THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015


プロデューサー、感想書くのずいぶん時間かかりましたね

物量がありすぎて、内容がまったくまとまらないんだああああ

待ちに待ったアイマスの10thライブ、2日間現地でハッスルしてきました。7周年の頃にはみんな妄想してましたよね、10週年は「ドームですよ!ドーム!」ができたらいいな……と。期待していたドームとはちょーっと色やカタチが違う気もしますが、それでも立派なドームです!西武プリンスドームでの2日間の感想とか諸々を書きたいと思います!長い!長すぎるよ!

P側から見た、10年歩むということ

10年もコンテンツが持続するのは珍しい、素晴らしいことだ、というのはよく言われます。しかし、アイマスの凄いところはそこではありません。持続ではなく、ここまでずっと右肩上がりで来ています。常に拡大し続けているんですよね。

アイドルマスターの旬はいつか。アイマスをよく知らない人は「ニコニコで話題になってた頃でしょ」「テレビでアニメやってた頃じゃない?」などと思うかもしれません。でも、それは大間違いです。アイマスの旬は「今」であり、更に「近しい未来」でもあります。そりゃもちろん、更に10年後に20周年ライブが出来るほどコンテンツが続くかどうかは分かりません。でも、向こう1~2年は確実に拡大を続けると思います。繰り返しますが、アイマスの旬は「今」なんです。

状況証拠もあります。2014年2月に、アイマスは自身最大のハコ「さいたまスーパーアリーナ(SSA)アリーナモード」で合同ライブを行いました。そのキャパは16,000人程度と言われています。そして今年の西武ドームの10thライブ、規模は38,000人まで膨れ上がりました。しかし、驚くところはそれだけではありません。SSAは当日機材席チケットが出たものの、前売り券は基本的に完売していましたが、ライブビューイング(LV)の実施には至らなかったのです。ところが10thのライブでは、西武ドームに加えて全国の映画館でLVの実施が行われることに。つまりチケットの落選率が高くなったことを示しています。10thのお祭り効果を加味しても、これは驚くべき成長率です。

アイマスの特筆すべき特徴のひとつに、新規ユーザーを常に抱え込もうとする姿勢があります。これはコンテンツの企画的にもそうですし、ユーザーであるプロデューサーの姿勢にも言えることでしょう。新しいゲームが出るたび設定がリセットされたりするのもそうですね。ライブ会場で見かけるプロデューサーが、初めてライブに来た人にアドバイスしたり、サイリウムをあげたりしているシーンは本当によく見かけます。

Pにもいろんな人がいますが、多くの人に共通している認識があると思います。それは「売れなくなったらアイマスは終わる」、「だから自分たちで盛り上げるところは盛り上げる」こと。その方法は人それぞれです。単純にお金を使うだけでもその責務は果たされているわけですから。とにかくそういう意味で、プロデューサーは(一般的な意味とは違う意味で)意識が高いと言えるでしょう。

そんなこんなしてたら、こんなことになっちゃった、という結果の西武ドームです。春香さんは初代のゲームから「ドームですよ!ドーム!」と言ってましたが、でもそれは有言実行ですらない、というか誰も本気になんかしてなかった言葉のはずです。7周年で横浜アリーナに行った頃で、ようやくちょっと頭をよぎる程度だったでしょう。でもそれが、本当に届いてしまった。これはプロデューサー自身も驚いていることです。いやホントに。

入場して座席を見て、改めて驚きました。プロデューサーってのはこんなに沢山いたのかと。それは数字だけでは分からなかったことだと思います。公式も、アイドルも、プロデューサーも。だから一回あの場所に集まったことには大きな意味があるのだと思います。

10周年、本当におめでとう。ありがとう。そして、これからもよろしく。沢山の仲間たち!

765プロがドームライブにたどり着く必然

今回の765プロを一言で言い表すなら「圧倒」。初日のライブはサポートメンバーなどの要素もあったとはいえ、基本的には旧来のアイマスライブそのものです。大半のPからは豆粒のようにしか見えない演者が発するパワーは、確かにドーム全体に行き届いていました。

自分の席の遠さもあり、初日1曲めの「THE IDOLM@STER」が始まった瞬間は「今日は楽しみきれるのだろうか?」と少し不安がよぎりましたが、ソロコーナー一発目の「START!!」では既に完全に呑まれており、ドーム中のPの目が中村繪里子ひとりを追いかけて高速ワイパーするのを全身で感じていました。

特に印象的だったのは初日メドレーラストの「自分REST@RT」でしょう。曲の持っているパワー自体が凄まじく毎回ライブ中最高エネルギーを叩き出しますが、今回明らかに史上最強のジブリだったのはPの人数の多さだけではないと思います。あのステージ上に立っていた10人を言葉で表現するなら、「カリスマ」というところでしょうか。シンデレラの曲名ですが「スター」と言ってもいいかもしれません。ドームライブが似合うだけの風格を纏うようになったんだなあ、と思います。ほんの数年前のライブ映像と見比べると、全然違いますねw。

やはり、大きな転換点だったのは7thでした。メンバー総出演、横アリというハコの大きさ、そして何より765プロのライブとしての圧倒的な進化。そこから冬フェス・8th・SSA・9thと進むにつれて、メンバーの顔に自信と風格と楽しさと、そして感動がどんどん増していくのを強く感じました。

賑やかし担当のあさぽんは返ってくるレスポンスを全「心」で受け止めるようになったし、「楽しい!」と叫んだくぎゅはあの9thを経て更に気持ちをダイブさせるようになったように見えます。キングもこの2人と同じような変化があったように見えますが、そのせいか今回は静かに涙を拭っていました。8thで緊張を楽しさが上回ったというじゅり吉は空気の作り方が抜群に上手くなり、ひろりんはライブ中の真の声がますます感情を帯びるようになりました。あずみんはFirst Stageを歌うたびに「強さ」を増している気がします。はらみーとぬーは「柱」となり、メンバーを支えるようになったと感じました。ミンゴスはいつにも増して千早を具現化させるとともに、いつにも増して繪里子を頼っていたようにも見えます。そして我らが中村繪里子は、ステージと、38,000人のPと、完全に一体化していたように思います。きっと細かい不安などはあったとは思いますが、それとは違う次元での完全な自然体。もしかしたら、声優という役者としての「演技」なのかもしれません。しかし、それができてしまう強さ。まあ、「サイパン」の頃からそうだったんですけどねw。

ドームライブは「奇跡の軌跡」の結果だったのは間違いないと思いますが、それでもその中に、確かに必然が宿っていたのだと思います。

サポートメンバーがサポートしたもの

今回、初日にサポートメンバーとしてシンデレラとミリオンから6人ずつのメンバーが参加しました。彼女らは完全にサポートに徹しており、メインコーラスになることがないどころか、センターのステージに一度も立つことすらないという徹底ぶりでした。メドレー中にトロッコに乗ることでスタンド席を盛り上げたという点で非常に重要ではあったのですが、ぶっちゃけ言ってしまうと、究極的には「居なくてもライブは成立していた」と思います。

では、彼女らは何のためにいたのか。それは2日目にヒントがありました。

SSAの時の765ASは非常に頼もしく、後輩であるシンデレラとミリオンを先導していました。ステージ上でもそうでしたし、SSAおまけディスクのステージ裏映像でもそれを強く感じました。しかし、西武2日目のシンデレラとミリオンは、もう引っ張ってもらうだけの存在ではありません。彼女らもあれから1年半、2度ずつの単独ライブをこなし、見違えるように立派になりました。

後輩を引っ張る必要のない765ASメンバーは、ライブの一部を彼女らに任せることができます。そのせいか、765ASメンバーが「気持ちに正直に」なれる局面が、多かったような気がするんです。2日目、泣き崩れた繪里子をはっしーとぴょん吉がサポートしたシーンはその象徴ですね。頼れる後輩がいるから、その分765ASもステージをより「感じる」ことができる。だから、1日目のサポートメンバーは、765ASへのプレゼントだったのではないかと思うんですよ。

1日目でサポートメンバーが出てきたのはメドレー部分とアンコール後、ライブの最重要ポイントでした。彼女らがサポートしたのはライブ自体であるとともに、765ASの10周年を祝う気持ちそのものでもあるのです。

シンデレラ×ミリオン=?

ミリオンライブの周防桃子ちゃんの歌によると、「1かける5はミリオン」だそうです。小学生のうちからこんなこと言ってたら将来が心配になりますが、まあ言いたいことはわかります。人と人が力を合わせたら単純な合算以上のことができるということですね。

さて、今回の合同ライブにおいて、俺がどうしても見たかったものがあります。それは「シンデレラガールズとミリオンライブのコラボレーション」。ポイントは765ASを頼らないことです。SSAでは3チームの同色合同ユニットで765全体曲を歌っていましたね。でも、それだと765と妹分というカタチにしかならないんですよ。シンデレラとミリオンは今や、単独ライブを2回ずつ行っている立派なチームです。その2チームが肩を並べてステージに並んだら一体何が起こるのか。

それは2日目のメドレーコーナーの2曲めに唐突に現れました。ハッシー・ぴょん吉の「素敵なキセキ」!!シンデレラガールズの島村卯月とミリオンライブの春日未来が、今、肩を並べて歌っているのです!俺の中の安西先生が「それだ!」とカラダを震わせます。同じ赤系統でセンターを任されている「同じパワーを持った」2人が力を合わせたら、今まで誰も見たことのない「アイマスの赤」として輝きだしました。中村繪里子一人では成し得ない光景が、今、そこに!

それに続いて現れたのは、れいちゃまとゆぃ㌧「ホムラジ」コンビの「Super Lover」!!うお、そうくるか!このメドレーは既に俺の中で「夢の超人タッグ編」に突入しています。やっぱアイマスじゃねーか!(※ホムラジネタ)

メドレーはその後765ASも交えて進んでいきますが、あくまで楽曲の中心はシンデレラとミリオンです。「トキメキの音符になって」でもちょを挟むはらみーとるるきゃんからは間違いなく犯罪臭を感じました。「あんずのうた」ではゆきんこの他にあずみんと木戸ちゃんという超変則トリオ。木戸ちゃんにニートソングを歌わせるという劇場版的ビーンボール、大丈夫なのかコレw。もよちー、ナンス、みっくの96年生トリオの「Romantic Now」や、飯屋&うえしゃまというこれまたド変則81コンビの「ミツボシ☆☆★」など、元の曲のイメージがそのまま何倍にもアップする組み合わせも。みく&みっくの「おねだり Shall We 〜?」はもはや名前のダジャレだけで組んだコンビですが、なつ姉以外が猫耳を付けるなんてシンデレラ内でも見られません。すげー!このコラボレーション、超絶楽しい!!!

圧巻だったのは愛美と瑠璃子の「Twilight Sky」です。リアルギタリスト&似非ギタリストのツインエアギター共演!なんだそれ!?この日、愛美のギタープレイを楽しみにしていたPは多いと思いますが、まさかギターを弾かないことで更に素敵な光景を見ることができるなんて、誰が予想したでしょうか。でもこのコンビが「流星群」やると一気にギャグになるなw

このコラボコーナーの締めは、シンデレラとミリオンの「青」、ふーりんところあずの「Never say never」です。千早&ミンゴスとはまるでタイプの違うキャラ&中の人の2組ですね。しかし、その「青」は千早よりむしろ深く、静かな色をたたえているような気がしました。千早はもっと燃え上がるような「青」ですね。

シンデレラ×ミリオンのコラボは、物理的には単純に1人が2人になっただけだと思います。しかし、我々プロデューサーには全く違った景色が見えるんです。卯月と未来が、凛と静香が、李衣菜とジュリアが並んで歌っている所が、確かに見えたんですよ。ドームを真っ赤に染め上げるトップアイドル天海春香は別格の存在ですが、卯月と未来が手を組んだら、何かが起こりそうな気がしませんか?凛と静香が互いを意識して一緒に歌うのを見つめる千早の顔も、ジュリアの横で必死でカッコつける李衣菜にサムズ・アップするなつきちの顔も、俺たちは思い浮かべることができる気がします。もしかしたらベッドで携帯をいじりながら転がる可奈の部屋で、杏と雪歩が「仕方ないよねー」とお茶を飲んでいるところもイメージできる(かもしれない)!!

そう、2人以上が「力を合わせる」と「関係」が生まれ、物語が生まれるんです。それはもちろん各々の作品内で当たり前にやっていることなんですが、作品間でコラボすることでまだ知らないストーリーが勝手に動き出し、キャラクターに新たな命が吹きこまれたような気がするんだと思います。しかも、同一作品内に同ポジションキャラは基本的にいないので、同属性同士のクロスオーバーは更に倍率ドン!

ぶっちゃけ泣きました。今この瞬間、俺は”アイドルマスター”を目の当たりにしている……!10周年というタイミングで、全く新しいアイマスの姿を見ることができました。公式がこれを意識してやってるのは間違いないので、いずれこの方針で何かあると期待していいと思います。参ったな、10年目にしてここがスタート地点かよ。しばらくはアイマスから足を洗うことはできなさそうです。ヒィ。

西武プリンスドーム・オブ・ザ・ヘル

ライブ中、ミリオンスターズと「またここへ連れてきてくれますか!」「約束ですよ!」と約束してしまった西武ドームですが、正直あんまり戻ってきたくはないハコですw。安易な契約は自分の首を絞めますね。

暑い

予め分かっていたことではありますが、かなりの暑さでした。初日は気温が上がらず風もあったのでそうでもなかったのですが、2日目は気温そして湿度が大変なことに。天さん自慢のミリオン高槻やよいフルグラフィックTシャツは「Welcome!!」(全53曲中5曲め)で既に濡れ雑巾のようになってしまい、タオルもライブ中に2回交換しました。用意したドリンクは軽く3リットル以上飲み干し、ライブ5時間中トイレにいく必要がなかった発汗量です。酷い!

空調のない西武ドームの大弱点ですが、単純に「時期が悪い」とも言えるでしょう。ミリオンがここに戻ってくるときは、ぜひとも真夏を避けていただけると助かります。

広い

これはドーム全般に言えることでしょうが、広すぎるというのはやはり必ずしも良いことではありません。初日開演直後「うわ、ちっちゃ!」「え、今どこ!?どこ!?」と慌ててしまいました。まあ、数曲もしないうちに全く気にならなくなったどころか、完全にドームの広さに飲まれて、ライブ圧に圧倒されっぱなしになりましたが。逆に言うと、ドームでライブやるってのは相応のカリスマ性が必要なんだろうなあって思います。でないと「一人でぽつんとドームライブ」ってことになりかねません。

2日目はミリオンのメンバー2~3人で歌唱したりもしてたのでその点は心配はしてませんが、こんなに広いハコを確保して「空席が出る」ってのはものすごく怖いことなんだろうなと思いました。10周年という要素を外して再びドームに来るというのは、多分そんなに簡単なことではないでしょう。

トイレ

1塁側3塁側の外周部にトイレがあるのですが、これが非常に混雑します。それはまあいいとして、アリーナからそこまでが遠すぎる!今回休憩時間が20分も取られたのですが、それでも休憩中にトイレに行って戻ってこれないケースが続出したようです。

しかも初日は休憩後、数曲もの間アリーナ通用口が封鎖されており、戻れなかった人はスタンドの階段で待機させられた模様でした。これは恐らく案内担当の手違いだったと思いますが、自分のツレもまさにそれにヒットしてしまい、休憩が終わってもちっとも戻ってこなくて大変心配してヤキモキするということに。このあたり色々ちょっと無理を感じました。まあ、公演中にトイレ休憩を挟むようなクソ長いセトリを組むアイマスならではなのかもしれないですけどね。

帰りづらい

池袋駅から電車によっては1本。新宿や中央線方面からもアクセス可能。事前に行き方を調べた時は「割と行きやすそうだな」と思った人も多いと思います(俺含む)。まあ、行きはなんとでもなるでしょう。

問題は帰りです。ほとんどの客が西武線で池袋方面に向かうので、混雑が半端ない。駅のホームは6線もあるくせに、肝心のダイヤがそんなに厚くない。狭山線は単線ですしねえ。一応山口線もあるけど、需要がそもそも薄い上に、狭山線の混雑で改札の内外が麻痺するためそっちに行くこともままならない。そして駅がそんな状況だから、規制退場にアホみたいに時間がかかるというオマケまでついています。規制退場はアリーナの最深部は45分くらいはかかったでしょうか。おそらく帰宅難民も多く出ていたと思います。

今回西武ドームにネガティブなイメージをもったPは、かなりの割合でこの「帰路の大変さ」を挙げるのではないでしょうか。今回は翌日が休みだったのでまだマシでしたが……。

こうなると、やっぱり次のデカいライブは、ぜひとも東京ドームでお願いしたいところですねえ。大丈夫、イケるイケる!

Tips

  • 物販はなかなか頑張っていたと思います。前日物販の「進みの遅さ」はTwitterなどで聞いていましたが、ライブ当日はかなりスムーズに進行していたように見えました。単に窓口が多かったのか、物販テント内で運び屋してるスタッフが多かったのかもしれません。待機列のテントや離脱用通路まで完備で、きわめて快適な物販でした。
  • 開演前アナウンスのサプライズはとても良かったです。アナウンスすげえ上手くて、まるで声優みたいだと思いました(ぉ。
  • 音響はスタンド席だと満足感高かったですが、外野側アリーナ席だと反響音が大きくてちょっと聞こえづらかったです。まあ、ドーム球場なんてみんなそうだよね。音量バランス的には、一部曲でボーカルがちょっと弱いかなって感じるところがありました。BDで調整されてるといいな。
  • 2日目はスタンド席で、トロッコがすぐ近くまでやってきてくれて大興奮!ひろりん、じゅり吉、あずみん、天ちゃん、もちょ、みっく、瑠璃子、なつ姉、ミンゴス、くぎゅ、はらみーあたりが目の前を通って行った気がします(ちょっと忘れかけてる)。初日はアリーナだったこともあり、トロッコがどこにいるのかすらわからない始末。広すぎ!
  • さて、ここからは初日のステージを思い返してみよう。
  • ぬー「Pon De Beach」曲のコンセプト通りの活躍を見せてくれました。夏の半屋外ドームでのこの歌はまさにフェスティバル。最高!
  • あさぽん「YOU往MY進!」タオル曲。38,000人のブン回しは圧巻。ホコリも大変なことに。
  • ひろりん「自転車」ド定番だけど、年々カッコよさが上昇してるように感じます。完全にドームを背負って立つソロ曲に成長。好きだああああああ!!!
  • くぎゅ「DIAMOND」くぎゅ曲で俺が一番好きなこの歌が来たのが嬉しい!いい曲だよね!
  • じゅり吉「空」下手するとアイマスでも一二を争うド名曲(※ただし事務員)、10thでやらないわけがありません。ドームソロ歌唱した今、世界最強の事務員を名乗っていいのでは。
  • 「THE 愛」「DREAM」「LOST」まさかこのライブでピックアップしてくるとは三部曲。もともとベストアルバムで作られた曲なので、ベスト的な進行が期待されるドームライブには打ってつけかも。LOST終了時にモニターでアナグラムが完成するのが良かったです。
  • 初期曲スペシャルメドレー。いやー、胸が熱くなりますな!特にくぎゅ「Here we go!!」なんてもう二度と聞けないんじゃないかというレア度です。ミンゴス「青い鳥」もゲーム版の快速テンポで歌うのは逆に新鮮。胸が薄くなりますな!
  • 休憩時間。真耶子・直ちゃん・アッキーが音声で登場。正直顔が見たかった……。次は直ちゃんに会えるかな?休憩中に「キラメキラリ」が流れたらUO2本折ったと思うので、来なくて良かったですw。「L・O・B・M」と「Colorful Days」がここで流れたのは嬉しい。SPでアイマスに入った自分にとって、この2曲はちょっと特別な曲なんだよな。
  • キング「嘆きのFRACTION」これも意外な選曲。個人的には「隣に…」も期待してたんですが、確かにこの曲はキングの真骨頂です。ミリオンの限定CDの「カワラナイモノ」ソロも合わせて、キングをたっぷり堪能できました。
  • ぬー「Rebellion」”真実の赤”をドームでやる、というのはアイマスPの夢だったよね。
  • はらみー「KisS」これまでは”どこにキスしてほしい?”は録音のことが多かったのですが、今回は生ボイスだった模様。Foooo!!!
  • 繪里子「笑って!」後半しっとりエリアでの繪里子というのはなかなか珍しいけど、10thでは納得のセレクト。そこには確かに天海春香がいました。
  • くぎゅ「またね」初っ端から号泣するくぎゅ。これは直前のあのMCがいかんよねw。偶然出会ったあの日から今日この日まで一緒に歩いてこれた。卒業にはまだちょっと早い。
  • あずみん「First Step」あずみんがコレを歌うと必ず泣いちゃう人がいるそうです。2番の「『負けるな』誰よりわたしを信じたいの」で完全にやられます。
  • ミンゴス「細氷」ファルセットが連続しまくる超絶難曲であることは想像に難くありません。それでもいつも通り隣に千早を降ろして歌いあげるミンゴス。ここがドームであることを忘れる瞬間でもあります。
  • 「私たちはずっと…でしょう?」ここでこれが来るか!7thライブを思い出した人も多いのではないでしょうか。俺はステージ上にいない筈の直ちゃんの顔が見えた気がしました。
  • 「Destiny」OFAのムービーを再現するかの如くセンターステージを存分に活かしたスペシャルステージ。惜しむらくは、この曲がまだCDになっていないこと。コロちゃん頑張って!
  • アンコール。ここで告知がいろいろありましたが、PS4版はほぼ情報ゼロですねえ。最後にやよい・律子・美希の声が聞こえて「おおお」ってなってる人も多かったけど、あれ多分今回の休憩中のボイス録った時についでに録ったやつでゲームと関係ないと思うよw。太鼓は素直に楽しみ。
  • 「M@STERPIECE」「虹色ミラクル」「THE IDOLM@STER」劇場版的な流れからの歌マスで初日締め。終わりの余韻ではなく、フルスイングで吹き飛ばすカタチにしたのは翌日もあるからってのもそうだし、まだまだ765プロは続いてくよ!という意思表示にも感じ取れました。
  • というわけで初日終了。明日大丈夫かなあ(自分の身体が)。
  • 2日目。どうみても体調不良です。ありがとうございました(古い)。もちろん行くけどね。
  • 開演直前のBGMが「気持ちいいよね!一等賞」「Up! 10sion♪Pleeeeeeeeease!」「メルヘンデビュー」「毒茸伝説」。ライブ前から漂うディレ1の殺気。
  • ライブ開演。「READY!!」「お願い!シンデレラ」「Thank You!」「歌マス2nd」主題歌4連発という頭おかしい怒涛の攻め。みるみる減っていくUOと飲料水。アイマスは平気でこういうことをしてくるから鬼畜です。この流れは2014年のアニサマによく似てるんだけど(アニサマでは4曲目がマスピ)、あの時はアイマスは4曲だけのピックアップだったのに、それと同じことを5時間半ライブの冒頭でやってくるという。ほんと頭おかしい!
  • ミリオン「Welcome!!」ざわつく場内。それもそのはず「Thank You!」は既にやっているので、ミリオンの2大主題歌が冒頭で使い果たされるという異常事態。ラスト何やるんだ!?答えは後半にて。ていうかこれで主題歌5連発やん。
  • からのトロッコ「キラメキラリ」「Vault That Borderline!」。おかしい!選曲と演出がおかしい!マジで殺す気か!
  • 「We’re the friends!」「できたてEvo! Revo! Generation!」で完全にミイラ化していたら、「星屑のシンフォニア」でもちょ天みっくが近くに来たので謎の回復。この数分だけ切り取っても数千円分の価値がある!
  • 「Sentimental Venus」にゆぃ㌧とナンスが入ってました。2ndライブのリベンジ、今度は完璧に決まった!
  • シンデレラ「Orange Sapphire」はSSAで俺にシンデレラ曲への興味をグググっと引き寄せた曲のひとつです。この日も俺のパッション心がオレンジ色に着火しました。
  • 「ØωØver!!」のちょっと前にアスタリスクの2人が目の前に。つい先日デレパの公録で見た瑠璃子がそこにいると思うと妙に不思議な気分になりました。主にデレパのせいだけど。
  • 「SMOKY THRILL」のあさぽんの”こぶち”に笑い、「乙女よ大志を抱け!!」のえりぬーに感動。俺の持論ですが、響は765プロで最後にクレジットされる”裏”センターだと思っています。春香と響の組み合わせは劇場版でもありましたが、もっと押されていってもいいんじゃないかな。
  • ドリームメドレーのラスト「いっしょ」でまたひと感動。アニマス最終話で挟まれたセリフを、こんどは3チームのメンバーで読み上げました。キャラに合わせて一部の語尾が変わっているのが芸コマです。今回のライブは7thのシーンをちょいちょいフラッシュバックさせる仕掛けが施されているように感じました。
  • ここまで前半。2日目は前半にパワー系寄せすぎだろ!?という殺人セトリでした。後半はやや落ち着きますが、出だしが「自分REST@RT」「オーバーマスター」なあたり気のせいかもしれません。それにしても休憩中のSideM曲、予想以上に市民権を得ていて驚きました。良いことだ。
  • 「Blue Symphony」「Marionetteは眠らない」のクール系ミリオン曲に痺れました。自分はこの手のクールな曲ってそれほど好きではなかったんですが、それを払拭したのがミリオンライブの楽曲群です。今ではNBやネバネバなども合わせて大好物に。
  • 「オルゴールの小箱」アタポン予想を吹き飛ばしてクールメンバー無しで歌われました。非常に”清い”曲ですが、飯屋・そらそら・もよちーという狙いすましたかのような面子にもやっとするなどw。
  • 初期メンバーでの「my song」これを2日目に持ってくるところが小憎い演出です。上でも述べましたが、ひろりんやキングですら感極まってしまうこの状況が生み出せたのは、シンデレラやミリオンがライブを組み立てているからこそ、だと思います。ここまでのセトリが「メッセージ」「瞳の中のシリウス」「ココロがかえる場所」という絶妙なお膳立てになっていることに注目。
  • そしてラストの再沸騰、「Star!!」からのミリオンまさかの新曲「Dreaming!」!そう来るか!何の予兆もなく突然ぶっこんでくるのが凄いですねw。765ASの「M@STERPIECE」で一旦締め。
  • 2日目の告知は、やはり皆期待していた通りのミリオン祭でした。やっぱりライブ会場でのアニメ発表は盛り上がります(TVアニメじゃないけど)。37人参加ライブも決まったし、ここからミリオンのフルスロットルが見られそうで、否が応でも期待が高まります。
  • アンコールは「カーテンコール」から。そう来るか!(何度目だ)とは言いつつ、ここでコレほど相応しい歌もないでしょう。タイトル通り”終わり”の曲ですが、”これから何もかもが待っている 描き出すよ未来をほら”という歌詞がこれほどハマる瞬間はありません。
  • そして「THE IDOLM@STER」から「アイ MUST GO!」へ。トロッコ演出なども合わさっていよいよクライマックスです。自分自身も歌っていた「アイ MUST GO!」の時のことはもうあまり思い出せません。こっちに手を振ってくれたメンバーに全力で手を振り返すことだけを考えていました。
  • メンバー退場。ああ、早く円盤が出て欲しい!
  • 2日目のラスト、時間が押したのか、いろんなものがカットされてたような気がしなくもありませんw。まあ、これがアイマスってことでしょうね。
  • 以上、終了!最高かよ!!

まとめ

というわけで、内容も長くなるわ、妙にポエミーだわ、時間もかかったわの感想文でした。お目汚し失礼。

10周年ライブは最高だったのですが、ただ、物量的に限界に達している感は否めませんねw。2日目のまさかのソロなし編成はナイス判断であると共に、苦肉の策でもあると思います。今後どうなっていくんでしょうか。楽しみなような、怖いようなw。

「10周年」「ドーム」もいずれも「終わり」を予感させる響きがありましたが、終わってみれば何のその。まだまだ終わらない、続きが楽しみでしかない、そんな余韻を残すライブだったと思います。

こんだけお腹いっぱいになったらしばらくライブはいいや……などとはならず、10thでむしろ高まった期待が収まりません。その期待をもって、8月のシンデレラサマーフェスティバル東京のLV予約を済ませる俺なのでした。行くぜええええええ!!!


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