デスクトップPCを新調した(NUC)
2016年1月15日(金) 買い物
わー、小さくてかわいいですねコレ。うっうー!しかも安そうです!
うん、そこそこ安かったね。OS込みで8万円で済んだもん
980円くらいじゃないんですか~~
自宅用のパソコンを新調しました。ご覧のとおり、Intelの超小型ベアボーンキット「NUC(Next Unit of Computing)」です。細かいベンチマークはありませんが、所感とか述べたいと思います。
NUCに買い換えた!
メインのデスクトップPCを買い換えたのは5年ぶりになります。前機種は人から安価で譲ってもらったCore2Duoマシンで、現在でもストレスなく使えるかなり優秀な子でした。ってかまだ生きてます。メモリが8GBあり、更にCドライブをSSDに換装したのが良かったですね。
今回PCを変えようと思ったいきさつとしては、まず環境の陳腐化を脱したかったこと(要は自己満足)、全SSD化による高速化で更にストレスフリーしたかったこと、そしてVTが動くCPUで仮想環境を使いたかったことが挙げられます。あと、大きいPCに飽きたというのもありますね。前のもスリムPCだったんだけど、それでもデカイし排気音が気になるし、せっかくなら思いっきり小さいPCにしたいと考えてました。
内部構成としては以下のとおりです。すべて秋葉原のツクモeXで揃えました。安かったし品揃えも良かったし、店員さんのアドバイスも良かったです。なんだかんだツクモで買うことが多いな。
部品名 | 型番 | スペック要約 | 価格(税抜) |
---|---|---|---|
ベアボーン | Intel NUC5i3RYH |
CPU:Core i3-5010 – 2.1GHz(2C4T) – TDP 15W – Intel HD5500 2.5″ドライブ搭載可 |
\35,990 |
ストレージ | Crucial MX200 250GB M.2 |
SATA 6.0Gb/s 555 MB/s Read 500 MB/s Write |
\11,980 |
メモリ | CFD PANRAM W3N1600PS-L4G |
4GB x 2 DDR3-1600 低電圧 1.35V |
\5,780 |
OS | Microsoft Windows 10 Pro |
パッケージ版 | \21,584 |
合計して消費税入れると8万円超えますが、そこはうまいこと割引とかポイントとか駆使して79,000円ちょいでした。値段を押し上げているのがWindowsなので、ハード自体はかなりお値段抑えめで買えたんじゃないかと思います。Windows安くなんないかなあ。
じっくり見てみよう
組み立てはさすがNUC、ものの10分で完了です。何も難しいことはありませんでした。動かす前にいろいろ見てみましょう。
まず前面。USB3.0ポートが2つとヘッドホン端子がついています。黄色い方のUSBは充電に対応しているそうです。ヘッドホン端子は微妙に刺さりが悪かったです。
後面です。こちらにもUSB3.0ポートが2つついてます。モニタ出力はミニHDMIとMini Displayportの2段構え。ここが余計なケーブル代になるところですねえ(もちろんデュアルモニタで出力できます)。あとはギガビット対応の有線LANと電源ですね。上側に排気口があり、中にはヒートシンクが見えます。この機体は完全なファンレスではなく、わずかに駆動音がします。全く気にならない程度の音ですが。
それにしても小さいですね。1/4ムギちゃんと比べて、ようやく普通のパソコンのサイズに見えるほどです。こんなに小さいと、机の上とかに置いておくと誤って落としてしまいそうです。
そういう危険もあり、モニターの裏にくっつけちゃいました。VESA対応のマウンターは付属しているので、ドライバーさえあれば簡単に取り付けることができます。
この場合の難点は、電源ボタンを押しづらいこと。メーカーもその点は考えているらしく、WOL(Wake on LAN:LAN経由での電源ON)機能が最初から有効になっています。スマホにワンタッチのWOLアプリを入れておくと便利ですね。
動かしてみよう
それでは早速Windowsをインストールしましょう。パッケージ版はUSBで入ってるのでセットアップも楽ちんです。というかあっという間に終わります。ものの10分。これは期待できそう。
実際のところ、Core i3とはいえさすがIO500MB/sのSSDマシン、サックサクに動いてくれます。HDDで起動したときのログオン後のカリカリタイムが存在せず、すぐにPCを使うことができます。ドライバもWindows10が自動で認識してくれるものが多く、最初から全てのハードを認識しました(ただし、念のためドライバは最新のものを当てておいた方がいいとは思います)。
弱点はなんといってもゲーム向けのグラフィック。HD5500というCPU搭載にしてはかなりゲーム向きなGPUを載せてはいますが、しかしコイツは所詮TDP15Wの超省電力CPUです。高度なグラフィックの洋ゲーなどは全くできないと思っていいと思います。とはいえ、ドラクエXのベンチマークを動かしてみたところ、標準設定でスコア6000前後で「普通」だったので、画質を追求しないゲームならイケそうです。東方Projectも大丈夫でした。
CPUはモバイル向けの例に漏れず2コア4スレッドですが、1コアの仮想マシンはスイスイ動いてくれます。VMWARE PLAYERで押し入れに転がっていたXPをインストールして、同じく転がっていたエロゲをインストールしてみたら、10歳若返ったような気分になりました。目的はエロゲではないですが、仮想環境は今後いろいろ役立てられそうなので活用していきたいと思います。
まとめ
まとめると、非常にいい感じです。いろいろトラブルっぽいこともあるにはあるんですが、Windows10に起因する問題だったり、うちのAD環境(Samba4)やファイルサーバに起因する問題だったりなので、PC自体にこれといった不満が今のところありません。これからどうなるかはまだ分かりませんが、現時点ではいい買い物ができたんじゃないかと思います。
この小さくて高性能なマシンに、”yayoi”のホスト名を与えました。これからよろしくな!やよい!