曲としてカウントしていますが、デレステに配信されたタイミングをカウント対象としています。
  • 「団結」「マジで…?」はアイドルマスターシリーズではないゲームに登場した楽曲ですが、それぞれの「ゲーム登場日」を初出年月日としています。

コメント(4件)

  • 無銘 [2020年01月08日(水) 0:37]

    お疲れ様です!
    2020年も楽しみですね!

  • 無銘 [2020年01月18日(土) 4:28]

    バンプレストの歌は2012年3月に開催されたパンプレスト社主催のイベント
    『パンプレスト博覧会』のために書き下ろされた曲であり
    すーぱーそに子様が歌唱するバージョンが収録されたCDも
    会場限定一番くじの景品として発売されています。
    アイマスオリジナル曲とは言えないと思います。

    一番くじの商品ページがまだ残ってましたので参考まで
    https://bpnavi.jp/s/kuji/pc/medias/show_by_key/sonico
    https://bpnavi.jp/s/kuji/pc/medias/show_item/2072/1750

  • 天蛾 [2020年03月10日(火) 23:04]

    >無銘さん(2人め)
    すみません、承認制にはしてないはずなのに非承認になってて見落としてました。
    そしてご指摘ありがとうございます!
    ご指摘のとおりですので、次回から外してカウントしたいと思います。

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