THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!
2015年4月5日(日) アイドルマスター
アイドルマスターミリオンライブのライブ「2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!」のライブビューイングに行ってきました。結論から言うと、予想を遥かに超える素晴らしいライブでした。
これまでのお話
俺はシンデレラもミリオンも原作のソシャゲをほとんどプレイしていない本家志向が強いPです。しかし、去年のSSAライブに感動して以来、シンデレラやミリオンの曲やラジオを聞くようになり、ライブにも楽しく通うようになりました。
ミリオンのライブは前年の1stにもLVで両日参加しています。前回はころあずの一件があったりしてかなりココロを打たれる展開になりましたが、ライブ自体は非常に良いもので「なるほど、これはアイマスのライブだわ!」と満足しながら帰ったことを覚えています。円盤も買いました。
その後、本家765の9thライブに参加して「今の765のライブはこんなに凄いのか!」と咽び泣き、シンデレラの2ndを現地で見て「シンデレラはこんなに凄いのか!」と心の底から驚愕しました。特にシンデレラは1stを円盤で見ていましたが、半年でここまで変わるのかというほどの進化っぷり。前の感想記事でも書いてますが「シンデレラはもう独り立ちしてやっていける!」と確信したものです。
さて、そこからのミリオン2ndです。正直、シンデレラほどの進化はないだろうと心のどこかで思っていました。「ミリオンはまだまだこれからだろう。ひとまず涙・涙だった前回とは違う、笑顔にあふれるステージになるといいな」、映画館に入る直前に連れのPにそう話していました。
ミリオンライブというアイドルマスター
ところがどっこい!冒頭の「Thank you!」からまさかのトロッコ登場!そして開演の挨拶では、1stのときの弱さの見えていた顔はどこ吹く風、ひと目で進化の感じられるステージになっていました。2曲めの「Growing Storm!」が終わったところで「このライブはヤバい!」と直感。これは神ライブってやつだ!!
結果、途中10分の休憩をはさむ4時間公演、のべ30曲という大ボリュームで幕を閉じた本公演。俺のつまらない予想は見事に覆され、驚きと感心ばかりが残る結果となりました。765プロとのSSA合同ライブを経て1年ちょっと、あの頃の初々しさの残る彼女らとはもう全くの別人となっていました。
あえて言います。1stより遥かに良いライブでした。1stが悪かったわけじゃない。2ndは1stを踏まえた上で、あらゆる点で進化・成長を感じましたし、何よりステージはいつも笑顔に溢れていました。
そう、俺が見たいのはガールズの笑顔なんですよね。もちろん涙にもグッと来ますが、見たいのはやっぱり笑顔なんですよ。
だってさ、これ「アイドルマスター」なんだぜ?当然じゃん!
アイマスライブの変化
そもそもアイマスライブとは何なのか?人に聞かれて困ったことがある人も多いでしょう。極論を言ってしまえば、声優が歌って踊る、時にトークする、それだけです。ほとんどのライブでは楽器の演奏すらありませんでした。声優が歌う、観客が歌を聞いたりコールしたりして楽しむ。かつては実際そうだったと思います。
ところが、アイマスライブはアニメを終えた7thという大きな祭の「次」あたりから大きく変化し始めました。最初は生バンドの導入から始まり、シンデレラ・ミリオンとの共演、そしてライブの長時間化へと進みます。トークパートは洗練が進み、コスチュームもコンセプトがハッキリしたものが多くなりました。ステージも、SSA・デレ2ndの可動センターステージや、9th名古屋・ミリ2ndのトロッコなどの大きな仕掛けが現れました。セットリストは毎日コロコロ変わり、複数日のライブではシークレット要素も増えてきています。
演者とスタッフの提示する「アイドルマスター」のリアルは、もはや2次元コンテンツとは思えない領域に到達しています。一般のミュージシャンのライブとも違う、声優シンガーのライブともまた違う。これは一体何なんでしょうね?
かつての765プロは道無き道を進んできました。そして彼女らの後ろを通ってやってきたシンデレラ・ミリオンの仲間たちの力を得て、更に道無き道を突き進んでいるのかもしれません。
そして今、その道程の先に新たな約束の地、西武ドームが見えています。今度はいったいどうなっちゃうんだろう?興味と期待が尽きませんよ、ホント。
2日目分追記
初日に驚きを食らった反動か、2日目は比較的落ち着いて見ることができましたw。特に2日目オンリーメンバーはライブ経験者が多く、こちらも期待を上げて待っていた分、更に楽しめたような気がします。
2日目といえば、何と言っても「Sentimental Venus」のトラブルですね。曲の大サビでオケの音が止まってしまい、アカペラ状態に。ナンス・ゆぃ㌧・スージーの3人は戸惑いの表情を浮かべながらも歌唱を継続しましたが、それを会場のプロデューサー達が合唱してフォローするというファインプレーで事なきを得ました。更に、その後の機材復旧時間中にもわざわざUOを折って、テンションが下がらないように「てってってー」と声を出して盛り上げるという仕事ぶり。あいつらマジ敏腕ですわ。もちろんLVの俺らも歌ってたよ!
あってはならないトラブルだし、あんまり美談にしちゃうのもどうかとは思うのですが、ネガティブな出来事をネガティブな思い出にしない、どちらかと言うとプラスの思い出に変えることができたのは素晴らしいことだと思います。ライブってのはこういうことが起こりうるのが面白いですね。あと、この時の関係者席のミンゴスの噂はよく聞くので、是非BDに収録してくださいw。
最終日ですが、それほど涙・涙という雰囲気でもなく、最後まで比較的明るい状態で駆け抜けた2ndライブ。そう、アイマスはこれからも続いていくし、特別なことなんて何もありません。これからも、アイマスですよ!アイマス!
それにしても、2公演で48曲(のべ60曲)という2ndライブ。どんなユニットだよw!
ミリオンスターたちに一言【初日】
- ゆぃ㌧。初日トップバッターお疲れ様!ダンスの動きが前にも増してキレッキレになっててビックリ
- もちょ。夢色トレインがまさかトロッコ鉄道だったとは!トークは相変わらずのもちょ節だけど、1stの挨拶と比べると格段に良くなったよね
- ナンス。もともと高いパフォーマンスで歌うことのできる娘だけど、更に度胸がついて完成度が増した感じ。ラスト挨拶でドジッた時に素が出たのが嬉しかったw
- ことりちゃん。カッコ良かったのは演出だけじゃなかった。「騎士団の名のもとに!」からの「Maria Trap」はまさにおいしいとこ取り。超燃えた
- ちくわP立花子ちゃん。腰振りのどアップ映像がかなりヤバイ感じに。セクシーだったよー
- 戸田ちゃん。ユニゾンビート、ライブでカッコよさが光る曲だと思いました。ラスト挨拶も決まっててカッコいい!
- 木戸ちゃん。みっくも言ってたけど、初日メンバーの中で格段に成長を感じた一人。初登場組の中で見事にトークを回し、ラスト挨拶では空気を一変して笑顔に引き戻すファインプレー。これでまだ女子高生なんだぜ?あ、これ昔のあさぽんだ
- ベイ先輩。なんだか昔のアイドル感あふれる動き。ババンババンバンバン。ラストの挨拶をビシッと決めたのが良かったです
- 唯ちゃん。LTHのトリという大役に相応しい、素晴らしいパフォーマンスでした。初出演の5人の未歌唱曲も聞いてみたいな
- Machico。もともとダンスも歌も高レベルのMachicoが更にパワーアップ。間奏のラインダンスが印象的。へそそしてふともも
- ゆきよ。こちらも間奏でのダンサーさんとのダンスが楽しげ。トークにもあったそのスタイルの良さは何なんだ一体
- ぴょん吉。リーダーとしての役割をキッチリ抑えつつ、歌いながら笑ったりトロッコの上でも表情をバッチリ決めたり、細かいところで更にチューンアップ。ミリオンのセンターは伊達じゃない
- みっく。歌っているのを見ていて、思わず「かわいい」とリアルに呟いてしまった。うん、かわいい
- 天ちゃん。トラハモの悪魔は顔を出さずw。みっくの「透明なプロローグ」から「絵本」の流れは素晴らしかった。劇場版見てると余計そう思うよね
- ころあず。ソロ曲でもラスト挨拶でもトリ!今年のライブは本来のパフォーマンスを存分に出すことができました。Blue Symphonyに参加してないのに途中までずっと入ってると思いこんでて、人数とサインライトが一致しなくて大混乱
ミリオンスターたちに一言【2日目】
- ゆぃ㌧。今日もトップバッター。ラスト挨拶のSentimental Venusの件のくだりは良かった。3人もあの状況でよく歌ったよね
- ナンス。ナンスもSentimental Venus組。本当にナンスは若いのにしっかりしてる。新曲はナンスっぽさが強く出てる良曲
- もちょ。ド定番の持ち歌でド安定。「全然面白くない」はマルチアングルでBD収録してほしい
- りえしょん。相変わらずのりえしょん節だけど、それでも1stより確かな成長を感じたw。比較的おとなしめの曲多めのミリオンの中で、亜利沙曲は貴重な飛び道具
- うえしゃま。今日のMCはポンコツに磨きがかかって、中にもちょが入ってるかと思った(失礼(どっちに?))。歌になるとガラッとカッコよくなるのは流石の一言
- ぜっきー。ぜっきーかわいいよぜっきー。2日目コーナーのMCでトークを回してる姿が印象的でした
- あいみん。ギターは遂にアルペジオに突入。100人を超えるアイマス声優の中でぶっちぎりのオンリーワンは更なる高みへ
- みーな。完全にじゅりきちポジションw。トークの安定感は目を見張るもの有り。dear…が聞けたのは嬉しかったけど、水中キャンディが聞けなくて残念な二律背反
- スージー。初披露のLTP曲。多分、多くのPが待ち望んでいたんじゃないかな。俺も嬉しかったです
- Machico。彼女に限ったことじゃないけど、回数を重ねてきた子たちは表情の付け方がホント上手くなった。隙がない
- ゆきよ:もちょ病が酷かったのと明日は月曜日発言で2ペナw。泣きそうで泣かないギリギリのラインだったけど、最後まで自分をコントロールしようとしてたのが印象的
- 天ちゃん:「絵本」も好きだけど「ライアールージュ」が大好きな天さんは、トロッコ前2mのプロデューサーさんたちに殺意を覚えてしまったんだ
- みっく:泣き虫みっくはラスト挨拶でまた泣いてたけど、それ自体をもう気にしてない感じ。歌ってる時は満面の笑顔。うん、やっぱりかわいい
- ころあず:8thで数多の765Pを撃沈したと言われるころあずのド本命「Precious Grain」。今回は本来の破壊力を発揮して、あの時と同じ幕張で再び炸裂しました。何も言うことなし。これだよ!
- ぴょん吉:ころあずとは対照的な、持ち慣れない武器に相当苦労したという新曲「未来飛行」。その出来栄えは、プレグレと並べるべき「赤」のアイマス曲そのもの。このセトリ順にしたスタッフは本当よく分かってらっしゃる
あー、楽しかった!さあ、3rdも楽しみにしてよう!