2020年末までのアイマス曲は1095曲

それでは早速2020年末時点のアイマス曲数を見てみましょう。レギュレーションはこのエントリの最後に記載しています。

2020年末のアイマス楽曲数は1095曲となりました。2020年下半期で62曲、1年通して115曲が追加となっています。前年は83曲だったので、かなり多くの曲が出た1年だったと言えます。グラフは2020年に話題にのぼったアイドルを中心に選んでみました。デレステ・ミリシタコラボは大変楽しかったですね！こういった試みは是非続けていってほしいと思っています。

ここからは各作品ごとに、2020年の振り返りと2021年の展望を見ていきましょう。

5年ぶりの全体曲登場！

15周年記念曲「なんどでも笑おう」により、プロジェクト合同曲が1曲追加となっています。実に5年ぶりの合同曲に感慨深いものがありますが、すでに次の合同曲「POPLINKS TUNE!!!!!」が見えています。更にスターリットシーズンも控えていることを思うと、越境コンテンツも身近なものになってきました。ポップリンクスで更なる新曲は出るでしょうか？

MA4が始動！765プロAS

2020年の765プロASの新曲リストです。

すべてMASTER ARTIST 4シリーズの新曲です。2020年は7曲が新たに生まれました。他のコンテンツと比べると控えめな数字ではありますが、MA4はドラマパートあり、カバー曲も2曲ずつあり、更には「マジで…！？」が5年を経ての初音源化など、盛り沢山なCDとなりました。MA4はまだ折り返したところですし、新作スターリットシーズンも控えています。2021年も765プロASの活躍はまだまだ続きそうです。

新たなトビラを開き続けるシンデレラガールズ

2020年下半期のシンデレラガールズの新曲リストです。なお、「Wish you Happiness!!」「君のステージ衣装、本当は…」「初夢をあなたと」は2020年の集計ではカウント対象外となっています。

2020年のシンデレラガールズは、下半期で17曲、年間で34曲の新曲が登場しています。上半期も17曲で、2019年も34曲でしたから、一定のペースで新曲ができているといえそうです。2020年のシンデレラ新曲の最大のトピックは、「しんげき」で定期的にソロ新曲が生まれたことでしょう。CINDERELLA MASTERやSTARLIGHT MASTER以外でソロ曲を提供するチャンネルができたことで、ソロ曲提供ペースが目に見えて速くなりました。また、デレステ新曲は2人・3人のユニット曲が多く作られ、秋の24時間配信番組でのARを活用した演出など、新たな楽しみ方が生まれてきています。今となっては貫禄さえ感じるシンデレラガールズですが、10周年を目前にしてなお、新たな扉を開き続けています。2021年にはミリオンの曲数を超えそうです。

いよいよアニメ化！ミリオンライブ

2020年下半期のミリオンライブの新曲リストです。

CDシリーズが安定継続しているミリオンライブ、2020年下半期は10曲、年間では21曲が追加となりました。まさかの玲音・詩花のユニット曲や、デレステコラボでのレイジー・レイジーとの合同歌唱など、ミリオンの枠に留まらない話題で盛り上がった一年でした。パチンコやパチスロといった新しい活躍の場も登場し、シンデレラとはまた違った「多チャンネル」展開が続いています。そんなミリオンライブの最大の話題といえば、夏に発表となったアニメ化でしょう。アニメといえば新曲ですね！今からワクワクが止まりません。

ユニット新曲ラッシュとこれからのSideM

2020年下半期のSideMの新曲リストです。

SideMは2シリーズにわたるCDリリースでユニット曲が継続的に投下され、大豊作の1年でした。2020年下半期で12曲、年間を通して29曲が追加されています。NEW STAGE EPISODEシリーズはまだ折り返し地点ですし、残りのユニットの新曲も楽しみです。しかしこの年末、まさかのライブオンステージのサービス縮小・終了の告知がありました。とても残念に思いますが、新しいゲームには素直に期待したいと思いますし、次のゲームは他のアイマス作品のように新曲を提供する場となってくれることを願ってやみません。個人的にはアニメ2期も諦めずに訴え続けていきたいと思っています。

待望のソロ曲！シャニマス

2020年下半期のシャイニーカラーズの新曲リストです。なお、「夢見鳥」「星をめざして」は2020年の集計ではカウント対象外となっています。

シャニマスは年末にソロ曲のラッシュが到来し、下半期で15曲、通年で22曲が生まれました。コロナによりCDリリーススケジュールが乱れに乱れたシャニマスでしたが、GR@DATE WINGシリーズもなんとか完走にこぎつけました。そして待望のソロ曲CDが発表され、次々とゲーム実装が進んでいます。2021年もこれまで同様のユニットCDが計画されており、シャニマスは1年1年を確実に重ねていく方針のようです。TOKYO IDOL FESTIVALへの参加や、アイマスとしては初と言っていい配信専用の本格的有料ライブの実施など、独自性も出てきました。2nd・3rdライブの同時発表など、ウズウズ感を隠しきれないシャイニーカラーズ。3周年から4年目に突入する2021年は何を見せてくれるのでしょうか。

上半期に1曲追加のラジオ曲

ラジオ曲は、上半期のミリラジの新テーマソング「ENDLESS TOUR」の1曲のみの追加となっています。相変わらず、デレパの新曲（新曲？）のCDが早く出ることを願い続けています。2020年はコロナの影響かアイマスの配信番組がやたら多く、視聴時間の確保が大変な1年でした。ラジオとはちょっと違いますが、アイマスチャンネルの開設も話題になりました。さとほの＆かっしーの「新曲」なんて期待するところ間違ってますかね？オーディションでは歌わされたそうですし、もしかしたら…？

増加傾向

プロジェクト毎の増加傾向です。シンデレラが765ASを抜かし、ミリオンライブとデッドヒートを繰り広げています。シンデレラの急角度が群を抜いていますが、こうして見るとSideMもなかなかのペースで伸びています。シャニマスはソロ曲で一気にスピードアップしてきています。

続いて積み上げグラフです。2018年以降、全体としては概ね近しいペースで楽曲が増えていますが、少しずつ加速度が上がってきているようにも見えますね。

「月ごとの新曲の数」のグラフです。5月と6月がコロナ禍の影響を受けているのがよく分かります。しかしそれでも、2020年は10曲以上リリースされたのが7ヶ月と、コンスタントに新曲が提供された1年でした。

まとめ

2020年はコロナを抜きには語れない年となりました。また、新年早々シンデレラのライブも配信オンリーになるなど、まだまだこの状況は続きそうです。もしかしたらこれまでのようなライブはもうできなくなってしまうのかもしれません。それはとても残念で寂しいことですが、アイマスは相変わらず数多くの新曲が登場し、その勢いは止まりそうもありません。明るい未来を信じて、これからもアイマスを応援し続けていきたいと思います。

また、15周年の今のアイマスのトレンドは、「越境」ですね。スターリットシーズンやポップリンクスのリリースに加え、デレステとミリシタのコラボや、ローソンのコラボなど越境での企画が多く見られるようになってきています。個人的にはずっと期待していたことですし、どんどん楽しんでいこうと思っています。ですが、プロデュースは人それぞれ、自由です。一つのアイマスを極めていくもよし、いろんなアイマスに手を出してみるのもよし、好きなアイマスに触れていけばいいんだと思います。このコロナ禍の中、アイマスに助けられてるPとして、すべてのアイマス関係者とすべてのアイマスPの健康と幸福を祈っています。

さて、次回の記事は2021年7月初頭ごろを予定しています（その時点でのリリース状況などを鑑みて前後する可能性があります）。それではまた次回。

レギュレーション

対象とする曲について

• アイドルマスタープロジェクトの歌と伴奏がある楽曲すべてが対象です。BGMは含めません。対象の楽曲リストはこちら。
• 当記事では、後述の「初出年月日」が2020年12月31日までのものを計上対象としています。それ以降のものは対象としていないため、しんげきEDのみで2020年中に公開された「君のステージ衣装、本当は…」「初夢をあなたと」やデレパ主題歌「デレパにパニック」等はまだ計上されていませんのでご注意ください。
• アイマス曲の分類を、大きく「プロジェクト合同」、「765プロAS(オールスターズ)」、「シンデレラ(ガールズ)」、「ミリオン(ライブ)」、「SideM」、「シャニマス」、「ラジオ」に分けています。ぷちます！、876プロ、961時代のJupiter、玲音、詩歌は系統上765プロASに含めていますが、ZWEIGLANZはミリオンライブに含めています。
• 「ラジオ」を別立てにしているのは、ポジション的に「キャラソン」ではなく「声優ソング」に近いためです。ただ、曲によって程度がマチマチで、ラジオ主題歌でもキャラ名義のものがあり、悩みました。基本的にキャラ名義であっても、ラジオ公開の曲は「ラジオ」としています。「Treasure☆」は出自的にラジオ曲としていますが、これは今後見直しがあるかもしれません。
• 「XENOGLOSSIA」「アイドルマスター.KR」の楽曲はカウント対象が明確でないため対象としていません。今後合算する可能性はありますが現在は未定です。
• 「REM@STER」や「PERFECT IDOL」「346Pro IDOL selection」「しんげきRemix」などのアレンジ曲やメドレーは個別にカウントしません。「THE IDOLM@STER 2nd-mix」「READY!!&CHANGE!!!!」「オハロナイ○＊☆とろぴかる Remix」なども元の曲のみのカウントとします。また「白い犬／黒い犬」「団結／団結2010」「ØωØver!!各種」などの「同じような曲」は全て同曲として扱っています。ただし、「こいかぜ −花葉−」は「こいかぜ」とはメロディが明らかに異なるため、別曲としてカウントしています。
• カバー曲・歌姫楽園はカウントに含めません。アイマスのオリジナル曲のみを数えます。アイマス2に登場した初音ミクの「メルト」「ワールドイズマイン」や、デレステの「キミとボクのミライ」「エンジェルドリーム」などは明らかに他コンテンツの曲であるため、計上していません。なお、アイマスが初出であれば、後発で作曲者などのアーティストがカバーすることがあったとしても、それはアイマス曲として計上します。
• 「ワンダーボイス」「ローディングの歌」「i 〜and you〜」などはゲームに登場した「歌」ですが、「セリフ・SE」とのグレーゾーンにあるということで除外します。「高速道路」などの伴奏のない曲や、「315プロNight!」内のみで披露された曲などもカウント対象外とします（今後CD等が出た場合は、収録状況により検討する可能性があります）。
• 「団結」「青空エール」「マジで…？」「Great Journey」は、そもそも初出時点でアイマス曲なのか？という問題がありますが（あくまでアーティストとしての外部コンテンツへのリリースでは？という懸念）、ここではアイマス曲として扱っています。

初出年月日について

• 初出年月日は、ゲームで遊べる／聞けるようになった日、もしくはCDやiTunes音源が発売された日付を使用しています（ただしサウンドブース・オーディオルーム・サウンドスタジオ等の試聴コーナーはゲーム登場日に含めません）。ゲームにはアーケード・パチスロも含みます。一番くじなどの景品系のCDも対象としますが、くじの発売日を初出年月日とします。イベント先行発売は基本的に除外し、一般発売日を優先しています。
• ゲーム内で公開されるアニメ（しんげき）が初出の曲は（かなり悩んだのですが）、これは放送であるとみなし、ゲーム本編登場またはCD発売時点の日付を用いています。
• ただし「青空エール」は（初出の時点で）先行発売ではなく会場限定発売であったため、イベント発売日を初出日としています。
• 一部の通信販売限定商品の初出年月日はそれぞれ個別に調査の上確定していますが、必ずしも正確な日付であるとは限らないためご注意願います。
• テレビ放送・ラジオ放送・映画上映・ライブ・イベントが初出であっても、これを初出対象としていません。なお、「Treasure☆」はラジオ曲としてカウントしていますが、デレステに配信されたタイミングをカウント対象としています。
• 「団結」「マジで…？」は初出がアイドルマスターシリーズではないゲームに登場した楽曲ですが、それぞれの「ゲーム登場日」を初出年月日としています。