高槻やよいPが関広見まつりに行ってみたよ


2024年8月17日、岐阜県の関市にて「関広見まつり」が行われました。このお祭りは関市の広見地区で行われる「地域のお祭り」であるとともに、全国から(主にアイドルマスターのプロデューサーをやっている)人々が(なぜか)押し寄せるという、ちょっと変わったお祭りでもあります。自分は昨年のレポートを見て行ってみたいと思っていたこともあり、今年はこのお祭りに参加してきました。そこで見たこと、思ったこと、これから予想されることをまとめていこうと思います。

高槻やよいP視点での(押し付けがましい)記載が多めになっていますので、そのつもりで見ていただければと(マジで押し付けがましいです)。これまで高槻市や「あのやよい軒」でどんなことがあったのか知らない人も多いと思いますので、その回顧録としても見ていただくのも良いかもしれません。

なお、関広見まつりがなんなのかについては、このエントリでは詳しく触れません。最近、ニコニコ大百科の記事に詳細が追記されましたので、わからない方はそちらをご覧ください。記事内の「調べてもよくわからない人へ」の「押すと表示」を押すと詳細が表示されるようです。

【注意】
このエントリには「プロデュース行動の勧め」的な観点での記載がありますが、ここに書かれているのはかなり特殊な「癖(ヘキ)」です。悪い意味で「意識が高い」行動でもありますので、決して無理をせず、それぞれ自由なアイマスライフを送っていただければと思います。プロデューサーは特別なことをしないといけないなんてことは全然ありませんし、上下関係もありません。各々の「好き」こそが一番のプロデュースですので、それを大切にしてください。

目次

現地レポ

自分は今回、新幹線で関東から名古屋まで移動し、そこから「特急ひだ」で美濃太田へ、更にそこから長良川鉄道とバスで現地まで移動しました。この経路を使ったのは、関東→名古屋→(岐阜経由:ひだ)→美濃太田→(太多線)→多治見→(中央西線:しなの)→塩尻→(中央東線:あずさ)→関東という一筆書きで少し安くしたのと、あと単純に電車に乗るのが好きだからです。

関駅ではバスの乗車待ちに1時間近くあったので、近くのお店「mabiche」さんでお昼ご飯にカレーをいただき腹ごしらえも万全。屋外席しかないので暑さはありますが、日陰の座席に扇風機もあり、思ったより快適に過ごすことができました。カレーもサラダもとても美味しかったです。

昼食後にバスで関広見インター近くの「池尻砂倉」へ移動します。バス停から少し歩けば、そこはもう関広見(Seki-Hiromi)インターチェンジ。

「関広見インターチェンジ」に「関-163」と書かれた信号機の制御器ボックス、ファミリーマート関広見インター店。これが俺達の聖地です。楽園です。

その近くには牛乳瓶(大きい)で作られた「ヒロミ♡」の謎のアートに、今回初登場の大看板もありました。令和の奇祭のムードが高まってきます。

そこから歩いて約10分強、関広見まつりの主会場である「広見公民センター」に到着です。こうして見ると、ごく普通の「地域のお祭り」に見えますよね。まあ、地域のお祭りらしからぬ謎の物販列が形成されているのですが。

お祭りは「プレイベント」と「本編(16時3分~)」に分かれており、ざっくり言うとプレイベントが現地の子供向け、本編からはおっきなお友達も参加できるような企画となってました。このお祭りは明らかに「外からのおじさん達を呼び入れる謎の祭り」でありながら、現地の子供達向けの企画が中心になっているのが特徴です。あくまで地域のお祭りなんですよね。

なので日中は自分も屋台の食べ物を食べたり、物販を買ったりしていました。なんせ8月のお昼ですからめちゃくちゃ暑かったですが、日陰も相応に用意されており、来客したおじさん達も場所をうまく活用して涼んでいたように思います。キウイのかき氷が嬉しかったですね。

そして16時3分。無料で振る舞われたパエリアにて「乾杯」が行われ、関広見まつりが本格的にスタートします。なんでパエリアなのかは置いておきましょう。自分は出遅れてしまい、パエリアはなんと終了、代わりに「関牛乳」をいただいて乾杯をしました。来場者が多いのはいいことです。乾杯!

その後、公民館にてサイエンスマジックショー、ビンゴ大会、トークショーと続いていきます。マジックショーやビンゴ大会も、まず地元の子供達が楽しめるような企画となっていて、他所からの参加者である我々もそれを自然と受け入れて一緒に楽しんでいたのが印象的でした。また、ここぞというシーンで場を盛り上げることに関しては、我々がもっとも得意とするところ(笑)。マジックショーもトークショーの謎ライブも、公民館のお祭りとは思えぬ異常な盛り上がりを見せ、大成功に終わったのでした。

そして祭りのクライマックス。参加者たちが「関-163」の信号機へ詣でて、キウイを奉納する「聖地巡礼」が始まります。参加人数は去年よりずいぶんと多かったらしく、聖地巡礼を見送る地元の方々からも「多いw」「なんかすごいw」「なんだこれw」と感嘆の声があがっていました。

と、こんな感じで「令和の奇祭」はトラブルもなく無事終了しました。ここで参加者は解散、自分は徒歩で市街地まで戻り、ホテルで一泊してから翌日のんびり家に帰りました。楽しかった!

関広見まつりの感想:手作り感あふれる楽しいお祭り

終わってみれば、思った以上にちゃんとしたイベントで、とにかく運営がしっかりしていたと思います。オタクの捌き方が異常に上手く、安心して楽しむことができました。オタクが自発的に何ができて何ができないかをよく知っている感じでしたね。

それでいて総じて手作り感が強く、いち参加者の自分としても「楽しいお祭りだった」というだけでなく、「成功して良かった」「皆が楽しそうで良かった」という実感があります。スタッフにも参加者にも始終笑顔が絶えず、これが手作りのお祭りから生まれてるというのがとても良かったです。ハンドメイドスマイルってやつですね(ドヤ)

おじさん達のマナーは総じて悪くはなく、一般的なお祭りとして見ても「お行儀が良い」ラインになってたんじゃないかと思います。あからさまに二次元な服装の人もそんなに多くはなく、あまり変な悪目立ちはしてなかった……んじゃないかな?

また、「できる限り会場の出店で飲み食いしてやろう」という意識がおじさん達にあったのはとても良かったです。夜のトークショーで「焼きそばの売上がイマイチ」みたいな話が出たと思ったら、その後すぐ焼きそば屋に行列ができてるんですよ(焼きそば屋は店名が「本田」なので、某アイドルと絡めれば売れるというオチ付きの話でした)。オタクの良い所が出ていたように思います。

実は自分は「シンデレラガールズの某アイドルの担当」というわけではなく、単に「面白そうだから来た」だけなんですが、こうも手応えを感じるイベントだと毎年来たくなっちゃいますね。会場に来ていた他のP達も「担当」でない人は結構多かったように感じられまして、おそらく旅行慣れしてる人が多く来てたんじゃないかなと思います。全体的なマナーの良さもそのせいかもしれません。

来年は17日が日曜日とのことで、開催が16日になるか17日になるかはまだ決まってないそうです(なんとなく17日になりそうな雰囲気でしたが)。自分は来年も参加するかどうかはまだ分かりませんが、また行きたくなってるのは間違いありません。ただ、高槻だ関だと毎年行ってると、破産するんだよなあw

高槻やよいPが見た関広見まつり

ζ*’ヮ’)ζ うっうー!

「関広見まつり」はしばしば「やよい軒高槻店」と併せて語られます。どちらももともとは「公式コラボ」でなく、Pたちの「勝手な謎の行動」がスタート地点にあるという点で共通しています。名前が同じというだけで本質的には何も関係ないというのも同様ですね。

※高槻についてもここでは詳しく説明しませんので、ニコニコ大百科でご確認ください。

自分は2009年発売の「アイドルマスターSP」からの高槻やよいPで、やよい軒高槻店にも何度も足を運んでいます。2009年には初来店、その後3月25日に通い始めたのは2017年からで、その後はコロナ禍の期間も含め、ありがたいことに毎年訪れることができています(2020年は偶然の関西出張と重なってなかったら行けてなかったかも)。もう数えてないですが、おそらく40回以上は同店で食事してます。

高槻の3/25やよい軒詣りは遅くとも2008年頃にはやり始める人が現れ、2013年にはやよい軒の店員さんに「やよいちゃんパニック」として認知されていたと聞いています。2015年からは「3月25日 ご来店誠にありがとうございます」とだけ書かれた謎の看板が掲出されるようになり、2018年からは(何故かオレンジ色の)来店記念カードの配布も始まりましたが、その時点ではまだ「アイマス非公式」のイベントでした。

2024年現在の関広見まつりの状況は、そのあたりの時期に近いように思います。すなわち、
・アイマス非公式である(アイマス公式は一切関与していない)
・地元側(お店側)に明らかなプロデューサー受け入れ体制が生じている
ということですね。

その後、高槻では2022年より、アイマス公式のコラボが始まります。高槻やよいは高槻市の観光大使に就任し、パンフレットやポスターに起用されるようになりました。また、2022年にはやよい軒とのコラボも実施されており、高槻だけでなく全国の店舗で高槻やよいのカード配布するサービスがありました。

高槻やよいは、高槻市とやよい軒で「公式化」したわけです。現時点の「関広見まつり」とはこの点で異なるということになります。

さて、そんな高槻の経緯を知っている自分が、今の関広見まつりに参加した感想を書きます。

「高槻と似た空気を感じる」

非公式特有のこの空気感。公式に依らない自分たち起点の行動は、すごく楽しかったことを覚えています。同時に、下手をすると「怒られる」「禁止される」可能性がある、壊れやすいイベントでもあります。なので、自分は高槻での言動にはかなり気を使っていました。

やよい軒店内では持ち込んだグッズの写真をそそくさと撮りつつも、なるべく早く退店するようにし、「ありがとうございます」「ごちそうさまです。美味しかったです」と声をかけるように心がけていました。普段やらないような行列の客捌きをしている店員さんに感謝し、無理っぽいと思ったことは素直に諦め、大らかな気持ちでいられるよう意識的に行動していました(もちろん今でもそうしてます)。

それでも、我々がやっていることなんて本質的には大したことではなく、基本的には現地の人に負担をかけている行動なんです。だからこそ「大切にしている」「感謝している」ことだけは絶対に忘れちゃいけない。関広見まつりでもそういう心遣いをたくさん見ることができ、その度に高槻を思い出したりしました。この感覚を味わいたくて足を運んでいるところもあるかもしれません。

「お祭りのパワーが凄い!」

関広見まつりで驚いたのは、お祭りのパワーです。高槻の比じゃない!当たり前ですね。非公式時代の高槻なんて、基本的には定食屋で黙々と食事する以外の行動はあんまりできなかったんです。せいぜい高槻市内の弥生が丘町で「弥生橋」の写真を撮るくらいでしたからね。高槻では我々、基本的に静かなんです。多少賑やかになったのは、公式化した後のステージイベントくらいでしょうか。

それに比べて関広見、さすがにお祭りというだけあって(賑やかなときは)賑やかです。地元の方やオタク同士の交流も多いですし、お金も落としやすく入っていきやすい。実際に参加して、このパワーは素直に凄いと思いましたし、既に非公式時代の高槻以上の奇跡が起きているとも思います。

これは誰が凄いかというと、一番には関広見まつりの運営を行っている方々ですね。見事なバランスとオタク捌きで、ハメを外しすぎるということもない、丁度いいくらいの塩梅のお祭りになっていました。

そして何より、地元の方も本当に祭りを楽しんでいたのは、この手のイベントとしては本当に驚きでした。高槻だとやよい軒前で「この列、なんで並んでるんですか?」と地元の人に声をかけられ、説明した挙げ句、奇特な目で見られるのが当たり前でしたからね(笑)。だんだん地元の方にも認知されていってようやく「またやってるよー」と笑ってもらえる感じにはなりましたが、関広見は地元の一般の人達との関係が違いすぎます。これ、本当に素晴らしいことだと思いますよ。

「運営がすごい!でも、Pさんも凄い!」

関市の方々(特に関牛乳の吉田さんや協同印刷の小川さん)の手腕が素晴らしすぎるが故に、関市を訪れるPたちが謙遜しているのをよく見かけます。このお祭りを作り上げたのは地元の彼らであって、自分たちではないと。なので、これと同じことを他のアイドルのPには期待しないでほしい、と。

それはほぼ正しいですし、我々は本当に運が良かったと思います。しかし、担当Pの方が聖地を訪れて牛乳を飲まなかったら、祭りが楽しそうだとわざわざ関まで集まらなかったら、我々がやよい軒に通ってもやし料理を頼まなかったら、こういった奇跡が起きていなかったのもまた事実です。これ、他の「聖地」系アイドルのPたちからしたら、観測可能なレベルでそれなりの行動が起きてる時点でかなり羨ましく感じているはずです。

例えば、長崎県の某スーパー誰のコトかナ?)に毎年行こうと言われてもなかなかできないわけですが、そこまでではないにせよ関広見インターだって決して簡単に行けるところじゃないわけですよ(その点高槻はとっても行きやすい……)。それは担当Pたちの成果だと言っていいと思いますし、後に続くPたちのためにも「やらないと何も始まらない」ことはちゃんと伝えた方が良いように思います。もちろんそれが報われるかどうかは別の話なんですけどね。

総じて、高槻を見てきたやよいPの目からしても「ものすごいことが起きている」と感じた、関広見まつりでした。関係者の皆さん、プロデューサーの皆さん、本当にお疲れさまでした。素晴らしいお仕事だったと思います。

公式化について:アイドルのおしごと

さて、高槻は「公式化」したわけですが、この節ではその「公式化」について書きます。

「公式コラボ化」について、いろいろ思うところがある人は多いと思います。高槻のやよいPもかつてはそうで、公式コラボが始まる前は「公式コラボしないのが良いよね。今後もやらない方がいいよね」と言っているPがたくさんいました。自分もそんなところがありましたが、公式化で見事に手のひらを返しました

これはあくまで僕の予想ですが、関市(または関係する団体)がアイマス公式とコラボすることはあり得ると思います。しかしその一方で、おそらく「関広見まつり」は公式コラボの対象とはならないんじゃないかと、そうも考えています。それがどういうことか、高槻を例に考えてみましょう。

有名な「高槻やよい誕生日にやよい軒高槻店を訪問」という奇行、実はこれ、一度も公式コラボの対象になっていません。やよい軒全店とのコラボは一度ありましたし、高槻市との公式コラボはここ3年続いていますが、「奇行」自体は公式コラボの対象ではないんです。なので、今年もやよいPは3月25日にやよい軒を訪れて食事をしていますが、公式の特典もなければ店内にやよい装飾の一つもありませんでした(仁後真耶子さんのサインは常設。あと高槻市のポスターはあったかも)。「奇行」は非公式のまま続いているんです。「奇行」や「奇祭」をコラボしても、公式も地元もあまり旨味がないんですよね。

ではアイマスと高槻やよいは高槻で何の公式コラボをしているのかというと、近年整備が進んでいる高槻市内の「安満遺跡公園」や「今城塚古墳」の宣伝と、まもなく高槻に移設される「関西将棋会館」関係の将棋の宣伝のお仕事が主体になります。これまで公式イラストが2種類描かれてますが、1枚目は古墳デザインの服で、2枚目が将棋盤デザインなのが分かりやすいですね。

そう、アイドル:高槻やよいは、高槻市で宣伝のお仕事をしてるんです

安満遺跡は弥生時代の遺跡なので、ここでも名前の繋がりがあったことが公式コラボが開始された一因ではあったものの、将棋の方はやよいと全然関係ありません。やよいはむしろオセロ派です。なんでやよいが将棋の宣伝をしてるのか?それは高槻市が将棋を売り出し中だからなんですね。クライアントの意向なんですよ。やよいはプロのアイドルですから、依頼されたお仕事をしてます。

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では、これが関市だったらどうなるか。関市が宣伝したいものってなんだろう?まあ、いろいろ思いつきはしますが、これは市の担当の方に聞かないと分かりません。分かりませんが……。

この話、プロデューサーさん的にちょっと熱くありません?

担当アイドルが現実世界で宣伝のお仕事をゲットできるチャンスかもしれないんです。もちろんその実態はキャラグッズの販売だったりするわけですが、アイマスPやっててこれほど「プロデュース」に直結する出来事もないと思います。だってこれ、本当にアイドルのお仕事なんだもん!

しかも本当にそうなると、関広見に最初期に訪れたプロデューサーや、関広見まつりの盛り上げに一役買ったプロデューサーは値千金の働きです。まさにプロデュースの成果。こういうのは自己満足の世界でしかないですが、アイマスの「プロデューサー」冥利に尽きる醍醐味のようなものです。

自分の話で恐縮ですが、一連の高槻でのプロデュースの中で、僕にとっての「高槻やよいPとしてのトゥルーエンド」と表現できる出来事がありました。そのことを詳しく書こうかとも思ったのですが、これは僕の言葉を聞くより実際に体験してもらった方がいいと思うので、ここでは書きません。もし聞かれたら答えますが、この記事を書いているモチベーションはその体験にあります。きっと良いことがあります

「公式コラボ」は多くの場合、「アイドルのお仕事」です。これを目標と言ってしまうと奇行や奇祭に参加するモチベーションが少しブレてしまう気もしますが、獲得して損するものではなさそうです。大きなお仕事が来ることを恐れず、担当アイドルのプロデュースを邁進していくのがいいんじゃないでしょうか。きっと楽しいですよ!

※余談ですが、高槻に限らず、昨今たくさん行われている各地のアイマスコラボを「アイドルのお仕事」と捉えると、コラボ参加が更に楽しくなります(少なくとも僕はそう)。そもそも公式はそういう目的でコラボを募集してるので、あながち間違いでもありません。是非、日本各地にアイドルのお仕事を視察にいってあげてください。高槻のこともあって、僕はアイマスのコラボが大好きになっちゃいました。やりすぎは禁物ですが。

これからの関広見まつり

最後に、関広見まつりのこれからの話もしたいと思います。

前項の通り、公式がコラボするとしても関広見まつり自体にはおそらく手をつけないと思います。イベント化すると地元も公式も大変だし、たぶん良い結果にならないのは公式だってそう思ってるでしょう。ぶっちゃけ大してお金にもなりませんしね。相変わらず「偶然だよ!」で続いていくと思います。

とはいえですね、関広見まつりは今年の好評から来年は更に知名度を伸ばし、公式コラボがあろうがなかろうが、次回にはキャパオーバーしちゃうかもしれません。今年参加した人は分かると思いますが、P的な参加者があとたった100人増えただけで、収集がつかなくなるかもしれないわけです。公民館には大多数が入れませんし、駐車場やコンビニに車が溢れ、夜の聖地巡礼も難しくなります。参加者の不満が高まるようだと、マナー水準も低下するかもしれません。

今の関広見まつり自体はとても評判が良く、自分もとても良いイベントだったと思いますが、場合によってはこのまま継続していくには何かを諦めないといけないかもしれないようにも感じてます。

そこで残していくものが「他所から来るおじさん達」か「地元の子供達」かだったら、今参加しているPの多くが「子供達」を選んでくれそうなのがこのお祭りの素晴らしいところです。ただ、他所から来るおじさんの活力とおサイフを抜きにして成立するものでもなさそうなんですよね(むしろ何故かやってくるおじさんがいるから始められたお祭りですし)。そのさじ加減が難しい。

これについてはP側ができることはあまりなく、現地の吉田さんや小川さんが今後どのような運営をしていくかにかかっているのかもしれません。市議会の村井ふみか議員も既に噛んでいますが、公式コラボなども含めて現地の旗振りに期待することになりそうです。

我々としては、運営の話に耳を傾け、地元の負担になるようなことは避けるようにし、ときには我慢をする覚悟をもった上で、行くべきときに現地に突っ込んでいけるように準備することでしょうか。こればかりはなるようにしかならないと思います。非公式イベントの宿命ですね

頑張れ!関市と広見地区の皆さん!応援してるよ!

まとめと宣伝

以上、勝手にいろいろ言ってしまいました。すみません。

それでも、高槻を知る者としての経験上、話が大きくなると共に割と良いことばかりだったことは強くお伝えしたいです。もともと有るのが当然ではないものだったのに、いろんな人の協力でたくさんの奇跡を体験できました。それが更に新たなプロデュースの輪になって広がっていくことを期待しています。

最後に宣伝を。

関広見まつりでは市長にコールしたりしてましたが、実は我々、高槻でも高槻市長に同じことやってるんです。他にも高槻出身のミュージシャンのステージを見たり、マジックショーステージの賑やかしをやったりもしてます。おお、関広見まつりに似ている。

それが3月の下旬に高槻の安満遺跡公園で行われる「安満の日」イベントです。2023年からは高槻やよい役仁後真耶子さんのトークショーもあり、会場付近はたくさんのプロデューサーで賑わいますが、来年もやよいのイベントがあるのか、仁後さんが呼ばれるかどうかは正直わかりません。もし来年もやよいコラボがあるようなら、是非高槻にも遊びにきてほしいです。

そのイベントのタイミングでなくとも、やよいは安満遺跡公園と高槻市観光協会(阪急高槻市駅2階)に常時いますし、やよい軒高槻店は毎日営業してます。イベント遠征などで大阪や京都を通りがかった際は是非ともお立ち寄りを!やよいが宣伝している今城塚古墳は、歴史好きには結構面白いと思うよ!


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