賃貸住宅でプロジェクターを逆さ吊りにする妙案


プロジェクター設置の新提案

プロジェクター、いいですよね。大きな画面で映画を見たりスポーツを観戦したりゲームをやったり。最近はホームシアターなんてのも一般化してきており、プロジェクターの1台や2台どこのご家庭にも転がっていると思います。

しかし、プロジェクターを設置するにあたって問題になるのが設置方法です。最近の高性能で高価な機種であればスクリーンのすぐ近くに置くことができたりしますが、そうでもない機種で80インチ以上の映像を出力しようとすると最低でも2.5~3mほどの距離が必要になったりします。最近はかなり短くなってはきましたが、それでも2.5mというのは日本家屋ではなかなかにキツい長さです。平面置きすると鑑賞スペースを確保するのに苦労することも多いと思います。

そこで出てくる案が天井からの逆さ吊り案です。一般的な常設プロジェクターは大抵天井からぶら下がってますが、それはなんといっても映像が鑑賞する人と干渉しないからです(ダジャレじゃないですよ)。プロジェクターオーナーは一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

しかししかし、これがまた大変です。そりゃそうですね。普通に考えたら天井に穴をあけなくてはならないわけですから。持ち家でも躊躇するのに、これが賃貸住宅ともなると絶望的です。ウチも賃貸なのでいろんな方法を考えたりしました。そしてその結果、なかなか有効な方法を見つけました。

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どうですか!このように天井で突っ張るタイプの網ラックに固定してしまえばいいのです。これなら天井に穴をあける必要はありません。天井につっぱり可能な強度があれば大丈夫です。しいて言うなら、天井から直接吊るすよりやや高さが低くなるので、天井が低い部屋だとちょっと辛いかもしれません(天井が高すぎる部屋にも不向きですが、それは逆さ吊りでも同じですね)。

コレを実現するのにかかった金額は、なんとたったの2万円!いや意外と高いぞ。突っ張りラックがだいたい6000円の品で、固定具が主に東急ハンズで1万4000円くらいでした。うまく調達できればもっと安くできるかもしれません。突っ張りラックはこちらの45センチ幅の商品を購入しました。なお、他にも似たような商品がありますが、天井高によってはメッシュ部分の位置が合わずうまく設置できないことがあるかもしれません。必ずサイズを計測の上、問題のなさそうな商品を選んでください。サイズが合うのであれば、下記の商品などは安くて良いと思います。

一番肝になる部品は上部についている「棚受」です。これは本来、壁に棚を取り付ける際に下側から固定するためのものです。上から使うことで圧縮力と引張力が逆になりますが、プロジェクター程度の重さなら特に問題にならないと思います。実際ウチでは全く問題ありません。他にもサイズがありますので、プロジェクターのサイズによって選んでください。

板はAmazonで買いました。厚さ9ミリの化粧板です(プロジェクターによっては強度不足かもしれません)。板には電動ドリルで穴をあけていますが、ネジのサイズをあらかじめ調べておけば、ホームセンターでやってくれるところがあると思います。実寸の穴配置図を持って行きましょう。

あとの部品、L字材やネジ&ナット、スペーサーやワッシャーなどはどのような器具をどのような突っ張りラックの網に取り付けるかで変わってくると思います。このあたりはDIY力が試されそうですね。取り付けネジはプロジェクターの製品によって決まると思いますが、あとはハンズにでも行って、売っている部品と自宅の環境を見比べて、最適解を見つけ出してください。

ちなみに、うちのプロジェクターはBENQのW100という10年くらい前のかなり古い機種です。238x94x283mm、2.7kgで、80インチサイズの焦点距離3~3.3mほど。メーカーのサイトからは既に削除されています。BENQェ……。
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でもプロデューサー、この機械あんまり使ってなくないですか?

作ったら満足しちゃうんだよねえ


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