THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 – Power of Smile –
2015年12月9日(水) アイドルマスター
タイトル長くないですか?
クソ長いね!
シンデレラガールズの3rdライブ、なんと17000人×2日間という超々大規模ライブのチケットを見事に外してしまい、両日ライブビューイングで見てきました。畜生ォォォ!
シンデレラガールズの”演出”はどこまで進化するのか
いやあ、もの凄いライブでした。2ndライブの時から感じてはいたんですが、シンデレラのライブはとにかく演出のレベルが高い!その一点に関して言えば、765の生バンドライブすら凌駕するでしょう。声優が「歌って」「踊る」というライブのイメージを完全に超越しています。
その演出力が、2ndから恐ろしく進化しており、もう意味が分かりません。これはもはやライブというより、ショーと言ったほうが合ってるのかも。細かく書いていくのがアホらしくなるほど、あらゆる点で演出が光っていました。765やミリオンは生演奏でのライブを見たい感じがしますが、シンデレラはそうせずにショー的な見せ方を追求したほうが良さそうな、そんな気がします(もちろん生演奏ライブってのもそれはそれで見てみたいですけどね)。
特に、2日目の前説マリエッティからのWonder goes on!!ウサミミせり上がりなどは、ディレ1演出ここに極まれりって感じです。初日に武内くんを使って盛り上げておきながら、それを踏まえて2日目にシークレットを仕込んでくる、両日見るのが前提だからこその仕掛けが利いてるわけですね。似たようなサプライズは9th東京や西武ドームなどにもあったと思いますが、ここまで大々的で手が込んでいるのは初めてです。
反面、演じている声優さんやスタッフさんはかなり苦労しているようでした。広すぎる会場はイヤモニが不調を起こしやすくタイミングがズレがちで、センターステージでの立体的な配置はプロンプターが見えず歌詞をとちるシーンもあり、音量バランスも2日間通して結局安定せず、LVのカメラワークは今まで見た中で最も混乱しているように見えました。
そもそも論的に、シンデレラは持ち歌がソロに偏っているにもかかわらず、今回かなり「他人の歌」を歌うケースが多く、相当苦労していたと思います。彼女らは歌手ではなく、シンデレラ以外にも声の仕事を持っている声優さんですからね。ハッキリ言って、負荷が過剰すぎると感じるシーンも多くありました。
しかし自分は、シンデレラにはこの方向性で突っ走っていって欲しいと考えています。なぜなら、それが楽しいからですね!完璧じゃなくても良い、やってみたいと思ったことをどんどんやっていって欲しい。だって、みんな本当に楽しそうなんだもん!
去年くらいまで、自分は「765が世代交代してシンデレラやミリオンに取って代わったら嫌だなあ」などと心配していました。でも、そう考えていたことがアホらしいと今は思っています。ライブに行って実際目の当たりにすれば分かることなんですよ。アイマスにこれだけ一生懸命になってくれる人たちに、エールを贈る以外の選択肢なんてないんだってこと。今となってはSideMですらそうですもんねw。
アイマスライブに行って、アイマスガールズを応援している時、最高にプロデューサー気分を味わえます。願わくば、次のライブは現地で見たいなあ。ミリオンも全敗してるんだけども。
初日あれこれ
- 現地物販に参加していましたが、サマフェスの轍は踏まない非常に快適な物販でした。売り切れが早く感じたのは、それだけ客裁きが速かった裏返しでもあります。今後も是非続けて欲しいですね。
- LV会場に移動してライブスタート。会場広すぎて後ろの席の人たち見えないだろうな~、俺LVでよかった~などと強がってみたり。
- 武内くんの客席訪問。正直見てる時は尺とりすぎだろうと思ったけど、翌日のこと思うと必要な演出でした。
- 2日目にもやった「S(mile)ing!」ですが、ここで津田ちゃんを絡めてくるのが心憎い演出です。「Naked Romance」が聞けなかったのは残念。ショートでも良かったのに。
- 「LET’S GO HAPPY!!」この曲に限らずですが、もう頭のなかでデレステ譜面が暴れまくり。ともよ大回転。
- 「気持ちいいよね 一等賞!」やきう対決。腹をかかえて笑いました。これをやってしまうのがシンデレラガールズ。
- 「ミラクルテレパシー」から「あんずのうた」で2ndライブのネタを再現し、そこから間髪挿れずに「毒茸伝説」に繋げるこのコンボ。2ndの一番おいしいところを最初のブロックに持ち込むこの余裕。
- あんきランキング。大坪社長のMC力たるや。
- 「TOKIMEKIエスカレート」NGsを従えるなら、フライドチキンやって欲しかったかな~。
- 「ØωØver!!」冒頭の
漫才寸劇では「カレイの煮付け」と叫んだよ。 - 「Can’t stop!!」ジュリアナ幕張。やるだろうと思ってたけど、この一曲だけ切り取っても他のアイマスライブではまず見られない演出。これがシンデレラガールズだ!
- ちょこたんにのぞ&ともよが加わって、Pa成分増し増しになった「小さな恋の密室事件」は、Cuメンバーがいないにも関わらずキュート成分も増し増しに。
- 「メルヘンデビュー!」は個人的に初日ソロ曲のMVP。定番なのに、エッティの進化が止まらない!ウサミン辞めなくてよかった!
- そして圧巻の「ミツボシ☆☆★」。アニメ7話の未央の復活劇をライブで完結させたようなステージでした。アイドル辞めなくてよかった!
- スペシャルメドレー。全体的にデレステ版ショートバージョンが使われてましたね。
- 「Orange Sapphire」両日とも採用されました。俺も大好きなこの曲は、シンデレラのキラメキラリ枠に収まった気がします。やったね!
- 17話メンバーの「Romantic Now」。ラップ要素の強いこの曲を他のメンバーが歌うのは非常に新鮮。
- 「おねだり Shall We~?」うづきらバージョン。ジャズ要素の強いこの曲を(略)
- オリジナルメンバーの「Happy x 2 Days」。会場限定CDのかな子&智絵里ソロバージョンは素晴らしい一品でした。
- 3rdライブ初日最大の問題作「Memories」。もう飯屋のことしか思い出せない。LVですら「飯屋ー!」とコールかかってたもんねw
- 「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」をさっつん&ちょこたんで。もちろんまれーたそ版も聞きたかったけど、それと同じくらい聴き応えのあるレアな組み合わせに大満足!
- 「花簪 HANAKANZASHI」にはデレパ実写回ゲストの時のイメージの強い組み合わせ。あれも酷い放送回だったw
- ここで休憩。ダチャーンがああいう形でも出演してくれたのは嬉しい限り。いつか「アップルパイプリンセス」をライブで聞けるといいな~。
- 「お散歩カメラ」ではステージの回転ギミックをうまく使った演出。いっこいっこが本当に凝ってる。
- 「ショコラ・ティアラ」では
トロッコ馬車からお菓子の投げ込み。この演出もそうだけど、3rdは2ndの演出に更に10th西武ドームの演出を盛り込んだ印象があります。単独ライブなのに欲張り! - ゆきんこ参戦の「あいくるしい」から「風色メロディ」をそらそらソロで終盤への流れが。優しい歌だけど、空気を変える力があります。
- 飯屋ケーキこと「つぼみ」。飯屋の周りに座るメンバーが回転するという仰天ギミックは2日目でまた違った意味をもつことに。
- 「Never say never」が初日のソロ曲のラストに来るのは、アニメ前の旧来シンデレラの象徴な気がします。「最初の人」ふーりんが変わらないようで変わり続けていくこの歌……
- ……からの「できたてEvo! Revo! Generation!」が、まさにエボリューションでレボリューションってことですね!セトリがまるで物語のようです。
- 「夢色ハーモニー」からの「M@GIC!!」、そして「夕映えプレゼント」で本編締め。いずれもアニメでは「終わり」に使われた曲ですが、どこか始まりを感じさせる何かがあります。終わりはあるけど終わらない、アイマスはいつもそうなんだ!まったく!(満面の笑みで)
- アンコール中に告知……と思いきや大した新情報は特になく。ディレ1さんも事前にそう言ってたしね!
- 「とどけ!アイドル」から「お願い!シンデレラ」でライブ終了!満足だけど、でもちょっと足りない、2日目も絶対見たくなる!そんな余韻を残した初日ライブでした。
2日目あれこれ
- まさかのマリエッティの客席徘徊。これ現地は盛り上がっただろうなあ。。
- 「昨日とは全く違うセトリ」と言いながら、コーナー1曲めは「できたてEvo! Revo! Generation!」、昨日やったやんw。タイミングは全然違うけども。
- 「ラヴィアンローズ」ぱるにゃす推参。この曲はコールを野太く入れるべきなのだろうかw。「だいすき!(野太く)」
- こんちきと双璧をなす新たな京都曲「青の一番星」。CDで聞いた時も思ったけど、やっぱライブが楽しい!こっちも特殊衣装ができるといいですね。
- 「き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait!」アッサムの初ソロ曲だけどユニット歌唱。大坪社長がパンをかじっていったことで全部持って行った感ありますw。
- 2ndシーズンでもっとも好きな歌その1「私色ギフト」。オリジナルメンバーで歌われたそれは、名作アニメ17話を思い出して熱いものがこみあげました。
- マッスルキャッスルトーク。センターステージの暗さを知るにはLVは良い環境でしたw。
- 「Rockin’ Emotion」からの「Twilight Sky」!「頼んだぜ!だりー!」「オーケー!なつきち!」言葉にできません。
- ハーフマイクスタンドの「Nocturne」ではやみんの代わりになお坊と組むのは新顔の飯田氏。新たな青の系譜はとんでもない逸材でした。
- あやっぺ・ふーりん・るるきゃんの「Memories」。飯屋が恋しくなるのはおそらく間違いでしょうw。
- 「2nd SIDE」LVでも虹色橋の完成度が伝わってきました。マツエリが一瞬「ぐっ」と詰まらせるような表情をしたのが印象的です。
- 「Wonder goes on!!」はエッティの代わりにれいちゃま……と思ったら、まさかのウサミミリフトアップでLV会場の熱気も最高潮に。いちいち演出が卑怯すぎる!ずるい!
- スペシャルメドレー。「DOKIDOKIリズム」では2ndを髣髴とさせる姉妹歌唱でした。2ndでは大きな話題になったものですが、もはや一要素でしかないこの密度よ。
- 「Angel Breeze」では「わかるわ」コールになお坊の煽りが入るようになりました。こういうところ、いかにもアイマスって感じですね。
- あんきらでの「ましゅまろ☆キッス」の寸劇はおそらくれいちゃま脚本でしょう。相変わらずのサービス精神です。振付はまかせてください。完璧ですよ!
- ふーりんと瑠璃子の「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」……ですが、初日に続きまたしても飯屋が完全にインターセプト。LV会場でも大爆笑です。そういう歌じゃねえw。
- 休憩明けにプロジェクトクローネの掛け声が!「Absolute NIne」は完全にハマる曲でしたね。サビでの分割カメラ映像が、クローネのタペストリー商品などと合わせた演出で凄くかっこよかったです。
- そして2日目のMVP、飯田氏の「Hotel Moonside」!凄かったですね!今までのアイマスにはない、キングとはまた違った妖艶さです。画面から目が離せませんでした。
- 「in fact」こちらも新顔の佐藤亜美菜ちゃん。非常に難しい歌だと思いますが、さすがの風格で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。キャラ声であの歌が歌えるのは凄いことだと思います。
- 加蓮なしでの「Trancing Pulse」、ここに追加メンバーを入れないこだわり、分かります。いつかアイマスライブで3人揃ってのステージが見たいですね。
- 2ndシーズンでもっとも好きな歌その2「この空の下」。あやっぺ・社長・ゾーラという比較的愉快なメンバーでしたが、やっぱりこの歌は泣けますねえ。
- 「つぼみ」初日と同じような演出……と思いきや、飯屋の周りで座って回るメンバーが違います。他のメンバーが二人一組で並んで座っている中、飯屋の背中側で一人座って歌うるるきゃんという静かで深い演出が印象的でした。
- 「心もよう」はふーりんと飯屋の2人での歌唱。あえてハッシーを外す演出は、ちょっと残念でもありました。3人でのこの曲も見たいですね。
- そして、ここで満を持してのハッシー登場。3人揃って歌う「流れ星キセキ」からの「S(mile)ING!」ハッシーソロで、アニメで紡いだNGsの物語が再現されました。ハッシーの笑顔で頑張ります宣言は忘れられません。
- ラストは初日と同じ「夢色ハーモニー」からの「M@GIC!!」、そして「夕映えプレゼント」で本編締め。この終わり方にこだわりがあるようです。
- アンコール中に告知。どうせ大した発表はないだろ……と思っていたら、まさかのCM第9弾の発表が!飛鳥くんと響子に声が!?ラストでとんでもない爆弾を落としていくシンデレラライブ、最後まで気が抜けません。
- ラストの挨拶。2ndの時はほとんど涙を見せない挨拶だったのですが、3rdにしてまた涙涙のロングトークとなりました。それだけ大変なライブだったんだろうなあ。
- 「とどけ!アイドル」から「お願い!シンデレラ」でライブ終了!初日にやり残したものは全て回収し、そしてそれ以上に大きな思い出を積み上げた、最高の2日間でした。