アイドルマスターのオリジナル曲数を数えてみた・2018年12月
2019年1月6日(日) アイドルマスター
あけましておめでとうございます。お待たせしました。毎年恒例の、2018年末までのアイマス曲カウントを発表したいと思います。2018年はシャニマスが開始となったり、しんげきやワケミニといったデフォルメアニメが放映されたりなどの展開がありました。また、シンデレラガールズのドームライブをはじめ各コンテンツのライブイベントが大規模に実施されるとともに、体験型の小規模なイベントも多く実施され、Pの皆様は相変わらず忙しい日々だったと思われます。さて、2018年は楽曲数という観点ではどんな1年だったのでしょうか。さっそく見ていってみましょう。
2018年12月末までのアイマス曲は898曲
曲数カウントのレギュレーションについてはこのエントリの最後に記載していますが、これだけ先に伝えておきます。数え漏れが1曲発見されました(汗)。2012年10月に一番くじでリリースされた「Catch me☆Get you!~バンプレストのうた~」です。バンプレストの毎月のラジオで主題歌に使われてるアレですね。CD出てたんだ…。しかし一番くじて。これもアイマス曲というにはちと微妙な感じではあるのですが、しかしレギュレーション上数えないのも変なので、「ラジオ」として今回より計上の対象としたいと思います。
今回は「黒」。ちなみにラジオの背景にうっすら見える長文は、MOR第2回で高橋李依さんが披露した超高速オタク語りです。2018年末までのアイマス楽曲数は、898曲となりました。900曲にギリギリ届かず。下半期だけで40曲、この一年間で127曲のアイマス曲が生まれました。年間ではかなり多いのですが、下半期は40曲ということからも分かる通り、この半年ではあまり曲数が伸びませんでした。
それでは各プロジェクトの一年間の動きと2019年の展望を見ていきましょう。
765プロASは後半動きなし
765プロASは昨年末発売の新作ゲーム「ステラステージ」関連のCDが出て、上半期に5曲が登場しましたが、しかし下半期は新曲の追加がありませんでした。現状で新CDや次回ライブの情報もなく、少し寂しい時期となっています。2018年の765ASの話題といえば、2シーズンにわたって実施された「MR ST@GE!! MUSIC GROOVE」が挙げられます。こういったコンパクトでも新しい企画が続いていってくれるといいのですけどね。ミリオンライブに目を向けると、765ASの古い曲がゲームに実装されたり、UNION!!やTC企画にASも参加したりと、いろいろ動きがありました。ミリオン側での新曲登場なんてのも期待したいところです。
元気一番!シンデレラガールズ
各コンテンツの中で(新曲数という意味で)もっとも元気なシンデレラガールズです。下半期だけで21曲、この1年で41曲がリリースされています。下半期だとアイマス全体での増分が40曲ですから、シンデレラだけで全体の半分が出ていることになりますね。上半期はあまり多く新曲が出なかったデレステ新曲でしたが、下半期にはかつての勢いを取り戻す勢いで連発。CDも多く発売され、ソロ2曲めやしんげき3期曲などがじゃんじゃんリリースされました。2019年はCINDERELLA MASTERの12弾やしんげき4期などが既に発表されていますが、これ以外にもきっと動きがあることでしょう。ドームで発表された新メンバー追加も気になるところです。
曲数的にはちょっとブレーキ、ミリオンライブ
ミリオンライブの下半期はちょっとブレーキ気味です。下半期だけで7曲、この1年で38曲が増えています。この数字の差の原因は、上半期にはソロCDシリーズの発売があったことと、下半期のCD(UNION!!とTBシリーズ)にはカップリング新曲が入っていなかったことが挙げられます。現在のミリオンは新曲が増える「チャンネル」がミリシタとそのCDしかないのが大きく響いていますね。2019年は既にTC企画が動いていますが、ゲーム以外のCDやメディアなどの展開はあるでしょうか?コミックス「Blooming Clover」に付属する新曲も楽しみです。
SideMもイマイチ数字が伸びず
SideMも下半期が停滞気味です。下半期だけで6曲、この1年で30曲が増えています。現在の主力のWORLD TRE@SUREシリーズが2ヶ月に1枚発売&カップリング新曲なしなので、曲追加ペースが遅めになっちゃってますね。それ以外ではワケミニ関連で3曲増えています。2019年にはSSAでのライブが控えていますが、コンテンツの新企画の情報はまだ聞こえてきません。3月のプロミではたして何か発表があるのか、楽しみにしたいと思います。
シャニマスはまずまずな出足
2018年からスタートしたシャイニーカラーズ。下半期で5曲、この1年で12曲まで増えました。アイマスの歴史を紐解くとこの数字は決して多いものではないですが、一般的なコンテンツと比較すると十分な曲数が出ていると言えますね。2019年はさっそくユニットごとの新CDシリーズが発売されるとのことですが、楽曲でシャニマスに期待されているものといえばやはりソロ曲ではないでしょうか。また、ユニットを超えた歌唱曲なんての期待したいところです。そして2019年3月にはいよいよ1stライブがあります。今後の飛翔が楽しみなコンテンツです。
ラジオ曲に久しぶりの新曲計上!
さて、ラジオ曲。待ちに待った「でれぱ音頭」が8月に発売され、実に2年ぶりに1曲が追加となっています。とはいえこの曲はデレパで2017年2月からオンエアされている曲ですので、新曲が増えたという感じはないですねw(うちのレギュレーションのせい) 2018年はアイステが惜しまれつつも終了し、MUSIC ON THE RADIO(MOR)という新番組が始まったのが最大のニュースでしょう。これでまたラジオ曲が生まれにくくなったのかなあ、とは思いますが、アイステのラストCDの発売が決まっているそうですので、最後の新曲追加を待ちたいと思います。MORめちゃめちゃ面白いですしね。あと、シャニマスのラジオも始まりましたが、あの形式だと新曲は生まれにくいかも?なにか出てくれるといいですねえ。
増加傾向
プロジェクト毎の増加傾向です。765AS・ミリオン・SideMの2018年下半期増加率がイマイチ伸びていないのがよくわかります。また、ミリオンやシンデレラの曲数が765ASを捉えつつあります。2019年中にはグラフが交わることもあるかもしれません。
続いて積み上げグラフです。やはり2018年下半期は全体的に穏やかな増加となっています。これまでは基本的に加速度マシマシで成長してきたアイマスでしたが、ここからグラフの形が変わるのでしょうか?それとも今だけ?
「月ごとの新曲の数」のグラフです。こうして見てみると、シンデレラが曲数を押し上げ、ミリオンがコンスタントに曲を供給しているのがよく分かりますね。シャニマスはゲームで先行収録するケースが多いので、CDの印象とは違い毎月1曲ずつの数字として計上されています。8月のラジオ曲は「でれぱ音頭」ですが、この前後やけに音頭曲のリリースが多い年でしたw
まとめ
たびたび書いていますが、2018年の下半期はいまいち曲数が伸び悩んだ時期でした。2019年こそは、と言いたいところですが、各コンテンツともあまり急加速しそうな予感がないというのが正直なところです。ただ、既に定番化している「ゆくM@S くるM@S」に加え、夏のアイマス周年生放送や新しく始まったMORなど、いわゆる「越境」の香りが近年徐々に強くなっているのを感じます。企業コラボやカレンダーなどでもそんな商品が出てきてますね。いよいよあと1年後にせまった15周年というメモリアルに向けて、なにかが動いている……のかなあ?などと感じるのは時期尚早でしょうか。いずれにせよ楽しみです。
現在新曲がやや落ち着いているとはいえ、しかし2019年中に「961曲」、そして「1000曲」を達成する可能性はきわめて高く、アイマス曲カウントサイトとしても忙しい1年になりそうです。というか、割と最近情報の取りこぼしがちょいちょいあるので、気をつけないといけないですね。情報の不足や誤りなどを見つけた方は、コメント欄や私のTwitterなどへご連絡いただければと思います。情報量多すぎ!
さて、次回の記事は2019年6月末ごろを予定しています(その時点でのリリース状況などを鑑みて前後する可能性があります)。それではまた次回。
レギュレーション
対象とする曲について
- アイドルマスタープロジェクトの歌と伴奏がある楽曲すべてが対象です。BGMは含めません。対象の楽曲リストはこちら。
- 当記事では、後述の「初出年月日」が2018年12月31日までのものを計上対象としています。それ以降のものは対象としていないため、2019年1月1日より実装されたシンデレラのPCS新曲「Palette」はまだ計上されていませんのでご注意ください。
- アイマス曲の分類を、大きく「プロジェクト合同」、「765プロAS(オールスターズ)」、「シンデレラ(ガールズ)」、「ミリオン(ライブ)」、「SideM」、「シャニマス」、「ラジオ」に分けています。ぷちます!、876プロ、961時代のJupiter、玲音、詩歌は系統上765プロASに含めています。「プロジェクト合同」はライブテーマ曲の「IDOL POWER RAINBOW」「アイ MUST GO!」の2曲です。
- 「ラジオ」を別立てにしているのは、ポジション的に「キャラソン」ではなく「声優ソング」に近いためです。ただ、曲によって程度がマチマチで、ラジオ主題歌でもキャラ名義のものがあり、悩みました。基本的にキャラ名義であっても、ラジオ公開の曲は「ラジオ」としています。「Treasure☆」は出自的にラジオ曲としていますが、これは今後見直しがあるかもしれません。
- 「XENOGLOSSIA」「アイドルマスター.KR」の楽曲はカウント対象が明確でないため対象としていません。今後合算する可能性はありますが現在は未定です。
- 「REM@STER」や「PERFECT IDOL」「346Pro IDOL selection」「しんげきRemix」などのアレンジ曲やメドレーは個別にカウントしません。「THE IDOLM@STER 2nd-mix」「READY!!&CHANGE!!!!」「オハロナイ○*☆とろぴかる Remix」なども元の曲のみのカウントとします。また「白い犬/黒い犬」「団結/団結2010」「ØωØver!!各種」などの「同じような曲」は全て同曲として扱っています。最近ですと、シンデレラのSS3A関連のアレンジ曲などは計上していません。
- カバー曲・歌姫楽園は含めません。アイマスのオリジナル曲のみを数えます。アイマス2に登場した初音ミクの「メルト」「ワールドイズマイン」や、デレステの「キミとボクのミライ」「エンジェルドリーム」などは明らかに他コンテンツの曲であるため、計上していません。なお、アイマスが初出であれば、後発で作曲者などのアーティストがカバーすることがあったとしても、それはアイマス曲とします。
- 「ワンダーボイス」「ローディングの歌」「i 〜and you〜」などはゲームに登場した「歌」ですが、「セリフ・SE」とのグレーゾーンにあるということで除外します。「高速道路」などの伴奏のない曲も除外しています。「315プロNight!」で披露されるしゅごん曲などもカウント対象外とします(今後CD等が出た場合は、収録状況により検討します)。
- 「マジで…?」「青空エール」は、そもそもアイマス曲なのか?という問題がありますが(あくまでアーティストとしてのリリースでは?ということ)、ここではアイマス曲として扱っています。
- 「こいかぜ −花葉−」は「こいかぜ」とは別曲としてカウントします。この曲は明らかに「こいかぜ」の派生曲であり、歌詞も継承していますが、メロディが全く異なっており、これらを同曲と数えることは無理があると判断しました。
- 「スパイスパラダイス~カレーメシver.~」は計上対象としていますが、「カレーメシver.」でない版が出た場合、今度集計でのタイトル表記を変更する可能性があります。
- 上述していますが、「Catch me☆Get you!~バンプレストのうた~」が今まで計上から漏れていましたので、今回より計上対象とします。なお、以前の記事については修正しませんのでご了承ください。
初出年月日について
- 初出年月日は、ゲームで遊べる/聞けるようになった日、もしくはCDやiTunes音源が発売された日付を使用しています(ただしサウンドブース・オーディオルーム・サウンドスタジオ等の試聴コーナーはゲーム登場日に含めません)。ゲームにはアーケード・パチスロも含みます。一番くじなどの景品系のCDも対象としますが、くじの発売日を初出年月日とします。イベント先行発売は基本的に除外し、一般発売日を優先しています。
- ただし「青空エール」は(初出の時点で)先行発売ではなく会場限定発売であったため、イベント発売日を初出日としています。
- テレビ放送・ラジオ放送・映画上映・ライブ・イベントが初出であっても、これを初出対象としていません。なお、「Treasure☆」はラジオ曲としてカウントしていますが、デレステに配信されたタイミングをカウント対象としています。
- 「団結」「マジで…?」はアイドルマスターシリーズではないゲームに登場した楽曲ですが、それぞれの「ゲーム登場日」を初出年月日としています。
- 今回、指摘を受けて数点修正をおこないました(「Flowing Freedom」の曲名の修正、「GOIN’!!!」の初出年月日の修正、「Flying Hawk」の初出年月日の修正)。
無銘 [2019年10月01日(火) 12:00]
サマカニにエクスクラメーションマークがついていません。
永遠なる四銃士はLantisのサイトやエムステなどでの表記が永遠(とわ)なる四銃士と読み仮名が振ってあります。
トレジャー・パーティ!ですが、正しくはトレジャー・パーティー!です。
細かい部分ですいませんが、確認よろしくお願いします